僕が理学部物理学科の出身であることは、前回述べた。
参考「僕は交通誘導員」
工学部にするか、ずいぶん迷ったのだけど、
「高校の勉強で1番面白くて、得意だったのが、物理なんだから、
単純に物理で良いじゃん。」
そう考えたのが、決めてだった。
けれども、大学の物理、そして、そこで使われる数学は難しすぎた。
僕の頭では、それは理解不能だった。
そんなわけで、大学の物理の授業で、
卒業に必要な単位を取るのは、とっても大変だった。
なので、必修科目はしょうがないけれど、
「選択科目は、可能な限り生物の授業を選択することで
必要な単位を補完する。」
という作戦を実行していた。
今でも記憶に残っている授業に、古生物学と言うのがあって、
これは発掘されたアンモナイトの化石を調査して、
その生態を考察するってものだった。
まあ、これを手本に生物学的研究方法を学ぶための授業であったわけだ。
そして、この生物学科の授業で単位を稼ぐ作戦、結構みんなやってて、
僕はそこまではしなかったんだけど、
実際に、泊りがけで化石発掘旅行に行った奴もいた。
それはともかく、当時の生物学に対する印象は、
数学や物理学のように論理的に思考するものではなく、
生物の形態から生態を、分析あるいは考察する学問なんだな。
と感じていた。
ところが、
で読んだ生物学の印象は、これとは全く違った。
この生物学者の見解では、
生物というのは、物理、科学の法則に完全にのっとった機械で、
魂とか、霊魂みたいな、非科学的なものを想定しなくても説明可能なもの
なんだそうです。
そういう意味では、最新哲学者の意見を科学が裏付けていると言えますね。
参考「田母神俊雄さんの支援活動から、キッパリ手を引きました」
でその、
生物の作り方を記述してあるプログラムこそが遺伝子で、
その意味するところを解明することこそが、現代生物学なんだそう。
で、生物学が、
そういう展開になってきたのが、概ね1970年代からのようです。
で、この辺りの知識が、爆発的に増えているのが現在なわけです。
ということであれば、当時、
「そのタイミングで選択すべきは、
物理学ではなく、生物学だったなぁ。
そうすれば、ずいぶん楽しい研究が出来ただろうな。」
そう、しみじみ思ってしまいました。
で、この生物のプログラムであるDNAは、
突然変異と自然淘汰とで、多大な時間をかけて作られてきています。
なので、現存する生物のそれは、
そのやり方でなんとかなってるから、生き残っているのであって、
そのやり方が、必ずしもベストとは限らないんだそうです。
そこのところが、
生物学のまどろっこしいところでも、あるようです。
そして、この著者としては、
「そこのところがコンピューターのプログラムと違うところ。」
って感覚だと思うんだけど、
プログラムも必ずしも、そうとは限らないんですよね^_^
もちろん、生物ほどじゃないかも知れません。
でも、プログラムも作ってみてから、
「そのやり方じゃなかった！」
なんでことが良くあって、手直しすることが頻繁にあります。
特に巨大なプログラムになってくると、
新規開発なんてあんまりなくて、手直しばかりしています。
それは、Windowsアンプデートの頻繁さを見れば、推測できるでしょう？
で、そうして時間をかけた試行錯誤の結果こそが、
大切なノウハウなわけです。
iPhone搭載の
Siri
なんかすごいですよね？
僕は機械相手に話しかけて、情が移ってしまうのが怖くて、
ほとんど使っていませんが。。。
参考「1番使いこなしていないのは、ワシやん(･_･;」
（あ、脱線だけど、
この記事の中で日々行き先が変わる仕事、これも交通誘導員ね。
工事をやる場所は、日々違うので、行き先も日替わりです。）
その持つソフトウエア資産の凄さこそが、
Maicro SoftやAppleの強さなのです。
それを全部捨ててしまったのが、
ルネサスを始めとする、今ある日本企業の姿なのです。
ハードウェアはともかく、ソフトウェアは、、
もう挽回できないほど、差をつけられてしまったのかな？
そう思えてしまう、今日この頃ですね。。。
ためのメールセミナー＞
「このメルマガを読むと、将来に関して、漠たる不安を感じ
ているあなたは、自信がなくても、勇気を持って前に進むこ
との重要性を理解できるようになります。なぜなら、我々の
（つまり「あなたの」）先祖が、自立のために立ち上がった
勇気のある人々であったことが分かるからです。
それにより、まずは、自分の先祖に関して自信が持てるよう
になる。自信がなくても、勇気を持って前に進むことの重要
性を理解できるようになります。」
教科書に書かれていない、「日本の本当の歴史」を知るため
にも、ぜひこのメールセミナーを読んでみてください。
１日目 信教の自由の日に関するネット上の文章への反論
２日目 私が考える日本教とは？
３日目 信教の不自由な宗教と信教の自由な宗教
４日目 先の戦争の悲惨な体験を語り継ぐな
５日目 現代の鶴田浩二 ー傷だらけの人生ー
６日目 今までの社会人生活の中で、現在が一番満足度が高い
７日目 顧客満足第二
※必要がなければいつでも配信解除できます。
※迷惑メールを送りつけたりなんてことは当然ありません。
※ご登録いただいたメールアドレスがどこかに流出することなどは一切ありません。責任を持って管理いたしますので、どうぞご安心ください。
⇒登録はこちら（リンク ）