「中今を生きる！」一つの動作に心を込めると、今に意識が戻る！

あなたは、自分の動作に意識をしていますか？

昔から日本では、立ち振る舞いを大切にして来ました。
武道の型や、神主の所作にも、一つ一つにとても大切な意味があります。。

カラダの動きや意識の動きでエネルギーが変わるんですよ。

神社や神棚でお参りする時でも、何となくろうそくに火をつけて、何となく礼や拍手をする。
そして、ルーティーンのように祝詞を奏上する。。

よくありがちですよね。
単なる作業になっている事って・・・

やらないといけないからやる・・
逆に、結果を期待し過ぎていたり、
強い業想念や、執着になっている事もあります。

では、どのようにすればよいのか？
様々な流派とかあって、どれが正しいという事ではありませんが、私なりのやり方をお伝えいたします。

神饌を御供えする時には、自然の恵みに感謝を捧げ

ろうそくに火を燈す時には、今日一日の生命エネルギー火をつけるように。

礼、拝をする時には、自分の内在神と神棚や神社の神様に敬意をはらい、自分自身を禊、祓いを起こせる状態になり、

拍手は、音霊でその場を祓うと共に自分の中心を感じ

右手、左手を合わせる事は、神意識と肉体意識をあわせる意識で

祝詞の奏上は、完全に自分を明け渡し完全なる空の状態、宇宙のリズムで奏上する。。
言葉に靈（たましい）を宿らせ、言靈を発するのです。

ぼ～っと意識散漫にならないように、敢えて文字を観る事もあります。。
目からの刺激も大切です。。

そのような意識で拝しています。

カタチから入って心に至る！

先ずは所作、カタチを真似る。。
そして、その意味を理解していって、心や魂・腑に落としていくのです。

動機は不純でも良いのです。
何となく良さそうとか、面白そう♪
そんな感じで始めても、楽しみながらやっているとどんどん深くなっていくものです。

一番良くないのは我慢する事です。
よく有りがちなのは、「ありがとうを一日1,000回言おう！！！」
百万回ありがとうを言うぞ～～～～！！って意気込む人が居ます。。

最初はいいんです。
無理にでも言ってると心が変わって行きますから。
しかし、ずっと続けていくと単なる執着になって、エゴが増大します。。
言う事が目的になってしまい、本末転倒なのです。。。

仕事も同じですよ。

セラピストの人でも、単なる作業になっていませんか？
ただ順番に手を動かしていくだけってのは施術では有りません。
毎日来てくれた人に淡々と手順通りにこなしていく。。
これも、単なる作業です。。

全てが聖なる行いなんですよ。。
せめて一日のはじめだけも、しっかり自分のカラダを整える！癒しの場創りをするなどの配慮が必要ですよね。

また、クライアントさんや患者さんの中に神を感じ、自己を宇宙のリズムに委ねて施術を行う事がとても大切です。

自分がカラダを動かしているのではなく、守護神や守護霊が後ろから手を添えて動かしている意識も必要です。
なので、結果はお任せです。。

一日中ずっと意識するのは難しいかもしれません。
しかし、自分自身の動作、所作を意識してみてください。

患者さんに触れる一瞬も、まるで赤ちゃんを触るように。
大切な宝物を触るように触れてみてください。

きっとテクニックとか必要ないと想いますよ。

事務の仕事でも同じです。
今から私に与えられた仕事をいたします。
今日も一日笑顔で働きます。。
と一瞬お祈りをしてから、パソコンの電源を入れる！

聖なるエネルギーを抽出します。
と意識してからお茶を入れる。

歩くときでも「あ～～大地の上を歩いている♪」
「空気中のプラーナを吸っている♪」って感じてみる。。

こんな事でもOKなのです。

朝玄関を出る時に、私の創造する宇宙の扉を開く！
今日も最幸にハッピーな一日の始まりだ！と意識しても良いのです。。

意識して動作、所作を行えば、今に意識が戻るのです。。

この世は、今、今、今の連続です。
未来も過去も今の瞬間に存在しているだけなのです。。

未来に意識が行くと、不安・恐怖が生まれ
過去に意識が行くと、否定的な想いが出やすくなります。。
人は、過去のネガティブな経験から、不安恐怖を抱き、望まない現象を引き起こしているのです。。

今の瞬間「中今」を感じる習慣をつけましょう。。。。

「中今」とは、神なる自分自身を感じる今の瞬間です！

簡単な事からで良いので、所作を意識する事をはじめてみませんか？