本日はカレント1月号に掲載されました
◇現代社会と青年◇
での室舘による記事をご紹介いたします。
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若者が親に良い影響を与えている
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ある女子大生の話です。
お母さんが勤めている会社で、
社員研修の変更を検討していたそうです。
お母さんは、娘がキャリアコンサルティングに通って
リーダーシップを学んでいることを思い出しました。
娘に案を聞いてみると、
キャリアコンサルティングの勧めで読んでいる
月刊誌『致知』を取り出します。
「これは人間学を学べる月刊誌で、
経営者の間でも有名な雑誌だよ」と勧めました。
お母さんが読んでみたところ素晴らしい本だと感じ、
社長に提案をしました。
すると社長の琴線にも触れたようで、
お母さんの会社では、
その本を使って研修を進めることになりそうだ。
という話です。
私に報告をしてくれた女子大生は、
本当に嬉しそうな顔をしていました。
お母さんを通して、
会社に影響を与えられて本当に嬉しかったようです。
次に紹介する話は、男子学生の話。
息子が、弊社のリーダーシップ教育を
受けていることを知っていたお父さんが、
何の気無しに部屋に入ってきました。
机の上に置いてあった、
拙著『夢を見て 夢を叶えて 夢になる』(致知出版社)
に興味を持って「ちょっと借りるよ」
と言って出ていきました。
読んでみると面白かったらしく、
「この人の本は他に無いのか」と言うので、
学生は『まずは上司を勝たせなさい』(講談社)を貸しました。
お父さんは、数日経って息子に感想を言います。
「本当に良かった。面白かった。
俺もこのままではいかんと思っていたところだ」
そして衝撃の一言。
「俺は起業をするぞ!」
お父さんは今、起業の準備を進めているそうです。
学生は驚きながら私にこう言いました。
「この本は若者向けだと思っていたのに、
五十代の大人の心にも火をつけるなんて本当に驚きました」
彼らにとって、
自分の影響で物事が動いていくのは嬉しいことです。
ましてや、自分の親に対しても影響を与えられたということは、
より特別なことでしょう。
現代社会を生きる若者は皆、
この様な素晴らしい可能性と
社会貢献力を持っています。
今後の若者達の活躍がますます楽しみになっています。
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【人づくりのキャリア】
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