東御市中曽根親王塚古墳・王墳古墳 | 古墳んぽ~古墳と野の草を観察しながら散歩

古墳んぽ~古墳と野の草を観察しながら散歩

古墳と野の草を観察しながらお散歩
古事記・万葉集
古代史
薬草ガーデン
アニマルコミュニケーション

 

長野県東御市にある中曽根親王塚古墳へ。

 

ガーデンプラザWATABEの敷地内にあるので、ごあいさつして入らせていただきました。

 

 

 

 

 

 

中曽根親王塚古墳

 
縦55m・横53m・高さ12mの方墳


 

 

 

県下最大の方墳で、「東日本で1・2を争う大きさ」だそうです。1位は龍角寺岩屋古墳ですよね~。

 


 

 

 

 


内部主体は未発掘ですが、地中レーダー探査により墳頂部に竪穴式石室があることが確認されています。


墳丘の北稜付近には、古墳の裾から中腹まで河原石が見られる部分があり、葺石の一部と考えられます。

 

正式な発掘調査が行われていないのではっきりしませんが、築造当時は全面に葺石が施されていたと考えられます。

 

 


幅12~20mの周湟

 

 

現在、植木を仮植している場所と芝生地の一帯が周湟とほぼ一致)

 

埴輪片も多数発見されており、それらは、5世紀前半のものと考えられています。
 

 

 

 

 

古墳の周りには植木がたくさんありました。気に入ったものがあって、買うか迷ったんですよね~(笑)

 

 

 

 



 

こ、これは!? 葺石じゃないですよねー(笑)

 

 

 

 

 

 

次は、王墳古墳へ。


 

 

 

 

王墳古墳 

直径約13m・高さ約1.5mの円墳

 



 

 

 

墳頂部に石室の天井石が6個露出しています。

 



 

 

 

 

 

埋葬施設は南西に入口をもつ横穴式石室

現状で長さ約7m・幅約1.8m・高さ約1m、

玄室と羨道部の境界がはっきりしない「とっくり型」


古墳時代後期(6~7世紀)

 

 

 

 

 

 

 

この日は曇りのち雨。雨が降りだす前になるべくたくさんの古墳を見るべく、1つの古墳の滞在時間は短めにしました。