出張旅行記その105 | Cafe & Bar ສະບາຍດີ

Cafe & Bar ສະບາຍດີ

大阪の福島にあるCafe & Barです。
Jazzとアジア料理で、あなたを快適空間へといざないます。

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2023年2月19日(日)

 

【1月22日】

 

控えめに言って最低のホテルでの部屋移動騒動がありながら,このホテルを完全に否定できない店主。

 

あの愛くるしい猫と喜怒哀楽の顕な可愛らしいおばあちゃんのためです。

 

 

 

彼女たちの存在が,このホテルにダメ出しを出すことをかろうじて防いでいます。アマアマ評価や。

 

 

気持ちを切り替えてSax演奏に向かいます。

 

 

昨日の公園に行くと,ヨガらしき集団がより近いところですでに始めていました。仕方なく,出入り口に近いところで今日は演奏します。

 

演奏にも少し余裕が出てきました。2歳くらいのお子さんがこちらに興味津々だったのでHappy birthday to youを吹いたり,ドラえもんの人形を持つ子どもにはドラえもんのイントロを吹いたり。

 

ちなみにドラえもんのイントロは,運指練習になるほど,意外と難しいです。Sax playerの荒川マナ氏が提唱した #ドラえもんチャレンジ を今も続けています。

 

久しぶりにユーミンの曲にも手を出しました。映画の主題歌にもなった曲たちを吹きます。周りの人たちはどうせ知らないでしょうから,多少間違っても全然問題ありません。キーから外れなければ,こんな曲だと思ってくれることでしょう。

 

しばらく吹いていて,気になる人が視界の左側にいました。長い間ずっと左のベンチに腰掛けて聴いてくれているんです。多分,聴いてくれています。

 

お正月に一人で公園にいるなんて,ベトナム人ではないと判断できます。店主の友達のベトナム人は,店主が一人でいるなら,彼女の実家へ遊びに行くように勧めてくれたほどですから。お正月に一人でいるなんて,寂しいよ。公園内でも一人で歩くベトナム人は見ません。

 

Are you a Vietnamese?

 

それでも,念のためにベトナム人ですか?と訊いてみます。

 

I’m a Japanese. 

 

な...なんだってー!!

 

あ。ここは,少年マガジン史上傑作マンガの一つ,MMR調でお願いします。

 

彼女が日本人だということは,ですよ?

 

あれだけ間違いまくったユーミンもエヴァンゲリヲンも,空も飛べるはずも,全部バレていたということです。

 

時間を遡って,やり直したい。

 

青年海外協力隊日本語教師隊員だというので,今晩の協力隊スリランカOVのTさんとの晩餐にお誘いしました。

 

弊店の常連さまにも時々訊かれます。Saxを持って行く必要あるの?

 

こういうことなんですよ。Saxがきっかけで生まれる縁があるんです。もしも店主がSaxを吹いていなければ,彼女がベンチに座って聴くこともなかったし,店主から話しかけることもなかったことでしょう。ただ,青年海外協力隊のつながりのある二人が,お互いそれに気づかずに,公園内ですれ違っていただけです。こうして生じたつながりには,お金に換算できない価値があります。

 

協力隊と聞き,あの曲を吹きます。青年海外協力隊の隊歌「若い力の歌」です。ちなみに店主,ずっと「若い力」だと誤って記憶していました。「若い力」は1947年に作られた国民体育大会の歌ですね。小学校の音楽の時間に歌ったのを覚えています。

 

「若い力の歌」は 1968年の第一回帰国隊員報告会にて発表されたとありますから,ほとんど全ての隊員が歌える,校歌のような存在です。

 

弊店に来ていただいているタイ隊員も,酔っ払った時によく口ずさんでおられれます。赤道直下 新天地〜♪

 

得意げに吹き終わってみると,ややポカンとした印象の彼女。コロナ禍で派遣前訓練の期間が大幅に削除され,「若い力の歌」を歌う機会もほとんどなかったといいます。

 

そりゃあ,こんなマイナーな曲,知るわけがありません。

 

残念です。早くコロナ禍が終わり,派遣前訓練に十分な時間を取ることができるようになることを祈ります。校歌もそうですが,世代を超えて一緒に歌える歌って,すごく貴重なんですよ。心の距離がグッと縮まります。

 

しばらく話していると,ベトナム人の若いお兄ちゃんが話しかけてきました。

 

要約すると,次のようなことを言っています。

 

僕たち,いろいろな人たちと交流をすることで学びを深めているんだ。週末にはパーティーもやって,多くの人たちが集まるんだよ。美味しい料理も出てくるんだけど,無料なんだよ。どうだい,僕たちの集まりに参加してみないか。

 

と,渡してくれたパンフレットは,やたらと豪華でした。

 

これはおそらく宗教ですね。

 

だいたい無料の料理なんて,それ自体が怪しいです。学生の頃の店主なら釣られていたかも知れませんが。

 

残念だけど自分は仏教徒なので参加できないと,先にはっきり断っておきます。

 

するとお兄ちゃん,店主にはどうぞSaxを吹いていていくれ,と促します。用無し認定されました。

 

隣の協力隊員といろいろ話していました。ちょっと面倒なことになりそうなら助け船を出そうかと思っていましたが,適当なところで彼女も話を切り上げます。さすがは協力隊員。強いです。

 

隊員は一度ホテルへ戻りましたが,店主の課題曲はまだまだ残っていたので,続行します。

 

お兄ちゃんは鞄を残したまましばらく姿を消しましたが,また帰ってきました。そして,近くにいたヨガらしき集団の元へ行きます。あ,あの団体の仲間だったんですね。

 

電動3輪車で爆走する子どもたち,ベンチでぼーっとする者,ヨガらしきことをする者,勧誘する者,Saxを吹く者。公園内にはいろんな人が出没します。

 

暗くなってきたので一度ホテルに戻り,晩餐会に行く準備をします。

 

 

 


 

【お知らせ】

海外出張から帰ってきちゃいました。現在、通常営業しています。

 

皆さまのお越しを,心よりお待ちしております。

 

【営業時間】
Tue-Sat 14:00-23:00
Sun 8:00-14:00

Mon Closed
 
『身体のセルフケア』
2023年3月11日(土) 
16:30~18:30
 
上福島コミュニティーセンター
 
お一人さま /¥3,500  
中学生以下/¥2,500
 
持ち物
テニスボール4個 (百均のテニスボールは破裂する恐れがあるので危険です)
テニスボールを入れる袋(足首ぐらいの丈の靴下片方やペットボトル入れが便利です)
袋を縛るゴム(髪留めのゴムなど)
 
動きやすい服装を用意してください。会場で着替え可
 
COVID-19対策として、マスクの着用をお願いします。手指消毒用のアルコールを用意し、イベント中は換気を行います。また、人数に制限をかけさせていただきますので、定員に達し次第締め切らせていただきます。お早目のお申し込みをお願いします。
 
ご質問やお申し込みは、メッセージまたはお電話ください。
 
Cafe & Bar ສະບາຍດີ(サバイディー)
☎06-6136-7474
 
皆さまのお越しをお待ちしております。

 
弊店は,DAIKINさんのベンティエール(全熱交換高機能換気システム)も設置しています。
 
 
#大阪 #福島区 #東南アジア料理
 
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大阪府大阪市福島区鷺洲2-10-26
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