とある高校球児の苦い人生。~甘くてほろ苦い恋愛と共に~ -2ページ目

第①④話  『感謝の気持ち』




―その言葉は、うれしくて、あたたかくて、ありがたくて、一字一句忘れないよ―





でも、A子は今付き合うことを求めなかった。





今の不安がなくなって、私と付き合いたいっていう気持ちがでてくるまで待つんだって(@_@;)





何ていい子なんだろう。





本当に、本当に、ありがとう。





こんな俺を好きになってくれてありがとう。






俺は、A子がいたからこそ、野球に集中できるようになった。




不安も減って、いつもよりも笑顔が多くなったんだ。





A子とはたまにしゃべるくらい。A子はいつも気に掛けてくれていたが、
そんな気持ちもうれしかった。




だから、俺は頑張れた。





そんなこんなで夏の大会まで1週間を切る。





そんな時A子は、おまもりをくれたんだ。




自分で作ったおまもりと、



自分で編んだミサンガと、





少し遠い神社で買ってきたおまもり。





A子は心配の言葉を表には全く出さない子だったが、








本当に心配してくれているんだね。








その神社、けっこうここから遠いよ?








わざわざ買いにいってくれたんだね。







ありがとう。


あなたがいなかったら、僕はこんなにすがすがしく、こんなにあたたかい気持ちにはなれなかっただろう。




ありがとう。







そんな感じで、俺はそのおまもりを全てつけたんだ。

ミサンガは足に、作ったおまもりは首からぶらさげて、買ってきたおまもりは大事にカバンに。








その日家に帰ると、またタイミングよく、
携帯からオレンジ色の光が放たれていたんだ。

第①③話  『不安の爆発』




A子は、何も言わず、優しく俺を抱き締めた。




まぁ俺より20㌢くらい身長が低いから抱きついたという感じだが。





何も言わず、何も聞かず、5分、10分と俺を抱き締めた。






俺から、話を切り出すのを待っててくれたんだ。





だから、俺は全てぶつけた。




俺が、強がりの俺が、人に頼らない俺が、





この子ならぶつけていいと思えたから。





だから、




全部の不安をぶつけたよ。
野球の話から元彼女の話まで。





でも、
その話を聞くことで、今俺がA子と付き合う気が無いこともばれてしまう。





それでも、A子は最後まで話聞いてくれたんだ。





自分がこんな情けない姿を人に見せるとは思わなかったよ。





でも、A子は「何もかっこわるいことなんてないでo(^-^)o」って言ってくれる。





その言葉がすっごくありがたかったんだ。




とても、心に染みた。




そして最後に、A子はこう言ったんだ。




「後もう少し、本当に野球に集中したらいいと思います。けど、もし不安がまた出てきてどうしようも無くなったら、私を頼って下さい。私に何でも話してください。私は、〇〇さんのそんな姿見ても、かっこわるいとか思ったりしません。だってかっこいいですもん(笑)だから逆にうれしいですよ。それくらい心を許してくれた証拠ですよね?
…








だから、私はあなたを支えます。いや、少しでも支えさしてください。
…












だって、私は〇〇さんが好きだから。」

第①②話  『1人のつらさ』




彼女のことを受けとめる余裕は俺にはなかった。





彼女のことが好きだという気持ちはあった。




ただ、








自分を支えられなくなってしまうから。




だから、俺はあえて軽く流した。
「もぉそれは無理やろぉ~(笑)」的な。




まぁ完全に強がりですが(;^_^A




でも、最後には今は野球があるから、野球に集中したい。と、ちゃんと言いましたよ!




まぁ~話はつきました。
納得してなかったみたいやけど(´Д`)





でも、言ったからには、野球頑張らないとな!





でも、やっぱり心のどこかでは不安がいっぱいだったんだ。





肩の怪我の不安。




痛み止めの後遺症の不安。




1人で保ち続けられるのかという不安。





他にも不安がいっぱいあったんだ。




元彼女に、告白されたその日にA子から、「話しましょ?」とのメールが来たんだ。




行かないつもりだったけど…





気付いたら、A子の家の前にいた。




1人になるのが寂しかったんだ。





「どしたん?何かあったんですか?」





僕の顔、表情を見て、異常さをすぐさま察知したのだろう。




そぉ言われた瞬間、










僕の目から涙がこぼれた。