掘る女~縄文人の落とし物~
見てきました
音楽やイラストレーションのせいかなあ、ひたすら楽し気。
発掘されたものは「落し物」として警察に届けられられるとか、
掘っても掘っても水が出てくる発掘現場とか、
何も出てこないこともある(けれど、”出てこない”ということもまた重要)とか、
汗拭きタオルが何枚あっても足りないとか、
発掘終了後は道路になったとか、
就職は専攻した時代とは違う時代を扱う職場とか、
観ていて、以前私が見聞き読んだ時に感じた負の感情が全く出てこない。出演者がひたすら楽し気で、発掘の楽しさが伝わってくる。
来年の加曽利貝塚発掘の作業員に応募してみようかな~、と思わせてくれる映画でしたよ。
上演後は、監督と千葉市埋蔵文化財調査センターの西野所長のトーク。
監督
踏んじゃいけない所を踏んだりして怒られたりしたので、撮影禁止にされないように気をつけた
上下関係がすごい
1時間撮影してても、絵面らに変化なし。中根八幡遺跡の掘っている伊沢さんにイガグリが落ちてきたのは、ヤラセではない
岩手県の作業員さんたちに好きな食べ物のアンケートをとったら、ウニかホヤが上位に。縄文人と変わらない(ウニが大量に出土・ホヤの土製品が出土した遺跡もある。寒い地方に縄文が多いのは保存できるから。関東は新鮮なまま食べられる。西野所長談)
西野所長の「加曽利でも撮って!」に大賛成です
最後は、監督・所長と全員で記念撮影!?
手ぬぐいとパンフレットを購入
サインもいただきました