岡山漫遊最終話。

 

旅の〆は名城で。

 

吹屋から路線バスで備中高梁駅に戻り、そこからタクシーで備中松山城へ向かいます。

 

個人的に好きな城三本指に入る名城。

 

<旅の行程>

1日目:岡山→津山

2日目:津山→備前一宮・吉備津→倉敷

3日目:倉吉→備中高梁→吹屋

4日目:吹屋→備中高梁

 

タクシーで山の中腹にあるふいご峠まで行き、そこから山頂へ向かいます。

 

◆備中松山城◆

(国指定史跡・日本100名城)

 

霧に包まれ幻想的な石段を登ること20分程。

 

 

徐々に石垣が見えてきて城らしい雰囲気に。

 

そして、木々の間から突然現れる巨大な砦。

 

 

大手門跡の石垣群です。

 

標高400mを超える山の中にこれほどの石垣を築くとは…

 

 

圧倒的な迫力に興奮冷め止まず。

 

三の平櫓東土塀

(国指定重要文化財)

 

石垣と土塀の様式美。

 

 

本丸手前から振り返ると、天空の風景。

 

 

薄い霧の向こうに城が見えてきます。

 

 

標高430mの山頂に鎮座する山城。

 

仁治元年(1240)、この地を治めていた秋庭氏が城を築き、戦国時代は三村氏や小早川氏の居城となり、備中松山藩の所領となった後も度々城主が変わってきました。

 

*入城料¥500

 

城門を抜けて天守へ。

 

天守

(国指定重要文化財)

 

現存12天守のひとつで、唯一の山城。

 

 

現在の天守は天和元年(1681)に当時の城主・水谷氏の築城と言われていますが、元々、慶長5年(1600)に小堀遠州とその父が築城したものを水谷氏が改修したとも伝わります。

 

 

現存天守らしい急勾配な木造の階段。

 

 

階段が狭く曲がっているのは、敵の侵入を妨げる工夫。

 

 

水谷氏時代、奥の"御社壇"に宝剣や天照皇大神、水谷氏の守護神・羽黒大権現が祀られていました。

 

天守から望む櫓と城門。

 

 

石垣沿いに城の裏手に回ります。

 

 

二重櫓

(国指定重要文化財)

 

櫓へ続く荒々しい石垣。

 

ところで、

 

ここ備中松山城には猫城主の"さんじゅーろー"が客人を迎えてくれます。

 

4年前に城に住み着くようになった猫です。

 

 

ただ、この時はずっとおきばりタイム。

 

さすが城主、お供が傘をさしてくれますw

 

帰りは舗装道を使って、ふいご峠に戻り、タクシーを呼んで駅へ。

 

時刻は16時過ぎ。

 

旅の終わりの寂しさを感じつつ、空港へ。

 

空港で津山名物を頂いて漫遊の〆。

 

ホルモンうどん

 

次回は津山現地で食べたい。

 

8年振りの岡山県。

 

津山以外は8年前と同じルートで、倉敷では宿もリピート。

 

自分の中で素晴らしいカタチで岡山の思い出を上書きする事が出来た4日間でした。

 

以上、

 

3泊4日新春岡山漫遊のお終い。

 

 

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