フォークリフトが動かなくなってしまったらどうします。
即、修理業者を呼びますよね。

フォークリフトが止まってしまったら、たちまち仕事ができなくなってしまうから。

大手企業ならば、フォークリフトも数台保有していますから、そのうち1台が止まってしまってもどうってことはないわけですわ。
しかしながら中小企業となると、そうはいきまへん。
どのフォークリフトもその日に稼働させて仕事のノルマをこなさなあかんからですわ。
せやからフォークリフトが突然止まったら、すぐに修理業者に直しに来てもらいたいものです。
その時、僕らは即、出動がかかります。
これが出張修理です。

出張修理に出かける時には、以下のようなチェックポイントがあります。

①出張修理に出かけるからには、止まってしまったフォークリフトバッテリーを必ず動くようになければならない。

②出張修理を完璧にこなすためには、どんなケースにも対応できるように修理道具を揃えて、忘れない。

③出張修理はあくまで緊急の応急処置になるけれど、お客様には最大限満足してもらえるよう作業と報告ができるようにしなければならない。

④また次、今回のようにフォークリフトのバッテリートラブルが起こっても、呼んでもらえるような好感度を与えなければならない。

ではその4項目を順番に詳しく説明していきましょう。
①出張修理に出かけるからには、止まってしまったフォークリフトバッテリーを必ず動くようになければならない。

電話連絡いただいた時点では、はっきりとフォークリフトバッテリーのトラブルの原因はわかりません。
だから出張修理に行ってみて、フォークリフトバッテリーがとんでもないことになっていたとしても、僕は必ずそのフォークリフトバッテリーを直しきり、動くようにするのです。
他の業者で、
「いや〜、ここまでになっているとは知りませんでした。これはもう寿命です」
とか、
「ここまでになると、普通は新品バッテリーに交換しますよ」
なんて言う人がいると聞いたことがありますが、それではフォークリフトバッテリーの修理業者として恥ずかしい限りです。

僕は、フォークリフトバッテリーがどんな状況になっていてもビビリません。

なぜだかといいますと、フォークリフトバッテリーの知識が頭の中に満載しているからです。

「やればできる!」
なんて根性論ではありません。

論理的見地でも、技術的レベルでも、部品手配の面においても、完璧にフォークリフトバッテリーを修理して、稼働させる自信があるからです。

フォークリフトバッテリー修理業者が、フォークリフトバッテリーを修理できないと、さじを投げてしまってはいけません。

止まってしまったフォークリフトを数時間で動かすのです。

これが、僕の普通の仕事です。

次に
②出張修理を完璧にこなすためには、どんなケースにも対応できるように修理道具を揃えて、忘れない。

修理道具は完璧に用意する。
あたり前のことです。
修理道具だけではなく、交換部品もそうです。
修理先のフォークリフトに使われているバッテリーのアンペアを確認して、それと同程度の単セルを2本、必ず用意しておきます。
なぜならば、修理には単セル交換がつきものだからです。
フォークリフトバッテリー修理には特殊な作業道具が必要になってきます。
なぜならば、フォークリフトバッテリー修理用としての作業道具なんて工具として販売されていないからです。
つまりフォークリフトバッテリー修理の道具は、ほとんどが僕のオリジナルだからです。
僕が使いやすいように改良をしたものばかりだからです。
どんなのか、知りたいでしょう。
駄目です。
お見せするわけにはいきません。
なぜならば、それは企業秘密だからです。
これを見せてしまうと、間違いなく真似されてしまいます。
それだけこのフォークリフトバッテリー修理業は、ニッチな市場なんです。
誰でも真似できるものではないということなんです。

では次に
③出張修理はあくまで緊急の応急処置になるけれど、お客様には最大限満足してもらえるよう作業と報告ができるようにしなければならない。

出張修理は、救急車みたいなものです。
とにかくフォークリフトバッテリーを生き返らすために駆けつけているのです。
フォークリフトバッテリーの修理を設備の整っていない現場で行なうというのは、かなりリスクです。
じつに出張修理とは、そういうものなのです。
しかし修理は全力でやります。
できる限りのことをやり遂げます。
そのためには、まず点検です。
点検データをしっかりと取り、その数値から分析をするのです。
単セルバッテリー液の状況?
バッテリー全体に熱はもっていないか?
電圧計測。
極端に低いものはないか?
さらには放電力の測定。
出張現場でも僕はやっちゃいます。
「どうやって放電力テストをするんですか?」
聞きたい人も多いでしょう。
放電器もない出張先なのに、どうやって放電を測定するのか?
これの技、この技術、この方法が、僕のノウハウなのです。
そして測定した数値を総合的に見て、フォークリフトバッテリーの故障の原因を突き止めるのです。
これを説明すれば、お客様はもう僕を見る目は、神を見る目に変わっていきます。
「直してください。お願いします。あなたを信じています」
お客様から自然とこういった言葉が聞こえます。
こうなったらもうやるしかないのは、当たり前です。
僕の神の手がフォークリフトバッテリーを触れます。
そして鮮やかに修理作業が終わります。
「どうぞ、フォークリフトを動かしてみてください」
そう言われたお客様は、フォークリフトに乗ってキーを回します。
もちろん電源ランプが光り、フォークリフトは滑らかに動き出すことでしょう。
「動きました!」
お客様の声は喜びに満ちあふれています。

いいことした〜!

僕の心は、体は、電気が走ったようにビビビーとなります。
僕にとって止まってしまったフォークリフトバッテリーを動くようにするのは必然のことです。
その後が大切です。
魔法を見せられたようになっているお客様に、これは魔法ではなく、現実であることを説明するのです。
つまりこれこそが、フォークリフトバッテリー修理の魔法の謎解きなのです。
フォークリフトバッテリーの故障箇所を如何にして直したのかをわかりやすくご説明します。
おそらく僕の説明は、お客様にとって神の福音の如くに聞こえることでしょう。
否、これは福音ではありません。
僕が成したことなのです。
ただの人間が成したことなのです。
ただのフォークリフトバッテリー修理なのです。

では最後に
④また次、今回のようにフォークリフトのバッテリートラブルが起こっても、呼んでもらえるような好感度を与えなければならない。

フォークリフトバッテリーの修理作業が終わっても、僕はそれで終わりにしません。
フォークリフト内部のバッテリー周辺の拭き掃除、及びフォークリフト本体の汚れの拭き取りを完了してこそがフォークリフトバッテリー修理の完了と思っています。

フォークリフトバッテリーを修理するだけではなく、フォークリフトを大切に扱う姿を見せることこそが、好感度なのです。

ほれ、直しましたで!

といった態度ではなく、常に低姿勢こそご僕のモットーです。

 

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