本日はカレント12月号に掲載されました
◇現代社会と青年◇
での室舘による記事をご紹介いたします。
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着物で靖国神社に参拝する大学生
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十二月で十七周年を迎えた株式会社キャリアコンサルティング。
弊社でリーダーシップを学んでいる学生や社会人を連れて、
毎年、靖国神社に初詣に出かけます。
今年の初詣では八百人で写真を撮影し、
昇殿参拝をおこないました。
新年早々、
これだけの人数が集まることは中々ありませんから、
初めて参加した大学二年生の女性メンバーさんは、
その人数に圧倒されました。
周りを見渡すと、
先輩の女子大生たちがきれいなお着物を着て参加しています。
「初詣でお着物って、キレイだな、おしゃれだな」。
そう思ったそうです。
しかし彼女は、先輩が着物を着ている理由を聞いて驚きます。
先輩はこう言いました。
「私が着物を着ているのは、初詣という理由もあります。
でも一番の理由は違うんですよ。
それは『御霊鎮め(みたましずめ)』と言って、
靖国神社に祀られている二百四十六万六千余柱の
ご英霊のために着物を着て、参拝に来たのです。
過去、多くの兵隊さんが日本を護るために戦ってくれました。
そして、実に多くの兵隊さんが亡くなられました。
年齢は、十代や二十代前半の方も多いそうです。
そういった若い兵隊さんの中には、
残念ながら女性を知らずして、
この世を旅立たれた方も多いと聞きます。
そこで、私たちがきれいに着飾り、
ご英霊に見ていただきたいと思って、
お着物で参加しているのです。
『少しでもご英霊が安らかに休まれますように』
という『御霊鎮め』の想いを持って着物を着ているのです」
先輩の言葉に、彼女は感動します。
「ファッションやおしゃれは、自分のためにするもの。
身だしなみは人のためにするもの」
という価値観に、
新たに深い考え方が追加された瞬間でした。
先輩、かっこいいな、素敵だなと思い、
次回は自分もお着物で靖国神社に参拝に行こうと決めたそうです。
勇気あるご英霊の方々が、
日本を護るために戦ってくれた大東亜戦争から七十五年。
ご遺族も高齢になり、
どう受け継がれるのかと心配する声も聞きます。
しかし、令和を生きる大学生たちにも、
こうして小さなタスキが確実に受け継がれています。
弊社が続けている靖国神社参拝。
多方面から様々な声もありますが、
日本人として大切なこととして、
今後も靖国神社参拝を続けていきたいと思っています。
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【人づくりのキャリア】
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