198回目の韓旅
10月の韓旅(10/17~22)レポ
こちらの記事↓のつづきです
10/18&19 10月の渡韓⑤乙支路3街の路地裏食堂でひとりサムギョプサル&トッペギチッで朝食
新村駅傍のバス停から3000番バスに乗り、前日に引き続き江華島(カンファド)へ向かいました。
10時過ぎに江華旅客自動車ターミナルに到着。
ここから18番バスで喬桐島(キョドンド)へ向かいました。
江華島の西側に位置する面積46.89㎢、人口3千人ほどの喬桐島は、
朝鮮戦争当時、川を挟んで2kmの対岸にある北朝鮮 延白郡(ヨンペクグン)から
避難してきた人々が暮らしている島です。
昨年3月にNHKで放送された「ニュースな街に住んでみた!」で草彅剛君が訪ねた映像を
見て以来気になっていました。
NHK公式HP→ ★
船がなくては渡ることができないことから、高麗中期から朝鮮王朝末期までは幽閉地だった島で、
燕山君(ヨンサングン)や光海君(クァンヘグン)などが幽閉されこの世を去ったという歴史もあります。
2014年に江華島と喬洞島を結ぶ喬桐大橋が開通。
民間統制区域なので、検問所を通過するで際にパスポートの提示を
求められるのかと思っていましたが、バスのドライバーさんが
敬礼(忠誠!)しただけで通行できました。
江華島から約40分、島の中心部である大龍市場(テリョンシジャン)を通り、
黄金の稲穂を眺めながら、更に10分ほど進み
華蓋寺(ファゲサ)入口のバス停で下車。
ここから北上すると道が二股に分かれますが、まずは左方向へ。
朝鮮王朝時代に政治に携わっていた方たちの墓誌を横目に
喬桐郷校(キョドンヒャンギョ)へ。
郷校とは、孔子の位牌を祀り祭祀を行うとともに、
儒学の学び舎として高麗時代から朝鮮王朝時代にかけて全国に建てられた国立教育機関。
その中でも喬桐郷校は、1127年に国内で初めて建てられたもの。
学び舎である明倫堂(ミョンニュンダン)。
そして、その奥に孔子をはじめ18名の位牌を祀った大成殿(テソンジョン)があります。
朝鮮に儒教を伝えた安珦(アニャン)が、1286年に元から持ち帰り奉安した
孔子の肖像画も祀られているそうです。
大成殿からは海を見下ろすことができました。
喬桐郷校(교동향교)
住所 仁川広域市江華郡喬桐面邑内里148-0(인천광역시 강화군 교동면 읍내리 148-0)
道路名住所 仁川広域市江華郡喬桐南路229-49(인천광역시 강화군 교동남로 229-49)
江華旅客自動車ターミナルから18番バス乗車、華蓋寺入口下車(50分)、徒歩10分
バス時刻表→ ★
先程の分岐路を左に進み坂道を上って、
華蓋山の南斜面にある華蓋寺(ファゲサ)へ。
大韓仏教曹渓宗直轄教区の本社である曹渓寺(チョゲサ)の末寺で、
高麗時代に創建されています。
高麗三陰の一人である牧隱 李穡(イセッ)が、
一時期この寺に滞在しながら読書を好んだそうです。
ここからも美しい海を見下ろせます。
滝汗をかきながら登ってきた甲斐がありました(苦笑)
華蓋寺(화개사)
住所 仁川広域市江華郡喬桐面邑内里489-1(인천광역시 강화군 교동면 읍내리 489-1)
道路名住所 仁川広域市江華郡喬桐南路229-9(인천광역시 강화군 교동남로 229-9)
江華旅客自動車ターミナルから18番バス乗車、華蓋寺入口下車(50分)、徒歩20分
KONEST地図
そして、喬桐邑城(キョドンウプソン)へ。
1629年喬桐に京義水営を設置する際に作られた城郭で、
周囲430m、高さ6mの規模に東南北の3つの門が設置されました。
その後何度となく修復・再建されましたが、復元した南門だけが現存しています。
喬桐邑城(교동읍성)
住所 仁川広域市江華郡喬桐面邑内里577(인천광역시 강화군 교동면 읍내리 577)
大龍市場(テリョンシジャン)まで戻るバスが当分来ないので、
45分ほどかけてのんびり歩いて戻りました。
南山浦という港ではオキアミの塩辛を作ってるんですね。
コスモスの花も咲いていました。
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