2023年1月29日(日)
【お知らせ】
海外出張から帰ってきちゃいました。現在、通常営業しています。
ご来店、心よりお待ちしております。
【1月18日】
バスを降り、群がるタクシーの勧誘を断り、バスのお兄ちゃんが紹介してくれたホテルへ向かいます。
その途中にブタの丸焼き屋を見つけました。昔ラオスで、ベトナム人のおじさんが市場で子豚の丸焼きを売っていたのを食べたのですが、柔らかくてめちゃくちゃ美味しいんですよ。ビールにぴったりです。後で買いに来よう。
Google Mapsさまのお導きのおかげで、ホテルはすぐに見つかりました。
今晩、空いている部屋はありますか?
おばちゃん、なんだか渋い顔をします。
ヤバい。
この手の表情が出た後に出てくる答えは、たいがい期待に反するものです。
おばちゃん、何か言うてます。
それってつまり、今日はもう満室ってこと?
そうだ、とおばちゃん力強くうなずきます。一瞬ためらってから答えられると、おばちゃん、店主の姿を見て値踏んでいないですよね?店主の勝手な被害妄想ですよね?そうであってほしい。
しかたないので、また重い荷物を背負って転がして、Google Mapsさまがお示しになった次のホテルへ向かいます。
3分ほど歩いた頃でしょうか。お示しになったホテルまでのちょうど半分くらいの距離です。角に明るめの緑色のホテルを見つけました。
CÂY TÙNG HOTEL
入り口にいるおじちゃんが、ホテルを探しているのかい?うちにおいでよ、と気さくに声をかけてきます。とりあえず部屋を見せてもらいました。
できて間もないのでしょう、とてもきれいなホテルです。一泊1,300円ほどでこの広さ、清潔さなら、めちゃくちゃ安いです。
即決で2泊することにしました。
2泊なら、今晩と明日はとりあえずゆっくりできます。その後サパへ移動するか、それともここディエンビエンフーに滞在するか。Tết(テト; ベトナム正月)で店やバスが休みになることとあわせて考えていきたいと思います。
ほっとしたところで晩ご飯を食べに行きます。フロントのおじちゃんにđi ăn cơm(ディーアンクゥーム; ご飯を食べに行くね)と告げると、ホテルの隣10mほどの食堂へ連れて行ってくれました。店のおばちゃんと仲良しみたいです。
ホテルとグルになって安食堂でそれなりの値段を取る商売かという考えも一瞬頭をよぎりましたが、ディエンビエンフーがそれほど有名な観光地でない小さな町であることと、ホテルの宿泊客を店主以外にまだ見ていないことを考えると、そういった悪徳商法が広がっている可能性は低そうです。
鶏肉や牛肉や野菜がご飯の上に載ったてんこ盛りご飯プレートを注文したかったのですが、メニューにはないようです。ご飯、鶏肉という言葉を拾って注文したところ、出てきたのは炒飯でした。
店主、炒飯にはうるさいんですよ。昔、西双版納(シーサンパンナ; สิบสองปันนาシップソンパンナ12,000の田の意から・中国タイ族自治州)の朝市の露店で食べた炒飯のレベルが高すぎて、あれを超える炒飯になかなかお目にかかっておりません。あ、うちの炒飯もそれにかなり迫っていると自負しております。(手前味噌で申し訳ありません)
正直に言いますね、こちらの炒飯、もっと火力を強くして料理した方がもっと美味しくなると思います。
おばちゃんがフレンドリーだったので、また別の料理を食べに来ようと思います。
まだ少しガッツリとしたものがほしかったので、先に見つけていた豚の丸焼き屋へ行きます。
いくら?とおじさんに聞いたら、1kg300,000ドンだよといいます。
いやいや、1㎏も食べられないから。じゃあ、100,000ドンで。だいたい600円くらいですか。それでも一人で食べるにはちょっと多すぎ。
ホテルの人にも分けようかなと思い、ついでにフロントでお箸を借りたところ、部屋で食べなと言われ、そのまますべて持ち帰り。明日の朝食の具にしようと思います。
豚肉、つけダレに漬けていただきました。子豚ほどの柔らかさはありませんでしたが、美味。ビールがあってもよかったけど、身体は欲していなかったので、パスします。
それにしても、24時間前はお腹の不調を訴えていた人の食事とは思えませんね。
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