礼に始まり禮に終わる！ 禊、祓いを起こす禮とは
日本では古来から「礼に始まり礼に終わる」と云われるように
礼節を重んじて来ました。
そんな礼ですが、とても奥が深く
そして、一瞬で自分の状態を変えてしまう方法でもあるのです！
礼とは元々「禮」と書きます。
神事において「示」は祭壇、「豊」は、豊富なお供え物を表しています。
春夏秋冬、各々の節目で畏敬の念をおこして神を祀り、天に祈り、大地を踏みしめ、大自然に感謝し、“今まで”と“これから”を繋ぐ、それが禮であるんですよ。
また「衣食足りて礼節を知る」というように、豊かさが示す、私達の在り様、根幹を表します。
私達が豊かな心、豊な状態になって、はじめて「禮節」を理解出来るのです！
また、禮は霊（靈）でもあり、神なる我「直霊」を現し
零＝ゼロ化していく行為でもあるのです。
そんな「禮」を丁寧に行う事で、自分自身が禊（身削がれ）ていくんですよ。
その身削がれた状態で、祓いを行うから「産靈（むすひ）」が起こり
「祈り（意が乗り）」現象が起こる「実り」が起こるのです！
奥が深いでしょ！
禮は、相手を尊重し、自らも尊重する
神と神のご挨拶のようなものです。
内なる神仏を顕現していく方法の一つなんですよ。
背筋を伸ばして、スシュムナーに氣が通った状態で禮を行います。
人によって最善の角度や位置が微妙に異なります。
手の位置や角度、目線などピタッと嵌ると、禊が起こるんですよ。
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