久し振りに田んぼにきました。
目的は藁焼きです。
なぜ藁を焼くのか?
田んぼの藁って、ほっとくと意外とやっかいらしいです。
見た目はただの枯れ草なんだけど、中身は「分解されにくいガンコ者」。
炭素が多くて窒素が少ない“C/N比が高い”っていうタイプで、土の中に混ざると微生物分解にすごく時間がかかる。
その時に土の窒素まで吸われちゃうから、次の年の苗が「なんか元気ないな?」ってなる原因にも。
さらに、藁の下には稗(ヒエ)とか雑草の種がそのまま残ってて、これが次のシーズンにまた元気に大復活する。
藁がかぶさって湿気がたまると、むしろ発芽しやすくなるっていうオチまである。
そこで登場するのが藁焼き。
火をつけると表面温度が一気に数百度になって、雑草の種はほぼ全滅。
しかも燃えた後に残る灰にはカリ(K)やミネラルという、稲にとって大事な栄養がしっかり残る。
昔の人がやってたことって、ちゃんと理にかなってるんですね。
藁に入ってる窒素は、燃やすと煙と一緒に空に飛んでいって、灰にはほぼ残りませんが、未分解の藁を田んぼに残して“ガス障害”とか“苗の初期生育ガタ落ち”になるよりは、ずっと良いです。
要するに、藁焼きって、
「片付け・雑草退治・栄養補給」
これを一気に済ませる便利ワザ。
昔から続いてるだけのことはありますね。
藁焼きの様子
乾燥した藁を焼いてます。

藁は、脱穀したまま田んぼの端っこに意味なく放置していたので、藁山の下の方は水分吸ってて焼けません。
がんざきで軽く広げておけば良かったな。
ともあれ乾燥していない藁はまた今度燃やしに来ることにして、乾燥を促す為に田んぼに広げ、乾燥している藁だけ焼きました。

藁焼きツール
今回はホームセンターでガスバーナーを購入。
ちょーラクだったので、買って良かった
今日の成果
あまり時間がなかったので、全部できませんでしたが、まあこの辺で。

今日の反省
- 脱穀時、藁を田んぼに広げておくべし(田んぼに稲を積んだ状態にしない)。
- ガスバーナー最高(ちょっと高いけど、マッチやライターより断然ラク)。
- 厚手の皮手袋最高(いつものゴム軍手だと熱に弱いと思う)。
- 藁を束ねている紐を切るナイフがあるとラク(束ねている状態だと燃えにくい)。
- 焼き芋はする暇なし

お米の収穫量出ました。
88.8kg(+くず米60kg)❗
去年の61.7kgよりは収穫量増えたんですけど、予想をかなり下回りました。
(くず米が全部収穫量に入ったら148.8kgで超ごきげんだったんですけど
)
28.8kgの袋。
これに30kgが2袋あります。
とりあえず、八十八=「米」ってことで縁起がいいことにしときます…。
新米の場合は少し水を少なめにするものですが、通常通りの水加減で炊飯して普通に美味しく頂きました。
ChatGPTと反省会
さて、この結果を踏まえてChatGPT と反省会をしました。
Q. 今年のお米、収穫量が玄米88.8kg、くず米60kgでした。くず米が多くなったのは何故だろう?
ChatGPT
なるほど。今年の収穫は 玄米88.8kg、くず米60kg ということですね。
比率で見ると、全体のうち約40%がくず米というかなり多めの割合です。
くず米が多くなる原因はいくつか考えられます。以下に整理してみますね👇
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🌾【くず米が多くなる主な原因】
① 登熟不良(実の入りが悪い)
高温障害:登熟期(穂が出てから実が入る時期)に高温(特に夜温25℃以上)が続くと、デンプンが十分に蓄積せず、シラタ米や未熟米になります。
水不足・干ばつ気味:水を切らしすぎると登熟が不十分になります。
追肥不足または多肥:窒素過多だと倒伏や青立ちが起き、登熟が不均一に。少なすぎても実が入らない。
② 病害虫の影響
いもち病・紋枯病:籾が変色したり、実入りが悪くなってくず米化。
カメムシ類:吸汁痕による斑点米が多いと、選別でくず米扱いになります。
ウンカ類:稲の汁を吸って生育が止まり、登熟せず軽い籾になる。
③ 倒伏・風雨被害
穂が水に浸かったり、倒れたまま熟すと籾が変色・発芽・カビが生えやすくなります。
④ 乾燥・調整段階の影響
乾燥温度が高すぎた:50℃以上で急乾すると胴割れ米が増加。
籾すりや選別の設定:選別機の目が細かすぎると、まだ食べられる米までくず米扱いに。
収穫時期のズレ:遅刈りだと籾割れ、早刈りだと青未熟が増える。
Q.田んぼの水の流れがあまり良くなかったかも。お風呂くらい温かくなってたところと冷たいところがあった
ChatGPT
なるほど、それはかなり重要なヒントです🌾
田んぼの中で「お風呂くらい温かいところ」と「冷たいところ」があったということは、
**水温のムラ(=生育のムラ)**が大きかった可能性が高いですね。
💧水温ムラが引き起こす問題
① 生育のばらつき
温かいところ → 成長が早く、出穂も早い
冷たいところ → 成長が遅く、登熟も遅い
👉 結果として、登熟期に成熟度がバラバラになり、
一方がまだ青いのに他方が過熟、という状態になります。
これが、
➡「青未熟米(軽くて白っぽい)」と
➡「胴割れ・割米(乾燥時に割れたもの)」
の両方を生み出して、くず米が増える原因になります。
② 酸素不足や根腐れ
温かい水が長く滞留すると、
溶存酸素が少なくなって根が呼吸できない
土壌中で嫌気性菌が増え、根の活力が落ちる
➡ 登熟期に養分をうまく吸い上げられず、**実入り不良(登熟不良米)**が発生します。
③ 微気候による病害リスク
温かく停滞した場所は湿度が高く、
カメムシやカビ、いもち病が発生しやすい環境にもなります。
🛠️ 来年に向けての対策ヒント
✅ 水の流れを見直す
流入口と排出口の位置関係をチェック:水が一方向に流れるように設計する
高低差の微調整:レーザーレベラー(機械がなくても、手作業で軽く均すだけでも違う)
代かきのときに**微妙な溝(流路)**をつけるのも効果的
溜まりやすいところには補助排水口を作るのもあり
✅ 水温を一定に保つ工夫
冷たい水が直接苗に当たらないよう、水の入口付近に緩衝エリアを設ける
盛夏期(7〜8月)は昼間の灌水を控えめにして、夜間に入水するのも有効
✅ 登熟期の水管理
出穂後20日間くらいは**「間断かん水(しめたり流したり)」で安定させる**
→ 根に酸素を与えながらも、水温変化を緩やかにできる
振り返り
今年の「くず米率の高さ」は 水温ムラが主因かなあ
ここには出てませんが、いもち病もあったかと。
雑草も取りきれなかったし。
たった5畝、されど5畝…
お米づくりは難しいな。
来年の改善点、大いにあって面白いですね
合計8袋
一昨年2袋半で約30kgだったので、
30kg × 8袋 / 2.5袋で換算して推測すると、約100kgの収穫かなあ。
お米の水分が心配
さて収穫できたところで心配事はきちんと乾燥出来たかです。
残水分が高いと籾摺りが出来ないらしく、また水分が16%以上あると冷蔵庫に保管してもカビ生えちゃうらしいのです。
籾を明日測定してもらいます。
水分が15%以下だったらOKらしいのですが、水分が16%以上だった場合の対処方法が分かりません…。
なんとか乾燥できていることを祈ります
今日の作業
今日は12~17時までの5時間作業。
疲れました。
脱穀作業は機械でやるから一人作業でいっか、と思ってましたが、ハゼの解体が意外と重労働。
誰かに手伝ってもらえば良かったな。
改めて稲刈りのときの同僚の手助けのありがたさが心に沁みました。
とりあえず、なんとか日暮れに間に合って良かった。
追記
脱穀して2日後の10/14(火)17時、追記です。
田んぼのオーナーさんがライスセンターで水分を測ってもらったところ、16%だったそうです。
(祈り、通じず
)
ハゼかけ期間中、雨が降ったり止んだりだったからかなー。
ともあれ、このままでは籾摺りが出来ないとのことで、ライスセンターで乾燥機にかけるよう依頼してくださり、現在乾燥中。
最後は文明の利器ですね





































