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やわらかな日々

まぁやわらかくいきましょうよ

久々レシピメモ

いつも揚げ焼きにして食べる車麩を
夏らしくさっぱりと
南蛮漬けにしてみました~

【車麩の南蛮漬け】
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材料:
車麩 2つ
キュウリ 1/2本
人参 1/3本
玉ねぎ 1/4個

下味用
・昆布出汁 1.5カップ
・醤油 小さじ1

漬け汁用
・醤油 大さじ2
・酢 大さじ3
・ココナッツシュガー 大さじ2
・みりん 大さじ1
・昆布出汁 大さじ3

小麦粉
ゴマ
菜種油
青ネギ
それぞれ適量


作り方:

1.車麩を下味用の調味料につけて、しっかりと戻す

2.野菜はすべて千切り

3.漬け汁の調味料をすべて鍋にいれ火にかけ、フツフツとしてきたら野菜をいれ、火を止める

4.戻した車麩を8等分に切って、小麦粉をまぶし、多めの菜種油でフライパンで揚げ焼きに

5.揚げたての車麩を漬け汁にいれて、なじませ、ゴマをふって、冷蔵庫で冷やす

6.青ネギの小口切りをあしらって出来上がり










わたしは焦っていた

もう予定日は7日もすぎていたのだ

毎日のように、整体やお灸、マッサージに通って刺激したり
マンションの階段上り下りしたりと
やっていたけれど、いっこうに気配がない

今思うと、少し送れただけでどうしてあんなにナーバスになっていたのか謎だけど
とにかく早く生まれて欲しくてピリピリしていた


その日は、羊水と胎児の状態を見るため、産婦人科の検診だったのですが
内診で先生が
「少しあいてる(子宮口が)けど、まだ後ろ向いてるねー、前向けとくから」
とサラリと言い、なにやら奥の方をグリッとされました

そ、そんなことできるんかい、、、
産婦人科の先生はご年配なのですが、ゴッドハンドと評判の大先生で
さすが、、、と思いながらもすごい痛かったし、、、

そして、助産院では2週間以上遅れると産めないので、大先生が、そのときはうちで預かりますから!うちなら促進剤もいれられるし、オペもできるから心配ないよ!と自信満々に言われ、ありがたいやら、切ないやらで複雑な気持ちで産婦人科を後にしました

そして、旦那と一緒に、いつものカレー屋さんでランチしながら、これで食べ納めになるといいねーなどと言ってたら



「あれ...なんか、お腹痛いかも」


いや、でもまた気のせいかも
(実は予定日にも前駆があって産院に乗り込んだのですが、空振りだったのです)

でも、鈍い痛みが続いて、あれ、やっぱりなんか痛い、、、と思い、急いで帰宅



その後、痛みはしばらくひいたりしてたのですが、夕方6時ごろになると
どうも10分感覚くらいに!
ついにキターーー!?
これがゴッドハンドパワーか!などと感心しつつもとにかく助産院へ電話

「あの、10分起きくらいに来てるみたいなんですけど、、、」
と言うと、電話にでたのは名物院長

「きた!?よかったわねーーー!もーこないんじゃないかって心配したわよ!笑
じゃ、もうちょっと様子みて、5分感覚くらいになったら、また連絡してー!」
と軽く受け流され


えーーーマジで!?と思いながらも
前から「あなた時間かかりそう、30時間コースだと思うわよ」と言われていたので、予定日の空振りのこともあり、まぁ慌てず様子を見ることに

とにかく、早く産まれて欲しかったので、焦りや恐怖はなく、やっとだせる!だしたい!という思いでいっぱいでした


そして夜9時ごろだったかな
痛みが5分近くなってきて、さすがにそろそろ、、、と思い、電話したところ「じゃあ、来てみますかー」とゆるくOKがでて意気揚々と助産院へ


しかし、到着するもなんだか落ち着いてしまって、また感覚が開き気味に、、、
内診しても、まだそこまで開いてないからとのことで、なんと一度家に帰されました、、、ぐぬぬ


また空振りなのかーーー!?とがっくり
そのままフテ寝していると夜中にまた激しく痛みが繰り返してきて
これは、今度こそ間違いない!!
とふたたび深夜1時頃、助産院へ

今度は5分感覚が続き、子宮口もさっきより開いてるとのことで、ついにお産体制へ!

きたーーー、やっときたぜーーーー!!

とにかく、やっと産めることがうれしくて、痛みが強くなるのもむしろうれしかったですw

でも、5分感覚くらいが長く続いて、なかなか進まず、助産師さんにも軽く放置気味にされ(T . T)それが朝4時くらいまで続きました

痛みが来ると旦那が腰をさすってくれて、それがすごく上手で
ほんとに助けられた、、、
旦那がいなかったら心折れてたかも

そして4時ごろ院長登場
悶絶してる私に、(陣痛)来てよかったわね~心配したわよ~とニコニコ声をかけられ、院長余裕すぎ!って内心笑ったけどこっちはもう必死!

そして、すご~くトイレに行きたくて、どうも大きい方がでそうな気がして、、、行ったのですがでない、、、、
てか赤子もおりてきてるから力めないし、どこにどう力をいれていいのかと思いながらもなんかでそうな感じがおさまらなくて(今思うと大きい方ではなく、赤子がでそうな感覚だったんですねw)
一人トイレで悶絶していると、さらに一段と強いレベルの痛みが体を走り抜け、ジャバッとなにかはじけるように液体が、、、

そして部屋に戻る途中、診察室のベッドでなんか超音波的な機械で羊水の量をチェックしようとなって、院長に息も絶え絶え(この頃はもうかなり痛かった)なんか、バシャッてでました、、、というと、

院長「あ、ほんとだ、破水してるわよ!」

私「(痛みで)うぎゃーーーー」
そこからすでに痛みで獣と化している私
院長、笑いながら、「いいわよー!いい陣痛来てるわよー!もう産まれるかも、どうしよう、このままここで産まれちゃうかしら」と助産師さんと相談をはじめるも
やはり、そのベッドだとどうもやりづらいようで、一瞬痛みがひいたすきに
「さ、歩いてあっちに移動しましょう!」となり
「マジか、、!」と心の中でつぶやきながらも、捕まえられた宇宙人みたいな状態でささえられながらヨロヨロと部屋へ移動

このトイレからの診察の間に旦那は寝落ち
獣と化した私に驚いで起きるw

この移動がまた、刺激になったのか、そこからはお産も本番!

そして旦那も必死で体制を変える手伝いをしてくれました

その後、気づくと妊娠中ずっとついていてくれた研修生の方や、早番の助産師さんも到着して、旦那もいれてなんと計5人もの人に囲まれていましたw

こんなにたくさんの人に迎えられて幸せね!と言われて、本当にそうだなぁ
と、なぜかここにきてすごく穏やかな気持ちに

もう頭が見えてきたころには、不思議と痛みは感じなく、とにかく自分よりも
今必死で産道をくぐりぬけている赤ちゃんに「がんばれ、がんばれ!」と心の中でつぶやいていました、、、


そして、朝9時ごろに無事出産
元気な男の子が産まれました


外はすっかり明るく、よく晴れた日で、窓からきれいな青い空が見えました、、、


産まれてすぐの息子
やっと会えたね~

そんなこんなで悪阻と食の嗜好の変化に

苦しみながらも

どうにかこうにかやっておりました



せっかくなので助産院と病院の違い

メリットデメリットなどをわたしなりにまとめてみようと思います





★コスト面

単純に産むときの費用だけでみると、助産院のほうがお安いです

ただ、助産院で出産する場合、医療行為ができなかったりエコーなどの機材がなかったりするので、平行して提携している産婦人科にもかからねばなりません



ペースとしては助産院と産婦人科交互に

行くような感じなので、週数がすすんでくると、かなり忙しい感じですし

Wコストになります

保険もきかないしね



そして、私の助産院だけかもしれませんが、逆子を治すためとか、肩こりがひどいからとか、様々な調整のために

整体やら鍼やらをすすめられるので、そういったコストもかかってきます



それでもまぁTVで見るようなセレブ産院にくらべたら安いと思いますが、

助産院=安いというわけではないかなと思います





★コミュニケーション面

これは圧倒的に違います

助産院の助産師さんたちは時にやさしく励まし
時には厳しくしかり

と妊婦は
安産という目的を達成するためのひとつのチームのようで
とても絆が深くなります

妊娠中の不定愁訴や家庭の悩みまで
何でも相談にのってくださるし
とても心強い存在です。


★出産スタイル
産婦人科ですとおおむね分娩台で仰向けに近い状態での
出産になるかと思いますが
助産院では和室にお布団といういたって普通の
お部屋での出産になります

照明もあたたかなオレンジ色で
リラックスした状態で出産に臨むことができるし
好きな体制でいられるので、気持ち的にとても楽でした

ちなみに水中出産も選べるので
もしまた機会があるのなら試してみたいなぁw


★医療的な面
助産院は医療行為ができないので
健康で問題のない妊婦さんしか出産ができません
助産院に通っていても、出産が近づくにつれ
問題がみつかって出産できなくなるケースもあります

また、出産がなかなかすすまなくて時間がかかりすぎたり
予定日を2週間以上すぎてしまったり
出産中になにかトラブルがあった場合は
病院へ搬送となります

私も最初こそ息巻いて自然出産!といってましたが
なんせアラフォー初産のため
最後のほうは本当にちゃんと産めるのかしら・・・
無謀なチャレンジなのではと
若干不安がよぎったりもしましたが

医療行為ができないので
陣痛促進剤も投与されないし
(するのが悪いとは言いませんが私はなしで産みたかったので)
会陰切開もしないし
その点では安心でした




★その他良かった点

・妊婦むけのクラスがいろいろあった
これは産婦人科でもやっているところはあるかもですが
マタニティヨガや体操やウォーキング
料理やアロマテラピーなど
妊娠中の不定愁訴を自分で解消できるコツなど
教えてもらえるし
妊婦友達もできてとてもよかったです

・食事面
玄米菜食をベースにした体にやさしい
母乳のためもよいお食事がでるので安心でした



と思い出しながらなのでほんとはもっと
いろいろあったようにも思いますが
とりあえずこんなところでしょうか~


とにかくなんといっても
自分の力で産んだ!という達成感が
なによりすばらしい経験だったと思います。




妊娠中甘いものが食べたくなると
玄米甘酒でスイーツつくったりしていたな~

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助産院では自然のリズムに調和できる

健康な体をつくるために



1とにかく早寝早起き

9時に寝て5時に起きろ!




2食事は極力菜食に

甘いもの、油もの厳禁!



3体力作りにとにかく歩く!

一日3時間目標


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5凝った体では産まれない!

肩こり、腰痛改善のためにも目を使うな

スマホ、TV、読書はできるだけしない!





などなど、それはそれはいろいろと生活指導がありました



まぁ、望むところだったので

2と4あたりはもともとやってたし、心配してなかったですね



3はどうかと思いましたが、実際2時間くらいは毎日歩いてました

最後の方はもう歩くところがなくて困るくらいw



1はなんせ一人暮らしじゃありませんので

帰宅の遅い旦那のペースにひっぱられ、モヤモヤしました



そして5も、webデザイナーという職業柄PC使いまくり、スマホ大好き、肩こりまくり、腰痛あって当たり前な生活だったので、難しかったです...





けど、実際のところ、

妊娠するともれなくやってくるあいつのせいで、思いのほか2も難儀しました...



そう、それは悪阻と書いてつわり!

私はけっこうつらかったです



なんか、マクロビ信者だったので、ここ数年体調悪いということがなかったので

悪阻も余裕だろうと思ってたのですが

まー気持ちの悪いこと!

そしてとにかく眠い...

毎日昼間も気絶するように寝ていました



そして、なんとあんなに愛していた玄米が食べられない...

これには慌てました...

どんだけ玄米信仰強かったんだと今は思えますが、当時はとにかく玄米さえあれば!って思考だったので、どうしたらいいかオロオロしましたねぇ

おかげさまで白米はわりと食べられたのですが、肉、魚、乳製品、卵をほとんどとらない生活だったので、玄米なしで大丈夫なの?とハラハラしていました



そしてやたら甘いもの、油もの、

それもジャンクフードが食べたくなる!

コーラとか、マックのポテトとかw

絶対的な悪と思っていたものに惹かれ、

私どうしてしまったのかしら...と混乱しましたw



マクロビの師匠にきいたところ

妊娠中はお腹の子供が大きくなるのに、陰性の力が必要になるので、

昔とっていた陰性の記憶から、砂糖、油、化学調味料などを欲してしまうのだと

なので、体に優しい陰性のものに置き換えればいいのよ

コーラ飲みたいなら、ペリエにレモンしぼってみるとかね


100%天然果汁に炭酸がはいったこれにはとても救われたわ・・・
今でも大好き♪

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そして、妊娠中はあまりとらわれず、体が欲するもの、悪阻でも食べられるものを食べたらいいのよ、無理して玄米を食べなくてもいいし、お肉もお魚もほどほどに食べたらいいのよ

ただジャンクフードはやめてね



とのアドバイスをいただき、かなり落ち着きました



そう、この妊娠中気づいたことは、好きでやっていたとはいえ、すごく頭で食べていたんだなぁということでした



さて、次回ももう少し助産院ネタでいきたいと思います~





つづく





生後4日くらいのクリオネ君w



妊娠する前からマクロビをやってたこともあり
もし子供を産むときが来たら
できるだけ自然な形で出産したいと思っておりました

昔ながらの古民家で自然出産ができる産婦人科として
有名な愛知県岡崎市の吉村医院の先生の本などを
愛読しておりましたw

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なので、できるだけ自然に近い出産ができて
マクロビ的な食事ができるところ、、、と探してみると
なんと意外と近くに理想的な助産院があったのです!
あとから知ったのですが
そっち系(どっちだw)の雑誌などにもよく登場していて、有名なところだったよう


わ~引き寄せだわ~♪くらいな感じで
迷いなくそこで出産することを即決w
かかりつけの産婦人科にそのことをつげると
「え!?あそこで産むの!?・・・そう、大変だと思うけど
 が、がんばってね~」
とやや引きつり気味に応援してくださりました。


それもそのはず、いざ助産院に行ってみると
自然な出産をするためには
母体が健康で、自然と調和できる状態でないといけないわけで
けっこう厳しい生活指導がありました

でも、当時の私としてはむしろウエルカムで
やるぞーーー!とウキウキしていたものでしたw

そう、あいつがくるまでは・・・



つづくw