8月の渡韓レポ(ソウル・寧越・堤川・大邱) こちら↓の記事のつづきです。
8/21 らくらくシティツアーバスで自然がいっぱい堤川(チェチョン)市内観光の前の腹ごしらえ
生憎の雨空ですが、取りあえず堤川(チェチョン)シティバスツアーにしゅっぱーつ。
堤川は、ソウルの南山(ナムサン)より20m高い山岳地帯。
車窓から見えたアパート群もかつては田んぼだった程、古くから稲作が盛んだったそうです。
堤川シティツアー
運行日 2015年は12月31日までの水金土日
料金 13,000ウォン(当日現金払い。遊覧船乗船料や拝観料を含む)
運行コース(8/21当日の実際の時刻を記載しました)
10:00 堤川駅前出発
10:20~10:50 義林池(ウィリムジ)見学
11:00~11:20 韓方ティーテラピーで韓方茶試飲
11:30~12:30 堤川奈吐(ナト)伝統市場にて自由昼食
12:55~13:05 錦月峰(クムォルボン)見学
13:30~15:00 忠州湖(チョンジュホ)遊覧船乗船
15:20~16:20 清風(チョンプン)文化財団地見学
16:40 駅前在来市場
希望者は堤川駅まで乗車できます。
義林池(ウィリムジ)
到着したら、雨が上がりってました。
堤川10景のうち第1景に選定されており、名勝第20号。
いつ作られたものかという明確な記録はないようですが、新羅 真興王の時代に農耕地に農業用水を供給する貯水池として堤防を築いたと言われており、現在までもその機能を保っている韓国最古の貯水池なのだそうです。
湖面に映った木々のシルエットが、なんとも美しい~!
奥に見えるあの山の湧水が流れ込んでいる・・・との説明を受けたような記憶が。
龍楸瀑布(ヨンチュポッポ)という小さな滝がありました。(写真だとどれだかよくわからないですね)
鏡湖楼(キョンホル)。
シティバスツアーの参加者は、ソウルから来た20代が多かったです。
土手に沿って樹齢200~300年松と柳が森を形成しているため、堤林(제림)と呼ばれています。
朝の散策にピッタリ!美味しい空気をお腹いっぱい吸い込みながら、森林浴を楽しむことができました。
義林池(의림지)
住所 堤川市茅山洞241(충북 제천시 모산동 241)
電話番号 043-651-7101
てっきりオシャレな湖畔のカフェにでも行くのかと思ったら、工場の一角にあるこちらのカフェスペースで。
温かい活力茶(疲れを取るお茶)と冷たいゴボウ茶を、高麗人参入りクッキーとともに試飲。
こちらでは、薬草を煎じるのではなくロースティングしているんですって。
堤川韓方ティーテラピー体験場(제천 한방티테라비 체험장)
住所 堤川市旺岩洞992(충북 제천시 왕암동 992)
道路名住所 堤川市バイオベリー1路56(충북 제천시 바이오밸리1로56)
電話番号 070-4849-1125
ホームページ http://www.teaterra.com
でもね、この市場にはどれも見当たらず(汗)
もう一つ、バスのキサニム(運ちゃん)は「赤いおでん食べてきなさいよ~」って言ってたけど。
←市外バスターミナル傍の店
これは売ってました。でも、写真撮っただけ~(笑)
あまり時間もないので、こちらの店で手作りマンドゥクッ(餃子スープ)を。
豆腐と豚肉にキムチを混ぜた餡がいいね。
手作りヤンニョムをチョロリと加えると、風味が変わって更に美味しかったです。
錦月峰(クムォルボン)
寧越(ヨンウォル)にあるセメント工場でセメント製造用粘土を採取していたところ、地中にあった奇岩怪石群が発見されました。
その形が北朝鮮の金剛山(クムガンサン)に似ていることから、「小さな金剛山」と呼ばれました。
その後堤川市で名称を公募して錦月峰(クムォルボン)と命名したそうです。
岩と岩の谷間から向こう側を見たら、向こう側には工場のような建物が。
何だかザンネン(苦笑)
錦月峰(금월봉)
住所 堤川市錦城麺月窟里山15-1(충북 제천시 금성면 월굴리 산15-1)
KONEST地図
忠州湖(チョンジュホ)遊覧船乗船
かなりの急勾配のスロープを降りて船着き場へ。
下船後急坂を上るときにはヘロヘロでした~(泣)
すっかり晴天になっていました。
ピボン山と錦繍山(クムスサン)を背景に、堤川(チェチョン)の清風(チョンプン)船着場⇔丹陽郡(タニャングン)の長淮(チャンフェ)船着場間の往復25km、1時間半かけて忠州湖(チュンジュホ)を周遊します。
新清風大橋(シンチョンプンデギョ)、玉筍大橋(オクスンデギョ)、玉筍峰(オクスンポン)、亀潭峰(クスンポン)・・・などを眺めながら周ったらしいんですが、どれがどれやら全くわからず(爆)
ちょうど1時間半で清風船着き場に戻ってきました。
オペラハウスのような白色の建物の手前では大噴水が高く水を吹きあげ、涼しげに見えましたよ。
忠州湖遊覧船(충주호유람선)
住所 堤川市清風面邑里51(충북 제천시 청풍면 읍리51)
電話番号 043-647-4566
運行時間 4~10月 9~17時
11~3月 10~16時
所要時間 大型船 往復1時間30分
料金 清風船着場⇔丹陽郡(タニャングン)長淮(チャンフェ)船着場往復(大型船) 14,000ウォン
清風(チョンプン)文化財団地
忠州ダムを建設するにあたり、ダムの下にあった村が貴重な文化財とともにダムの下に水没する危機に面しました。
忠清北道庁では1983年から3年間、水没地域の文化財を原形のままに、忠州湖を見下ろすことができる高台に移転・復元して団地を造成しました。
八詠楼の門をくぐりながら天井を見上げたら、虎ちゃんが睨みをきかせてました。
黄石里・挑花里・後山里・地谷里古家。
文化解説士の方の説明によれば、こちらの建物は、床が高すぎたり大門(正面の門扉)が外側に開くようになっていたりと、復元する時に時代考証を間違えている部分があるのだそうです。
コインドル(支石墓)までありましたよ。
忠州湖が見渡せます。
石造如来立像(宝物546号)。
3m以上ある石仏で、全体的な彫刻の様式から見て統一新羅末期(10世紀ごろ)の作品とみられてるそうです。
なんともいえない穏やかなお顔の仏様です。
敬虔な心と姿勢で仏様に三拝してから、足元にある願いの石を年の数だけ男性は右へ、女性は左へ回しながら、心の中でもう一度願いを唱えると、願いが成就するのはもちろん男子を授かるという言い伝えがあるんですって。
時間がなくて、お願いできなかったわ~(泣)
清風府の衛門として都護府節制衛門という標板を掲げている錦南楼(クムナムヌ)。
清風府の庁舎として利用された錦屏軒(クムピョンホン)。
向こうの山の東屋にも行ってみたかったけど、これまた時間がなくて残念。
ダムの下に沈まず、この地に復元されて本当に良かったですよね~。
清風(チョンプン)文化財団地(청풍문화재단지)
住所 堤川市清風面勿体里山6-20(충북 제천시 청풍면 물태리 산6-20)
電話番号 043-641-5532
営業時間 9~18時(11月~2月は~17時)
入場料 大人3千ウォン
自然に満ち溢れた堤川(チェチョン)の名所にわずか13,000ウォン(しかも遊覧船乗船料や拝観料込)で連れて行ってもらえ、大満足のツアーでした。
ソウルや大邱からの行き方はこちら↓の記事で。
8/21 プニュプニュのドカ盛りスンデ有名店@ケミ食堂in堤川からのバス故障事件の顛末
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