198回目の韓旅
10月の韓旅(10/17~22)レポ
こちらの記事↓のつづきです
10/19 10月の韓旅⑦江華島からバスで1時間 失郷民の島 喬桐島へ②絶品のアミ入りカルビタン
ソウルに戻り、京畿道在住ブロガー駐在おやじさんと
takaboneさんに
お声がけさせていただき、楽しい宴を始めました。
1軒目は、私のリクエストで鍾路3街駅傍にある北朝鮮料理専門店の
陵羅(ヌンナ)パプサンへ。
こちらの2階にあります。
(少なくとも)3年連続ブルーリボンの1リボンを獲得していますね。
私たちが入店した後、次から次へと来客があり、
大変な人気店であることがわかりました。
いろんな賞を獲得しているようで、賞状が展示されていました。
実はこちらのお店は、脱北者たちが集まり営業しています。
「自由を求めて韓国に渡ってきたものの、できる仕事には限りがありました。
この店で韓国の国民に北朝鮮の美味しい料理を提供することで、
朝鮮民族最大の宿題である南北統一に寄与していきたい」
そんな強い思いがつづられています。
本場の北朝鮮の味を楽しむことができるお店なんです。
メニューには、これまで大邱にある北朝鮮料理専門店 大同江(テドンガン)
で食べたことがある料理もあれば、初めて見る料理もありました。
王様のために開発されたという御腹錚盤(オボッチェンバン)は、
大邱のコウンコムタンでもいただけますよ。
黄海南道 海州の海州(ヘジュ)ビビンパッもあります。
これは次回食べてみたい!
そんな北朝鮮料理の中で、この日に注文したのが開城ムチム。
ムチム(무찜)とは直訳すると大根の蒸し料理ですが、
メニューの説明には「牛肉・豚肉・鶏肉と大根の煮付け」とあります。
八田靖史さんの「韓国行ったらこれ食べよう!」でも紹介されています。
7月に大邱でお目にかかって以来、3か月ぶりの再会を祝して、
まずはCassでかんぱーい!
何軒かハシゴするつもり満々のため、3人であっても大(47,000ウォン)ではなく
中(26,000ウォン)を頼みたいところ・・・
文句を言われるかと思いましたが、意外にもあっさりとOKでした。
しばし煮込むようにとの指示があり、どんなお味なのか想像を膨らましつつ、
ビールを飲みながらお鍋が煮えるのを待ちます。
ナツメの赤色、長ネギの緑色、卵の白と黄色、人参のオレンジ色と
見た目もきれいですね。
いよいよ実食。
スープを一口飲んでビックリ
見た目はさっぱりとしたスープに見えますが、
実は「これでもか!!!」っていうほどにんにくの味と香りが強いんです。
にんにくが1片単位でそのまま鍋に入れられていることが判明。
御腹錚盤(オボッチェンバン)と同じように牛骨でとった、さっぱりとしつつも深みのあるスープを
想像していただけに、そのギャップにビックリしました。
これなら、ビールより焼酎が合いますね。
なかなか口にする機会が少ない北朝鮮のお味を楽しむことができて
よかったです。
陵羅(ヌンナ)パプサン(능라밥상)
住所 ソウル特別市鍾路区楽園洞197-1(서울특별시 종로구 낙원동 197-1)
道路名住所 ソウル特別市鍾路区敦化門路5キル42(서울특별시 종로구 돈화문로5길 42)
電話番号 02-747-9907
営業時間 11:30~22:00
名節(旧正月・秋夕)の連休休業
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