世界一長い川で舟に乗ろう
旅行に行ったら、やっぱり舟は外せない。
海でも、湖でも、川でも、なんでも、
水面があれば舟に乗りたくなるのが私。
なんたってエジプトには、
ナイル川という世界一長い川があるんだもの、
舟に乗らないわけにはいかない。
出発前から、U子ちゃんに「フネ~、フネ~」と言っていた。
そんな舟好きの私の欲求を満たしたのが、
アスワン名物のファルーカ。
この日は何しろ2時半起きで
カイロ→アブシンベル→アスワンと移動しまくり。
お昼ごはんを食べ終えた時点で
既に12時間活動しているというハードスケジュール。
もう、遺跡とかいいから、
午後はゆっくりファルーカに乗って風に吹かれようという計画だった。
しかし…
タクシーでさえ値段交渉の必要な、この国。
小さな帆船、ファルーカをチャーターするのに交渉不要なわけがない。
ネギしょったカモだと思われている観光客が、営業されないわけがない。
ナイル川沿いを歩くなり、営業の嵐にみまわれた。
エジプト料理のいろいろ
エジプト入りから5食目にして、ようやくエジプト料理を食す。
待ちに待ったエジプト料理だったが、
残念ながら、それほどまでに美味しいものではなかった。
とんでもなくマズイというわけではないけれど、
うんめぇぇぇっ!ということもない。
そして、飽きる。
だいたい、『エジプト料理』ってなんなのさ?
といえば、
肉・トマト・豆・米・麦
塩・塩・塩・香辛料
煮る・焼く・揚げる
という感じ。
単調で、味が濃くて、脂っこくて、量が多い。
和食とは正反対の料理である。
…と、ここまではだいたい予想はしていた。
しかしながら、予想に反することに、
高い!!
そりゃあもちろん、指差しで買うテイクアウトのコシャリとかなら
100~200円くらいで食べられたのかもしれないけど、
暑いんだもの。
涼しいところに座ってゆっくり食べたい。
すると、とたんに高い。
メニューを見れば、英語のページとアラビア語のページ。
英語のページはすごく高いセットメニュー。
アラビア語のページはどうやら単品もあるっぽいが、
店員は私たちにそんなのを頼ませる気は毛頭ない。
ランチなのに、酒もなしで、1人2000円以上って、
日本でもそうそう食べないよ。
その上、驚くことには、
そういう店が、『地球の歩き方』に、
庶民的
なレストランとして出ている。
おーーい…観光客にも庶民はいるんだ。
手加減してよ。
アスワン
ダルウィーシュ(Drweesh)
『地球の歩き方』的には、【庶民的】。
私たちが行った中では、確かに一番庶民的な雰囲気。
メインを1品選ぶと、
セットでスープ、ライス、パン、サラダ、煮豆がついてくる。
私はグリルチキンを選んだが、ちとパサパサ。
たしか18LEくらいだったかな。
アスワン
マスリー(El Masry)
『地球の歩き方』にも、
「このあたりの中では少し高級な雰囲気」
とあったが、確かに。
しかしそれなら、【庶民的】に分類するなと言いたい。
でも、それより何より衝撃的だったのが、
隣の席でマラカスのごとく塩を振るエジプト人たち。
ただでさえ私たちには塩辛かったのに、
シャッシャッシャッシャッシャッシャッシャッ…。
暑くて汗ダラダラだから、塩分必要なのね。
二人でセットを1つずつと、
ハイビスカスティー、水を頼んで、90LE。
ルクソール
アブー・ハーガル(Abu Hagar)
ここも【庶民的】なんだよ・・・。
でも、ひとり100LEなんだよ・・・。
オススメしてくれたタクシーのニイチャン曰く、
「日本人も、アメリカ人も、ヨーロッパ人も、
いろんな国の観光客が来る有名なレストランなんだ。」
それってつまり、観光レストランってことじゃん。
【庶民的】じゃないだろ、それ。
でも、味は一番おいしかったかな。
特に、壷焼き(写真左)はおいしかった。
これは、オススメ。
モロヘイヤスープ(写真中央)は、激塩辛。
カイロ(ハンハリーリ)
ダハーン(El Dahan)
もう、セットメニューの
同じ味とものすごい量と、けっこうな値段に
うんざり気味だったので、単品でチキンフライを注文。
それでも量は多かったが、
パンにはさむと美味しかった。
値段は、チキンフライ×2と強制的に出てきた
1.5リットルの水1本で、49LE。
でも、なんでここだけ【中級】なんだろう?
【プチ役立つ情報】
・U子ちゃん曰く、サービス料をとってるレストランでも、
トイレにバクシーシを要求する人が待ち構えていたりするようです。
やる必要なし!と思ったら、自信を持って無視しましょう。
・ちなみに、マクドナルドは【中級】です。
マルハバホテル(MARHABA HOTEL)@アスワン
そんなこんなで、慌しくチェックインしたマルハバホテルだが、
なかなか良いホテルだった。
何が良いって、部屋にあるテラスからの眺めがサイコー!!
バッチリナイル川ビューの部屋で、
アスワンのセレブな雰囲気を満喫♪
昼間は、真っ青なナイル川
夕暮れ時には、赤く染まり…
朝焼けもまた美しい・・・。
部屋自体がすごくステキだったわけではないし、
シャワーがタンク式だったからお湯を節約しないといけなかったし、
朝ごはんのビュッフェが恐ろしく品薄だったりもしたけれど、
もう眺めだけで、かなり満足。
クレオパトラホテルは、マルハバホテルほど川に近くないから、
こんなに眺めは良くなかったかもしれない。
いや、そうに違いない。
そういうことにしておこう。
むしろ、そういうことにさせてください。







