198回目の韓旅
10月の韓旅(10/17~22)レポ
こちらの記事↓のつづきです
10/19 10月の韓旅⑦江華島からバスで1時間 失郷民の島 喬桐島へ①全国初の郷校と喬桐邑城
大龍市場(テリョンシジャン)に到着。
川の対岸にある北朝鮮まで約2kmの民間統制区域ですが、
2014年に江華島と喬桐島を結ぶ喬桐大橋が開通して以来、
まるで1960年代のような光景を求めて、
特に週末には大勢の観光客が訪れるホットスポットとなっています。
朝鮮戦争の時に北朝鮮の延白郡(ヨンペッグン)から一時的に避難してきたものの、
南北分断により北に帰ることができず。
故郷への思いを馳せながら、北まで約2kmのこの町に住んでいらっしゃいます。
避難民たちがやってくる前までは2軒の家があっただけだそうですが、
避難民たちにより形成された市場は、長さがわずか400mと小規模なもの。
島の特産品を販売する店。
中にあんこが入ったつきたてのきな粉餅を販売していた
おねーさんの笑顔が素敵です。
井戸が湧いていた時代の生活を再現した人形。
喬桐島(キョドンド)にはツバメが多く、こんなお菓子も販売されています。
北から南へ渡り、新しい住処を作ってそこに住むツバメ。
失郷者たちはツバメに自分たちを重ねて見ているのでしょうか。
こちら↓は、大龍市場からバス通りを挟んだ向かいにある喬洞チェビチッ(ツバメの家)。
観光案内所を兼ねたコミュニティセンターです。
お腹が空いたので、喬桐グルメを楽しむことに。
豊年食堂(プンニョンシクタン)
日曜日の13時頃でしたが、めっちゃ混んでいました。
江華島特産のサッパの刺身丼(밴댕이회덮밥) やサッパの和え物(밴댕이무침)が
メニューにありますが、
お目当ては、この島の特産であるアミの塩辛を使ったスープで豚の骨付きカルビを煮込んだ
チョッグッカルビ(젓국길비 1人前10,000ウォン)
注文は2人前~です。
江華島は良質のお米の産地なので、炊き立てのご飯がツヤツヤで食欲をそそります。
3年前に忠清南道の瑞山(ソサン)で食べたクロソイの塩辛鍋(우럭젓국)の美味しさが忘れられず、
きっとこのお鍋も美味しいに違いないと期待していました。
美味しかったクロソイの塩辛鍋の過去記事→ ★
サジャンニムが、「既に味は浸けてありますが、お好みで使ってくださいね」と
持ってきてくださったアミの塩辛。
なんてきれいな色なんでしょう。変な生臭さなど全くなく、これだけ食べても美味しんです。
深いコクがあるスープで煮込まれた豚カルビは、骨からほろっと取れました。
予想通りむっちゃ美味しい!
豚のエキスに野菜の甘みも加わったスープは、エンドレスで飲めちゃうほど。
このお鍋を食べるためだけにでも、ソウルから3時間かけて喬桐島へ行く価値があります!
豊年食堂(풍년식당 プンニョンシクタン)
住所 仁川広域市江華郡喬桐面大龍里458-17(천광역시 강화군 교동면 대룡리 458-17)
道路名住所 仁川広域市江華郡喬桐面喬桐南路13(인천광역시 강화군 교동면 교동남로 13)
電話番号 032-932-4629
営業時間 12:00~20:00(その日の状況で前後します)
不定休
江華旅客自動車ターミナルから18番バス乗車し、大龍市場バス停下車すぐ(40分)
食後、帰りのバスの時間まで再び大龍市場を散策。
レトロ感満載の美容室。
昔の家屋をリノベーションしたおしゃれカフェもありましたよ。
週末は観光客が多いようなので、
次回は平日に訪れてゆっくり見学してみたいです。
市場の前から18番バスに乗り、
喬桐大橋を渡って、江華島本当へ戻ります。
江華旅客自動車ターミナルからソウルへ戻るバスは、2階建ての3000Aでした。
豚インフルエンザの拡散予防のため、江華大橋のたもとでは
車両に消毒液を散布していました。
車高が高いからか、3000Aでソウル市内まで戻るとかなり時間がかかりそうなので、
金浦市内で地下鉄に乗り換えて戻りました。
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<備忘録>
8時頃 新村駅傍から3000番バス乗車→ 10:10 江華旅客自動車ターミナル着
10:30発18番バス乗車→ 11:15 喬洞島 華蓋寺入口着
喬洞郷校・華蓋寺→喬洞邑城見学
12:15 大龍市場へ向けて徒歩移動→ 12:45大龍市場着
市場見学・昼食
14:30 大龍市場バス停から18番バス乗車→15:10 江華旅客自動車ターミナル着
15:20発 3000Aバス→金浦都市鉄道→A'rex等乗り継いでソウルへ戻る
11:10~