🍀最近、少し気になることがあった。

日々の中で、ふとした違和感が残ることがある。
はっきりとした出来事ではない。
けれど、あとから思い返すと、どこか引っかかっている。


人は、はっきりしないものに出会うと、
名前をつけたくなる。

安心したいからかもしれないし、
整理したいからかもしれない。


そんなことを考えていたとき、
ふいに、家族から言われた。

「最近ちょっと、忘れっぽくない?」


そのとき、少しだけ空気が変わった。

見ていた向きが、
静かに反対側へ回るような感覚だった。


ああ、そうかもしれない。

問題があるとすれば、
自分のほうかもしれない。

 

 


 

こどもの日の祝日、仙山線に乗り立石寺へ向かった。

石段を前にして、ふと思う。
家族三人でここを登るのは、22年ぶりだ。


当時は中学校で学年主任をしていたころ。
校外学習の下見を兼ねて、家族三人で登った。

息子はまだ幼児だった。
疲れては「抱っこ」と言い、
何度も背中におんぶして、頂上まで歩いた。


 

 

あれから22年。

息子は大きくなり、
今では私の背丈をはるかに超えている。
妻とも三十センチほどの差がある。


妻は、もうあのころのようには歩けない。
つまずかないように、手を添える必要がある。


 

 

まさか、また三人でこの石段を登る日が来るとは、
思ってもみなかった。


今、息子が私に代わって、
妻の手をしっかり握っている。

一歩一歩、
妻の歩幅に合わせて、前を歩いていく。

きついとも言わず、
当たり前のように。


その後ろ姿を見ながら、
胸が熱くなった。


 

 

 

この16年。
暗い中で立ち止まったことが、何度もあった。


それでも今、
あの幼かった息子が、
妻の手を握って歩いている。


妻は、安心した顔で息子を見ている。
その表情は、どこか静かで、やわらかい。


その光景を見ながら、
自分の中で、何かがまたひっくり返るのを感じた。


リアルとは、
出来事そのものではなく、

こうしてあとに残るものなのかもしれない。


登り終えて、下山し、
こうして昨日のことを振り返っている。

あのとき、後ろで感じていたことを、
二人は知らない。


ただ、今は一つだけ思う。

「俺は何と幸せな人間なのだろうか。

2026.5.5(火)☀は私たち親子にとって、

大切な記念日になった。

ありがとう・・

小さな声で叫んだ。🍓

 

              2026.5.6(水)記す

 

★追伸、実は5.6(水)の日中に、すし屋で昼食中、いびき?をかいて突然意識を失ったらしい。認知症の義父が「救急車よぶか!」とまで言ったらしい。自分は記憶がないのだ。目が覚めて胃の中の食べ物をもどしてしまった。

本日、妻と息子にたくさん説教されてしまいました。義理の母から「大丈夫ですか」の電話をいただいた。

連休明け、今日は久しぶりの仕事、とても楽しかった。でも、暑すぎて帰りの電車で寝てしまった。無理ができない年齢です。🍓