新刊「からだにおいしい発酵生活」が明日6月21日発売になります。
Amazon「からだにおいしい発酵生活」宝島社

明日なんだなぁと、もっと先のような感覚なのですが、明日なのですね。

今回は発酵生活になった経緯と、気軽にできるレシピを掲載しています。


企画を頂いた時に、塩糀や甘酒をと言われ、え?塩糀はレシピもたくさんあるし、甘酒もみんな知ってような…と思ったのですが、ふと、家から見た景色に多くの人たちが住んでいるけど、まだ発酵のことを知らない方も多くいらっしゃるのかなと思いました。


そして味噌や米糀作りは年に数回作るものですが、毎日少しづつ作るもの、あると便利な発酵があり、発酵仲間たちは普通に作られているので、私も当たり前のように思っていましたが、よく考えたら、その普通になるまでに、一つずつ、習得して来たように思います。

一度作れるようになると、朝出かける前に仕込むとか、夕飯を作りながら作ることもしています。
本当に慣れてくると、夕飯を作りながら味噌も仕込むという荒技も。

味噌まではしなくても、ザワークラウトくらいはキャベツを刻んで塩で揉むだけなので、サラダを作る感覚(^^)
水キムチもお米のとぎ汁を用いて作るので、お米を洗ったらそれで仕込んだりします。

たくさん作ろうと思うと時間も取られるし、気も乗らないので、少量作りなら無理なく続けられるかも(^^)


今回、沖縄・奄美大島で神事にも使われるお米の乳酸飲料のミキを掲載しました。
菌を促進させるのは糖分で、お砂糖を大さじ1〜2を入れたりしますが、レシピに掲載するのを忘れましたm(_ _)m(←早速のミス)

奄美大島のミキを伝える田町まさよさんのレシピはお砂糖を入れないので、入れなくてもできます(いい訳ですかね?!)


そして今回、その乳酸菌のミキから、糀を使って酵母を起こし、天然酵母パンに展開しました。

本の制作中にどうしても完成させたく、今回、パンの講師でもある守澤香恵さんにご協力いただいてレシピを作っていただきました。


一度に多くを語れないので、今日はこんなパンですという紹介を(^^)

ミキから酵母おこしをしてイーストのようなスターターの元種を作ります。
元種を作るまでに3回ほど繋ぎますが、一度完成すれば、ずっと維持することができます。

香恵さんの元種は、毎回繋いだもので7年ものを使っていました。

パン作りの分量も、手ごねでもできる量、気負いなく作れる少量にして、粉200gにしています。
プチパン6〜8個分です。

4個で作ってみたらプチパンではなく、アンパンみたいな大きさでした(^^;;

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ミキ酵母と呼んでいますが、麹を使っていまして、麹の力を感じます。

生地作りに粉と水を入れて捏ねますが、水分を100%ヨーグルトにしてもフンワリしたパンが作れます。

豆乳ヨーグルトを100%、水の代わりにしても作れました。
豆乳ヨーグルトを使うとどうしても生地が重くなりがちで難しいと思ってきたのですが、麹の力でそれを可能にしたと思います。

香恵さんのブログで豆乳ヨーグルトパンの誕生秘話がありますので、どうぞご覧くださいませ(^^)



自然のリズムと調和する〜発酵ライフ〜/香恵







みなさまに幸せがたくさん訪れますように*・゜゚・*:. .。.:*・゜゚・*