【50】電気バスあれこれ② | 酔いどれパパのブログ

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「お風呂」と「酒」と「路線バス」に関する駄文を書き連ねております。

半年ほど前に電気バスのことをイロイロ書いた。

今回は、それ以降に各地で出会い、スマホに収めた電気バスの画像をいくつかご紹介。
こちらは東京都千代田区のコミュニティバス(千代田区では「地域福祉交通」と呼ぶ)「風ぐるま」で、5月上旬から運行を開始したBYD製小型電気バス。

来年3月末までの実証運行という位置づけで試験導入されたこの1台が、「風ぐるま」の四谷コースと神田コースで1日あたり各コース2回程度運用されている(月・火曜日、年末年始は除く)。


ちなみに、「風ぐるま」については約8年前に、このブログで沿線の銭湯や居酒屋とともに紹介したが、運行ルートや銭湯の営業状況などは変化してる部分も多いので、十分ご注意を。

千代田区では昨年度、住民や利用者への調査結果に基づく「風ぐるま」の運行見直し案を協議会に諮り、今年度から新ルートの実証運行などが行われている。


BYDバスの運行も見直しメニューに盛り込まれた既存車両7台の電気バスへの代替に向けた取り組みの第一歩で、実証運行の結果を踏まえて来年度以降、車両の置き換えが本格化するものとみられる。

背後のロフトカラーに同化したような黄色をベースにした賑やかな色合いのこちらは、仙台都心循環バス「まちのり『チョコット』withラプラス」に運用されているEVモーターズ・ジャパン製の小型電気バス。

2022年の秋に開設された同路線は、仙台駅前を出ると、愛宕上杉通~定禅寺通~晩翠通~あおば通と、約1.5キロ四方の正方形に近い都心部ルートを巡って、約20分で仙台駅前に戻ってくる。


ラプラスというのは、ポケモンのキャラクターで宮城県の応援キャラとのこと。


カラー違いで同型車が2台あるそうだが、この日は写真の電気バスとディーゼルのポンチョが各1台運用されていた。

青いボディーのこちらは、新潟駅前で見かけた新潟交通の空港連絡バスで、中国BYD製「K8」。

空港連絡バスに電気バスを用いるのは珍しいが、他地域から飛行機でやって来た人が、静かでクリーンなバスに乗って市街地にアプローチすれば、その都市のファーストインプレッションも変わってくるかも知れない。

活躍の場を広げている電気バスは、今後さらに台数を増やしていく中で、新たな使い方も出てくるに違いない。

あまり明るい話題のない日本のバス業界にあって、今後の展開が楽しみな電気バスの動向をこれからも見守っていきたい。