2023年1月19日(木)
【1月13日】
ホテルへピックアップに来てくれたタクシードライバーは,店主の大きなカバン2つを見て,びっくりしていました。タクシーはセダンタイプ。今日は店主の他に4人の客が乗ると言います。他の客の荷物を乗せることができるか心配なようです。
必然的に体の小さな店主は後部座席へ。次のホテルで西洋人男女の4人が乗り込んできました。後部座席になんとか4人並び,出発。体をさらに小さくして詰める店主に,大丈夫だよ,と声をかけるお兄ちゃん。気さくな4人組のようです。
店主が抱えているSaxケースを見て,それは何?と声をかけるお姉ちゃん。Saxだと知ると,ワォ!じゃあ,今日のバスの中では,あなたのSax演奏を聴けるわけね!と嬉しいことを言ってくれます。
プロじゃない,趣味だからとは言っておきましたが,4人の期待値が上がりすぎているのではないかと心配です。どうか,彼らの前で吹くチャンスが訪れませんように。40年前に生存していたという,陸サーファーのような気持ちの店主。沈黙は賢って,こういうことでしょうか。
バスターミナルに着き,店主の大きな荷物も屋根に上げてもらいます。万が一を考えて,リュックには防水シートも兼ねたパックをします。これは,空港に荷物を預ける際にベルトが邪魔にならないようにかけるカバーで,リュックに付属していた逸品です。3年前にあった,防水カバーをかけたのに天地反対向きに置かれて意味がなかったという事態を避けることができます。ある程度。
ノンキァゥのバスターミナルから歩いてホテルを探すのも面倒だったので,とりあえずの宿を一泊,ネットで押さえます。バスに乗りながらそれができるというのが,本当に便利です。ネット環境バンザイ!
途中休憩でタイのオロナミンC,いや,リポビタンD的存在のM-150を発見。ここラオスでも,多くの人におじさまたちに愛されています。長いバス旅や体調を崩した時によくお世話になりました。今回もゲット!
水は,ビアラオ会社の出す飲料水です。安心のブランド。5,000キープは,もしかすると18年前と値段が変わっていないかも。あれ?当時は3,000キープだったかな?(自信ない)
ルアンパバーンを離れる道中で鉄橋を見ます。これは,ウドムサイに続く路線ですね。やがてはルアンナムター,そして中国へとつながる予定です。
メコン川が肥沃な濁流であるのに対し,特に北部の小さな川は青い川が多いです。南部に住んでいた店主からすると,珍しい光景に思えます。そびえ立つ山々も南部には少ないので,これまた珍しく思います。
途中,巨大なダムを見ました。ラオスには,現在たくさんのダムが建設され,水力発電を行っていると聞きます。電力を売るという巨大な市場を生み出す一方で,環境の激変は免れず,その影響はいかなるものか。心配は尽きません。もちろん,自然環境に関する問題は,ラオスだけでなく日本も,世界中のどこの国においても重大な問題となっています。
可愛らしい犬の親子を見かけました。ラオスでは犬も猫も基本放し飼いです。お金持ちがペットとして飼う場合に首輪をつけることがありますが,ほとんどが自由です。その代わり,狂犬病の心配も高く,さすがの店主もできる限り犬には近づかないようにしています。
マイクロバスはエアコンが利いていませんが,気温は涼しいし,窓を開けていればすこぶる快適です。しかし,舗装道路の状態が悪いと,前の車が巻き上げた砂埃が入ってきます。
おまけに,日差しの強いこと!半袖だと腕が痛い!日本から持ってきた夏用の袖カバーだけでは防御しきれなかったので,ジャンパーを前後反対向きに着て袖を守ります。帽子をかぶっていたのですが,日差しの向きが変わると帽子のつばだけでは防ぎきれず,ついに前布を取り付けます。
イメージは,風の谷のナウシカのユパさまです。隣の西洋人のお姉ちゃんも,Nice!と笑ってくれました。このような細かな努力の継続が,老化を防ぐんですよ。いや,これホント。
途中うたた寝をしたり、記事を書いたり。4時間もするとバスは目的地ノンキァゥに着きました。あまり苦労した感じはしません。
ついに新天地に着きました。
Sun 8:00-14:00
Mon Closed
年明けの営業は、2023年1月28日(土)19時~を予定しております。
また、Erica先生のサウジアラビア出張からの帰国に合わせ、『身体のセルフケア』も開催を予定しております。
2023年2月4日(土)、3月11日(土) 16:30~18:30(予定)