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第28回宮古島トライアスロン挑戦記Ⅲ

第28回宮古島トライアスロン挑戦記Ⅰ


第28回宮古島トライアスロン挑戦記Ⅱ


4月15日大会当日


朝3時半に起床。

まだ短パンにTシャツというラフな格好で朝食をとる。

ロングの大会なので逆にあまり意識はしなかったが、やはり基本的に炭水化物を多めにとった。

ここの朝食で小さなお餅が出るのでそれを補給食用に4つもらった。


一旦部屋に戻りトライウェアに着替えて5時にスイムフィニッシュ・バイクフィニッシュ・ランフィニッシュの3つのトランジションバッグにそれぞれのグッズを入れ、バイクにセットする補給食、ボトル2本を持って真っ暗な中ヘッドライトの明かりを頼りにスタート地点へ向かう。


トランジションエリアの光景
まんたのとらぶろ♪

スイムフィニッシュエリアに白いスイムフィニッシュバッグをセットし、左腕にナンバリングをしてもらう。

次に赤色のバイクフィニッシュバッグを預け、Hさんと健闘を誓い合いゴールでの再会を約束する。


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トランジションエリアに入りバイクにボトル2本、お餅×4、ベスパハイパー×2、パワージェル×4、パワーバー×1、ピットインリキッド×1、あと名前は忘れたが塩分補給とカロリー摂取ができるジェルなどをセットする。

全部で2000kcal弱といったところだろうか。

去年はバイクパートでハンガーノックを起こしてしまった。

今年は何としてでも避けたかったのでこれでもちょっと足りない気がした。

なのでスイムフィニッシュのバッグにパワージェルを2つだけ忍ばせておいた。

この時小雨がちらついていた。

天気予報では朝から曇りで15時頃から雨になるはずだった。


まんたのとらぶろ♪


スタート時間が近付いていた。

ウェットを腰まで履いてサンダルを緑色のランフィニッシュのバッグに突っ込む。


ランフィニッシュバッグを預け、アンクルバンドを受け取り左足に装着する。

そのままスイムスタートエリアに向かった。

一度スイムスタートエリアにチェックインするともう戻ることはできない。

もう始まっているのだ。


チェックインエリアからスタート地点までは実は結構距離がある。

自分はスイムが苦手なので大外からのスタートになるのでなおさらだ。

去年は砂が冷たくて足が痛くなるほどだったが今年は冷たくない。

気温が高いのだろう。

事実、当日の予想最高気温は29度となっていた。

かなり厳しいレースになる。


完泳1時間以上のエリアに立って周りを見回すと、同じくらいの泳力のはずなのにどうもみんな速そうに見えてしまう。

生まれつき肩が弱いのでどうしてもネガティブになってしまう。

それでもプレッシャーや緊張は感じなかった。

どういうわけか今までスタート前にそういう類のものを感じることができないのだ。

ゆるゆるでやってるからかな。


そんな中ついにカウントダウンが始まった。


今年のスイム練は以下の通り。

1月  3km

2月 7.4km

3月  9km

4月 1.8km

まぁ肩が悪いせいもあるので仕方ないところもあるが、こんな練習量でもスイム3kmを泳げてしまうのだからウェットの威力はすばらしい。


プワァーン。

さぁ、ついに宮古島トライアスロンの幕開けだ!


怒号とともに1500人近いトライアスリートが海の中に飛び込んでいった。



水は冷たくなかった。

普通なら冷たいのかもしれないが、レースであれば問題ない。

遠浅なので泳ぎ始めるタイミングが難しい。

前の人が泳ぎ始めなければこちらも泳ぐことはできない。


腰近くまで入った時にようやく泳ぎ始めることができた。

これだけの人数の一斉スタートだ。

当然バトルはしょっちゅう起こる。

最初のほうでいきなり顔面を蹴られてしまった。

ゴーグルが若干ずれたが浸水してくることはない。

よかった、止まらずに行けそうだ。


最初のコーナーまでは600m。

バトルを繰り返しながら何とかたどり着く。

一度自分の上を人が泳いで行った。

トライアスロンをやらない人は想像するのは難しいだろうが実際に上を通っていくのだ。

でもそんなことも想定内。

特に問題ないし、驚きもしない。


まんたのとらぶろ♪

コーナーを曲がると今度は岸と水平に1100m泳いでいく。

だんだんとバトルも減っていき泳ぎやすくなってきた。
そのうちに全くなくなり気持ちいいなー、水もきれいで海底がよく見える。

水深はどのくらいなんだろう?

そんなことを考えていたら肩を叩かれた。

せっかく気持ちよく泳いでいたのになんだよ。


「コースアウトしてます!戻ってください!」


なんとライフセーバーの方だった。

はっ、とライフセーバーの方が指を差しているほうを見るとコースから50m位離れてしまっていた。

しまった、気持ちよく泳ぎすぎてヘッドアップするのを忘れていた。

合計で100m程のコースロスはスイムが苦手な自分にとってはかなりの痛手。

でも仕方がない。

すべて自己責任だ。

コースに戻るまで全力で泳ぐ。

戻るまでがとてつもなく早く感じた。

こんなペースで泳ぎ続けることができればいいのにな。


1700mの折り返し地点を迎えた。

こういうコーナーでは絶対に人と接触する。

ゴーグルを蹴られないように気をつけながらターンした。

去年はこの辺りで手がかなり冷えていた。

今年は全くないので水温も高かったのだろう。

後で知ったことだが、去年は21度、今年は23.6度だった。


この辺りではもう人もまばらでバトルになることはほとんどない。

軽い接触はあったがすぐに離れられる程度だ。


海底の様子を見ながら体の調子を確認、肩に痛みは出ていないし体も冷えていない。

このまま行ければスムーズにバイクパートに移ることができそうだ。


海底がだんだんと浅くなってきてフィニッシュエリアが近づいてきてることを教えてくれる。

しかしここは向かい潮の方向。

思っているより進むペースは遅いようだ。

それでも海底を見ていると確実に進んでいる。

慌てずに必ず来るゴールを目指してひたすら泳ぎ続けた。


クロールの手が海底の砂をつかんだ。

スイムがフィニッシュを迎えた瞬間だった。

走ってトランジションエリアに向かっているとなんと前をHさんが走っていた。

Hさん?!

と声をかけ同タイムでスイムフィニッシュを迎えた。

自分にとっては普通だが、Hさんにしてはかなり苦戦したようだ。


ところで去年もOさんと一緒のスイムフィニッシュだった。

自分は誰かを引っ張ってきてしまうのだろうか?

速い人には申し訳ない気持ちでいっぱいだ。


走りながらウェットを腰まで下ろし、シャワーのところで脱ぎ、担いで走ってトランジションエリアに向かう。

自分のラックからバッグを取り、セームタオルで体を拭き、靴下を履き、アンクルバンドを靴下の上に巻きなおした。

特に意味はないのだが日焼けした時に左右で焼け方が変わってしまうのでそれの対策だった。


バイクシューズを履き、ヘルメットをかぶり、サングラスをかけバイクラックに向かう。

その間にトイレで用を足したのは言うまでもない。


スイムフィニッシュ 1:05:31 890位


~続く


第28回宮古島トライアスロン挑戦記Ⅱ

第28回宮古島トライアスロン挑戦記Ⅰ


4月14日 大会前日

この日は8時に朝食をとり、9時半ごろにバイクの調整を兼ねた試走に行くことにした。

朝食の時に横を見たら昨年の覇者である河原選手が朝食をとっていた。


自分はゆっくり走ってバイクにおかしいところはないかを確認するだけでよかった。

帰りがけにお土産を買いたいのでスーパーに寄ることができればそれでよかった。

Hさんは違っていた。

刺激が欲しかったようだ。

行きの道中では追い風も相まって60km/hを超えるペースで走られた。

ついて行くのに必死だった。

帰りがけスーパーに寄ったが、お土産の箱が大きすぎてバッグに入らなかったので、箱を捨てて中身だけ持って帰った。

その帰り道、気が付くとHさんが速い。

なんとなく漕いでいると20~30m離される。

追いかけてみるとやはり50km/hを超えている。

ふー、疲れちまったぜ。

恐ろしい人だ。

明日はこんな勢いで155kmを走りきってしまうんだろう。

ちょっとだけ嫉妬した。


途中にある花飾りの前で3人で記念撮影。

まんたのとらぶろ♪



その後、来間大橋の付け根にある「蜃気楼」で野菜そば。

これは去年と全く一緒だった。

美味しくて量もあって500円は安い。


食事後は来間大橋を渡ってから帰ることにした。

嫌な予感はした。

行きでは60km/h近いペースでかっ飛ばされた。

ちょっとついて行けなかった。

帰りでは向かい風の中40km/h超えのペースで走られた。

ちょっとだけついて行ったがあまりにも疲れて明日に影響が出てしまいそうなので、途中から40km/h程度まで落とした。

橋を渡り終えたところでようやくスローダウンしたので追いつくことができた。

刺激強すぎ。

東急リゾート前のブースでCO2ボンベを探したが売り切れていた。

トランジションエリアのブースでも同じだった。

仕方なくkotonbiさんに借りることにした。

ありがとうございます、助かりました。


一旦宿に戻り、ちょっと休憩してからバイクの預託に向かう。


トランジションエリア。

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右端に写っているのが昨年の覇者、河原さんだ。

狙って撮ったわけではなくたまたまいただけ。

とても気さくな人で話しかけてもにこやかに応じてくれるし、写真や握手にも応じていた。



この日の夕食。

明日が大一番なのでたくさん食べておく必要がある。

バイキング形式なので好きなものを好きなだけ食べられる。

かなりお腹がいっぱいになった。


3人で談笑していたら河原さんが話しかけてきてくれた。

「明日はお互いに頑張りましょう!」

「連覇目指して頑張ってください!」

と言う何気ない会話ではあったが、河原さんの人徳がうかがえる行動です。

でも「連覇目指して」なんてプレッシャーをかけてしまっただろうか?

ちょっとだけ心配だった。


明日の朝食は4時に、という話をして各部屋に戻った。

シャワーを浴びて、睡眠障害用の薬を普段の2倍飲んでおいた。

まれに効かない時があるのでそれを防ぐためだ。

万全の状態で眠るだけだった。


ただ一つ誤算があった。

食べ過ぎた。

胃が重くてとてもじゃないけど眠れない。

気づくと24時を回っていた。

明日に影響が出るかもしれない。

失敗した。

いろいろ考えているうちに眠りについた。


~続く

第28回宮古島トライアスロン挑戦記Ⅰ

※かなりの長文になります。



4月12日
いつもと変わらない朝だった。
ひとつだけ違うのは翌日に宮古島へ出発すること。
仕事上のミスは絶対に許されない。
もちろん普段からのことではある。
それでも今日だけは帰宅が遅れるわけにはいかなかった。

無事に仕事を終え、帰り道も慎重な運転を心掛ける。
自宅にたどり着き、ラジェーターのサブタンクの漏れが確認された車を工場に向け走らせる。
自分の足にはランシューが装備されている。
車を預け、ジーパンにポロシャツ、それにターサーというなんとも不思議な出で立ちで2.5kmの道のりを走って帰った。
キロ5位だっただろうか。
これがこちらで行う最後のトレーニングだ。

バイクの梱包状態、レース用品を確認。
よし、抜かりはなさそうだ。
旅行用品は万が一忘れても買えばいいだけなので問題ない。
あとは当日の朝にしか用意できないものだけにしておいた。




4月13日
出発当日の朝を迎えた。
仕事に行くよりも早い朝だ。
羽田空港まではリムジンバスを利用した。
バイクもあるので電車での移動は困難を極めるからだ。

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運賃は1000円。
時間も電車の半分くらいなのに200円の差もないから非常にお得だ。

30分程で羽田空港に降り立つ。
バイクを預け、出発の1時間以上も前に手荷物検査場を抜け、搭乗口で出発時刻を待つことにした。
その時、前方に設置されているテレビモニターからニュース速報の音が流れてきた。
北朝鮮の「衛星」発射を確認、と言うものだった。
これが一番心配だった。
もし大会当日に発射されたら?
大会側では「競技を中断するが選手の静止は強制しない」という曖昧なものだった。
でもこれは正しいのかもしれない。
実際バイクの時に止まったら逆に危険な気もする。
答えはわからない。
とにかく一番の心配事が無くなったことは大きい。
ひとまず安心して飛行機に乗り込んだ。


先日に機内で読むために文庫本「ビブリア古書堂の事件手帖」を購入していた。
特にこれがと見たかったというわけではないが、レジ前のおすすめ本コーナーみたいなことろに並んでいたので買っただけだ。
2巻まで出ていて両方とも購入したが、どうせそんなに読まないだろうと1冊しか持ってこなかった。
ところが意外とサクサク読めてしまって那覇に着いた時には半分以上進んでいた。

乗り継ぎは1時間弱だったので特に待つこともなく宮古行の便に乗り換えた。
宮古島が見えてきた。
さぁ、決戦の舞台だ。
この時「ビブリア古書堂の事件手帖」は8割以上読み終わっていた。


宮古空港に降り立ち、体育館行きのバスに乗り込もうとしたとき後ろから声を掛けられる。
去年も一緒だったHさんだ。
1年ぶりの再会。
Hさんもバイクは手持ちだった。
バスに荷物を積み込み、バイクだけは客室でお願いします。
と言うことで上に運び、最後部まで行ったところで「このバスは○○さんの貸切になってます」と言われた。
もっと早めに言ってくれ。


そういえば那覇で宮古行の便が遅れたため、体育館行きのバスの発車時刻は過ぎていた。
仕方ないので2人で体育館までタクシーで行くことにした。
トランクに自分のバイクとスーツケースとHさんのバッグ、後部座席にHさんとバイク、前に自分とバッグとかなりギリギリだったけど何とか積むことができた。
これで体育館まで970円。2人で割って500円だ。

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受付会場は去年見た光景と全く一緒だった。

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この2階で受付をして下でワイドーパーティーを開催する。
受付を済ませて配布されたものを調べる。
トランジションバッグ3枚、ステッカー各種、スイムキャップなどレース必需品ともう一つ楽しみなものがあった。

ストロングマンを応援しよう、という地元小学生の手書きのメッセージだ。

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なぜか今年は2枚入っていた。
1枚返却しようかと思ったが、返却したところでおそらく誰の手にも渡ることはないだろうと思い、自分でありがたく頂戴することにした。

2人分頑張ればいい。
簡単なことだ。


今年は先にFINISHゲートの写真を撮っておいた。

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当日はここに向かって200.195kmを走り抜くんだ。
一通りのブースを回ってちょっと買い物をし、去年もお世話になったホテル「マリンロッジ・マレア」に向かうことにした。
今度はきちんと行先も確認して乗り込む。
この宿行きのバスはないため東急リゾートで降りて歩いてマリンロッジ・マレアに向かう。

東急リゾートからマリンロッジ・マレアに向かう途中にあるガジュマル。
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自分はバイク、スーツケース、バッグの3つ。
Hさんはバッグとバイクだけだったが自分のと違ってキャスターがついていない。
つまり担いでいかなければならない。
到着した時にはかなり疲れていたようだ

チェックインを済ませ、バイク保管ルームからkotonbiさんに電話する。
電話には出なかったが察したのかバイクルームに来てくれた。
こちらも1年ぶりの再会だ。

バイクを組み立て終わると体育館に向かうバスの発車時刻が迫っていた。
慌てて着替えて、3人でバスの発車場所である東急リゾートへ向かった。
砂浜沿いの裏道を使って行ったので楽々間に合った。


競技説明会、役員のあいさつなど小一時間ほどの長話を聞かされる。
ぶっちゃけ迷惑だ。
目の間のテーブルにはご馳走が並んでいる。
壁際にはいろんな食べ物が置いてある。
お預け状態で1時間は去年の免疫がなかったら耐えられなかっただろう。
何せこっちは東京を出発する前の朝5時くらいに食べたっきりなのだ。

まぁ、そんなことも考えたり仲間と話したりしてその時を待っていた。
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毎年の目玉のケーキももちろんあった。
まんたのとらぶろ♪
このケーキはかんぱーいの「か」でなくなると聞いたことがある。
そんな争いに参加したくないのできれいな状態の写真を1枚。
お預けのごちそう。
まんたのとらぶろ♪

アフター。
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これで4月13日金曜日の選手受付、競技説明会、ワードーパーティーが終わり長い1日が終わった。


~続く

宮古島トライアスロン結果

第28回宮古島トライアスロン結果


スイム  1:05:31   スイム順位 890位

バイク  5:12:33   バイク順位 384位  通過順位436位

ラン    4:36:11    ラン順位 329位

トータル 10:54:15   総合順位 342位


という結果でした。

 

6時間ほどかかると思っていたバイクパートでまさかの454人抜き。

ランでは完全につぶれたものの、94人抜き。

スイムが遅いとかなり捲れますね。


明日以降時間のある時に詳細をゆっくりと書いて行こうと思います。


皆さんたくさんの応援、そしてお祝いのコメントありがとうございました。


今月のトレーニング合計
ラン    103
.58km
バイク   354.17km
スイム     4.80km

ストロングマン

2012年も強人化達成!

みんなありがとう!
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