短い夏 | ぶなまつの昆虫的エッセイ

ぶなまつの昆虫的エッセイ

昆虫の「生活史」をメインに、裏山にて「ソロ虫活」を楽しんでいるシニアです。
読書と哲学と自然が大好きです♡
イハレアカラ・ヒューレン博士を心の師としています。
平和(^^)/は私から始まる。
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  8月も2週間が過ぎると、
  
  カナブンやアオカナブンの活動も少なくなってきた
  
  幼い頃、
 
  セミを採って遊んだりした神社の木に
  
  夏の終盤を告げるクロカナブンが活動を始めていた
  
  
  漆黒に輝くその色は見る側を「ハッ」とさせる
 
 
  がっちりしていて力も強く大きく感じるクロカナブン
  
  
 
    しかし、
  
  最近はその数も減少してきているらしい
 

 

 
 
  クロカナブンを1頭捕まえてカメラに写してみた
 
  写し終えたその瞬間、
 
  私の指から頭を突き出して

 

 
 
  ブーン      ブーン       ブーン
 
  
  まるでスズメバチのような羽音を立てて、
  
  あっという間に空高く飛んで行った
 
 
 
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  動き回るスズメバチを全く気にすることなく、
 
 
  太いコナラの幹に頭を突っ込んだまま、
  
 
  
  無心で樹液を舐めているクロカナブンたち
 
  
 
  よく見ると2次発生したシロテンハナムグリも集まっていた
 
 
 
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  クロカナブンと一緒に
 
  濃い緑色をした1頭のカナブンが樹液を吸っていた
 
  
  明らかにこの色はアオカナブンとは異なる
 
 
 
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赤みの多いカナブン1頭と共に、
 
飼育ケースに保管する
 
 
仲間と認識し早速交尾をし始めた
 
赤と緑
 
どうやらつがいのようだ
 
 
 
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樹木の下はカナブンの死骸が目立ってきた
 
 
 
終わっていく短い夏の寂しさを強く感じながら
 
 
故郷の神社を後にした
 
 
 
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平成28年8月13日(土)
 
お墓参りの後で