みなさん、こんにちは。
おまめです
さて、前回投稿したブログで
も、もしやコレって
ワタシのこと?!
と、思われた全国の津々浦々の親御さん(お母さま)の心の声を受け取りまして、
もう少し記事の主旨に説明(補足)が必要と感じました
前回のブログはコチラ(まだの方はこちらからご覧ください)
はじめにブログをご覧の皆さんにお話ししたいことは、これまでおまめのブログでも書かせていただいている通り、
今の中学受験は
家族で一丸
となって取り組むことが重要となります。
もちろん、このような中学受験の環境変化にも関わらず、たった一人で中学受験に取り組むお子さんもいらっしゃいますが、
それは非常に稀なケースだと思います。
よって、
今の中学受験においては
家族のサポートなしに中学受験に挑むのは
ほぼ負け戦をしようとしているようなものです。
(偏差値の高低に関わらず、それだけ今の中学受験は難化してきてるのです。)
そして、ここは絶対に抑えておいて欲しいのですが、
中学受験は誰がするのかというと親御さんではなく
お子さん本人
なのです。
(ちなみにお子さん本人がきちんと腹落ちして中学受験をやっている、という自覚があるか否かで、お子さんへのサポートがかかるか否かにも大きく影響します。)
ドラクエを例えに用いて家族のサポートの重要性を書いたブログはコチラ
…という前提を踏まえて、
いよいよ、
今日のブログで最も言いたいことに入るのですが、
中学受験では親御さんがお子さんのサポートはするものの、
お母さまにおかれましては
''世話焼きおかん''になってはいけない
ということです。
ここで改めて言葉の意味を説明すると、
サポートをするということは、
お子さんが中学受験という活動をしていく中で、お子さん自身が活動しやすいように支えることを意味します。他には応援することや支援するという意味もあります。
一方、世話焼きというのは、
(お母さん自身が)進んでお子さんの世話をすること。その他に必要以上に好んでお子さんの面倒をみたがることを意味します。
(よくよくご自身の胸に手をあてて考えた時に、お母さん自身の承認欲求や充足感等が満たされるためにお子さんに対してついつい進んでお世話をしがちである、と感じる場合は要注意ですヨ)
以上、言葉の意味の違いを踏まえたところで、さきほど
中学受験は誰がするのかというと親御さんではなく
お子さん本人
と書きました。
では、お子さん本人が中学受験で活動しやすいように親御さんがサポートする(支えたり、応援したり、支援すること)ということはどういうことなのでしょうか
イメージしやすいように、
中学受験を山登りと例えて説明をさせていただくと、
まず、山登りという中学受験の概念それ自体については親御さんからお子さんへの情報提供と説明が最初の起点となるご家庭がほとんどかと思います。
そこから、お子さん本人が実際に山登りをしてみたい(中学受験をする)という意思(何かをしたいという心持ち)または意志(ある物事を成し遂げようとする積極的な意欲)がスタート地点となります。
そして、親御さんの支えも加わりながら、最終的に登ってみたい山を(志望校選び)お子さん本人が選んでようやく登山がはじまります。
(何かを始めるときにある程度の到達目標をあらかじめ決めて行動する流れですね。)
お子さんが登山をしたいと決めた時から始まり、
実際に登ってみたい山の頂上を目指して登りきる迄の間、
親御さんは
あくまで伴走者の立場でサポート
をしていくことになります。
(親御さんがお子さんに色々してあげたくなる気持ちや、親御さんの山登りのペースをグッと抑えて、山登りに挑戦するお子さんがどうやったら自力で登り切れるか伴走者として最適な距離感をもって我慢強く耐えていく必要があります。)
時にはお子さんが転んだり、道に迷ったり、食べ物が尽きる、足が前にちっとも進まなくなるといったアクシデントが山頂に到着するまでに発生しますが、
伴走者としてサポートはするものの、
お子さん自身に最後まで自力で山を登ってもらうようにしましょう。
(親御さんだけではなく、時には山登りの途中にガイドさん(中学受験のサポートをしてくれる学習塾や家庭教師等)にお願いして一緒にお子さんと伴走していくことで、山頂まで登りきるようにすることもあるかと思いますが、それでも山を登るのはあくまで「お子さん本人」になります。)
しばしばこの中学受験という山登りで散見されることは、
親御さんがお子さんのことをまだ「子供だから」という理由から、''世話焼きおかん''になって「ああしたほうがいい」、「こうしたほうがいい」と、先導し過ぎる言動(言葉と行動)をしてしまうことがあります。
しかし、
それらの言動には
お子さんの意志というよりも、実は、
お母さん自身の意志が最優先
されていることがあったりするのです
(よくあるあるなのは、中学受験をするかどうか、志望校をどうするか等を親御さんが決めてしまうパターンですネ)
もっと言えば、
お子さんの役割や仕事(ここでは中学受験という山登り)を
お母さん自身が、あたかも
肩代わり
していることもあったりします。
(先程の山登りの例えから言えば、お母さんがお子さんを背負って山を登る、いわゆる「相手が活動しやすいように支えるサポート」するのではなく、お子さんが本来やるべき役回りを肩代わりすることになってしまいますサポートと肩代わりを間違って捉えているご家庭はかなりの割合でいらっしゃると個人的には思っています…。
)
このような、お子さんの意志に対して適切とは言い難い言動(言葉と行動)が、
日常的に繰り返されると、
お子さんの脳が
考えること(思考)
をやめます。
脳の性質上、
同じ言動(言葉と行動)が繰り返されると、
都度エネルギーを消耗させないように
いちいち考えなくなってしまうのです。
ここから、
もともとご家庭でお子さんのサポートがかかる・かかないという話に入るのですが、
お子さん自身の特徴(性格や性質等)や成長速度によって、
当然、差異はあります。
(なので、お子さんの特徴や成長速度から中学受験には向かないお子さんも中にはいらっしゃいます。)
そのうえで、サポートがかかりがちなお子さんに対しては、
よりお子さんの立場にしっかり寄り添って(←コレ重要)、親御さんが辛抱強く待ちつつ、
お子さん自ら
考える(思考)ための機会
を作ってあげましょう
最初のうちは、親御さんも
・辛抱強く待てない
・時間がそもそもない
・他の子供の面倒がみれない
・家事が一向に片付かない
等
…と列挙してみると、何だか食事制限のダイエットをスタートしたばかりの時の心境に似たような感情がご自身の内側から溢れ出すと思いますが
、お子さん自ら考える機会を親御さんが習慣化していけば、次第にお子さんの脳も自分で考えるように成長していきますし、
何よりも続けていくことで
親子の最適な距離感
が確立されていくことと思います
最後に、
中学受験で ''世話焼きおかん''にならず、親御さんもおまめブログの名前の由来(「おまめの中受算数伴走記」ですネ)と同じく、
お子さんの
中受伴走者
として、来たる受験の日まで一緒に頑張って是非お子さんが目指されている山の山頂(志望校合格)を目指して登っていきましょう
(ちなみに、おまめは家庭教師なので、ほぼエンドレスな中受伴走者ですけどネ)
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