私のブログでは、「クレーム」や「悩み解決」など・・・、
ちょっと現場での大変なお話に関する内容を書いてきました。
でも私たちがこの仕事を大好きで続けている理由は、
その大変な想いの何倍も感動し、喜びがあるからなのです。
数日前に実際に私が現場で涙を流してしまったお話を書かせていただきます。
私がコンサルタントさせていただいている
回転すしチェーン様での出来事。。。
午前11時。開店です!
その日は私の現場OJTの為、多くの社員さんもおりました。
杖をついたおじいちゃんとおばあちゃんが11時10分頃にご来店。
ゆっくり、ゆっくり、お店に入ってこられました。
そのときのご案内係を私が担当しておりました。
「いらっしゃいませ!ようこそ!!」
私はお二人に気付いた段階でドアを開けながらのお出迎え。
お二人とも足取りが心配だったので、手をつながせていただきました。
おばあちゃんから
「あら、私たちは子供も孫もいないから、こんなの初めて!!」
嬉しそうにしてくださいます。
でも私はただただ、その足取りを心配になり、
おじいちゃん子、おばあちゃん子だったので自然と手を繋いでおりました。
おばあちゃんは
「実をいうと今、おじいさんが病院を退院してきたの。。。
お医者さんからは二度と退院できないって言われていたのに、
最後に一度家に帰っていいって許可が出たのよ!!」
「おじいさんに何が食べたい!?って聞いたら
『お寿司』が食べたいっていうから、このお店に初めて来たの」
おじいちゃんは、「ごめんね。お兄ちゃん。こんな死に損ないが食べに来て・・・」。
っと力無い笑顔で私に話しかけます。
まだお席までつかない間に、私は涙が溢れてきました。
おじいちゃんは久しぶりの固形物。
本当は禁止なんだけど、最後に一度でいいからちゃんと食事をしたかったそうです。
最後の食事にこのお店を選んでいただき、偶然私が出会い、
私は「ご縁」と、「感謝の気持ち」と強い「責任」を感じました。
おばあちゃんは3皿。
おじいちゃんは1皿のまぐろの赤身を召し上がりました。
お会計の際も、「これしか食べられなくてごめんね。迷惑かけたね」
っとおっしゃいました。
明日には病院に戻られるそうです。
最後の外出、最後のご帰宅。最後の外食。最後の食事。
私は外までお送りしにいくとき、
「またお待ちしております。必ずお越しくださいね!必ずですよ!!」
おじいちゃんは、何度もうなずき、「ありがとう。ありがとう。。。」
っと笑ってます。
おばあちゃんは涙ながらに
「本当にこのお店に来てよかった。勝手だけどお兄さんが孫に見えて、
最後に孫と一緒にみんなで食事にこれたようで私の夢もかなったわ!」
もう私は言葉も出なくなってしまいました。
私はおじいちゃん、おばあちゃんを見えなくなるまで見送り、
涙を拭いて、お店に戻りました。
一期一会。
もう、あのおじいちゃん、おばあちゃんには出会えないでしょう。
でも私自身の心に一生残るお客様との出会いでした。
この仕事をやっていて良かった。
これからも一組一組のお客様との「ご縁」を大切に。
その日一緒に働くスタッフの方々との「ご縁」を大切に。
一人でも多くの方を笑顔に・・・。
今日も現場にたちます。