本日はカレント10月号に掲載されました
◇現代社会と青年◇
での室舘による記事をご紹介いたします。
---------------------------------------
ミス・ワールド・ジャパン2020
ファイナリストと接して感じたこと
---------------------------------------
昨年に引き続き、
今年もミス・ワールド・ジャパン2020
のファイナリスト、三十名ほどに対して、
二時間の「日本の基礎講座」の
講義をおこないました。
ミス・ワールドは
世界三大ミスコンテストの中で最も歴史が古く、
参加国は最多を誇っています。
「目的のある美」をコンセプトに、
美に集まる力を活かしてどのように
社会貢献していくかを目的に、
SDGsなどに取り組んでいます。
国際人として、
世界に出て国際交流をしていく上で大切なことは、
英語が話せることと同じくらい、
自国について話ができることだと考えています。
自国のことを語れない国の代表は、
世界では一笑に付されて終わりでしょう。
ファイナリストの皆さんには、
日本代表として恥をかかないレベルの日本の基礎教養を、
「日本の課題」「日本の特徴・強み」
という形で伝えました。
日本の課題は、今後の食料問題、エネルギー問題、
安全保障、水道事業問題などです。
日本の強みや特徴の話においては、
皇室、伊勢神宮、浮世絵やマンガの話、
工業製品や技術、台湾統治の話などを伝えました。
皆さん、大変集中して聞いてくれました。
事前に、ミス・ワールド・ジャパン事務局の
森川氏から面白い情報を伺いました。
この講義を数日前から皆さん本当に
楽しみにしていたそうです。
しかし、日本の基礎教養の講義など、
硬いイメージがあり、
一見退屈そうに見えるのに、
不思議だなと思っていました。
実は今年はコロナ禍で、
ほとんどのイベントやセミナーが
中止かオンラインになってしまい、
ファイナリスト同士も顔を合わせる機会が
なかったそうです。
全体で集まることができたのは、
ファイナリストお披露目の
記者会見以来とのこと。
世の中の団体は、リスクを考えて、
やむを得ずイベントを中止する
ケースが多いと思います。
今回、我々は徹底した感染予防対策の上で、
リスクをとってでも開催をしたため、
ミス・ワールド・ジャパン事務局や
ファイナリストの皆さんからも
直接感謝の言葉を頂きました。
何事もリスクを恐れて、
ゼロリスクを追求したら、外出すらできません。
その意味では、コロナ禍では通常以上の
決断力がリーダーには求められます。
日本を背負って立つ若者には、
明るい未来を実現するためにも、
コロナ禍におけるリスクヘッジと
リスクテイクを学んでほしいと思います。
---------------------------------------
日本再生を目指す カレント
---------------------------------------
【人づくりのキャリア】
株式会社キャリアコンサルティング
代表取締役社長 室舘勲のブログ
---------------------------------------
あわせて読みたい
▶【カレント4月号】青森の実家はエネルギー・ベストミックス!?
---------------------------------------