愛知城巡り漫遊初日。
最後に訪れたのは、清洲城。
織田信長の天下統一への出発点となった城です。
<旅の行程>
1日目:小牧山→犬山→清洲
2日目:名古屋→西尾→岡崎→浜松
JRや新幹線で名古屋を通過して西へ向かう時に車窓から眺めて、いつか行きたいと思っていた清洲城。
この度、念願が叶いました。
最寄りの清洲駅からは徒歩20分程掛かる為、行きはタクシーで。
*清洲も清須も併用されているそうです
◆清洲城◆
清洲の名の通り、五条川沿いに位置しています。
かつて、交通の要所で、尾張国の中心としても栄えた地、清洲。
門をくぐれば、そびえる模擬天守。
模擬天守
応永12年(1405)、斯波義重により築城され、後に織田家の居城となります。
織田信長の入城は弘治元年(1555)のこと。
そして、永禄6年(1563)、清洲から小牧山に移り、美濃国を手中に収めていきます。
*入城料¥400
この模擬天守は平成元年(1989)に再建されたもので、資料館になっています。
岐阜城にある"若き日の織田信長像"のミニレプリカがお出迎え。
作者は長崎平和祈念像でも知られる北村西望。
模擬天守入口には、"北斗の拳"の作者・原哲夫による織田信長の肖像画も飾られていました。
(ほぼケンシロウなのは言うまでもないw)
2F〜3Fでは、城や城下町、織田信長の軌跡を辿った展示やシアターを楽しめます。
*撮影禁止
最上階の4Fには、"出陣の舞"と題された黄金像や鯱鉾が展示されています。
天正10年(1582)の本能寺の変で織田信長が散った後、清洲会議がここ清洲城で行われ、羽柴秀吉が一気に台頭する事となります。
これを機に柴田勝家との対立が深まり、天正11年(1583)の賤ヶ岳の戦いに繋がっていきました。
そして、羽柴秀吉が豊臣政権を樹立して天下統一を遂げたのは、その3年後。
天守からの眺望。
左にはJRと東海道新幹線の線路。
かつての城下の賑わいを想像して…
激動の歴史の舞台となった清洲城でしたが、慶長18年(1613)、徳川家康により首府機能が名古屋城へ移され、廃城となりました。
三英傑の可愛らしい人形。
模擬天守の正面に広がる枯山水庭園。
左の建物は休憩所兼イベントスペースの清洲城芸能文化館。
大手橋
城を後にして、橋を渡ります。
橋の先に清洲公園があります。
この公園が本来の城址でした。
織田信長公像
その傍には、信長公像を見つめる濃姫像。
織田信長という、歴史を変えた英雄の軌跡を辿った1日の〆でした。
本能寺の変の真相に想いを馳せて…
美濃路清洲宿本陣跡
この個人宅の門は清洲宿の唯一の遺構。
初日の宿は名古屋駅近のスーパーホテルPremierだったので、夜は名古屋飯を食べに。
泣く子も黙る?台湾ラーメンの人気店へ。
味仙 JR名古屋駅店
台湾ラーメン
超辛いけど、旨味も深くて美味。
ビールも進みます。
けど、激熱で猫舌泣かせ…
次回、名古屋城から始まる2日目です。
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