「逆説の日本史24」を読みました | 本当の日本の歴史と、日本人を知って、自信を持つ日本人になるためのブログ

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日本の若者に、我々の先祖は、今を築いた立派な人達であることを理解してもらい、未来を切り開く自信を持ってもらうためのブログです。

閉塞した現代日本社会を打開するためにも、日本人としての自信を取り戻す必要があると考えており、そのための分析も試みています。

 

です。

 

いよいよ、近代国家として日本が立ち上がってくる


言わば、世界の表舞台に躍り出てくる様の記述に突入しました。

憲法(大日本帝国憲法)の成立と、国会開設、

不平等条約の改正

日清戦争

あたりが、話題の中心です。


日本が、近代化できたのは、

「ここに天皇制があったから。」

という分析は、僕も全く同感です。

参考「天皇制という奇跡」

また、僕は、そういう制度面だけではなく、

昭和天皇は、相当の名君であった。

とも、認識しています。

参考「昭和天皇の御命令」


さらに加えて、本書を読んで理解したのは、

明治天皇もまた、昭和天皇と並び立つ名君であった。

ということです。


清の君主 西太后、光緒帝

朝鮮の君主 大院君、高宗、閔妃

と比較すると、その名君ぶりが際立っています。

積極的に断髪を行い西洋風に改め、

近代化を進めるために、積極的に国民を引っ張っていったのも、

明治天皇だそうです。


天皇自身が率先してやっているんだから、

臣民たる我々が従わないわけにはいかないだろう。

そう国民が認識したということです。


自分の既得権益にしがみつき、守旧派となった清および朝鮮の君主

とは、全く違います。


天皇制という制度があったことも重要ですが、

それ以上に、

そこに明治天皇がおられた。

そこに昭和天皇がおられた。

ことが、日本人にとっては、

奇跡的な幸運であった。

と思えます。


あと、僕は、

共産主義は、一種の宗教であった(ある)。

と認識しているんだけど、

参考「共産主義とは何だったのか?」


この部分、井沢さんとも、見解が一致しているようです。

#####
私は儒教も朱子学も共産主義(マルキシズム)も宗教だと考えている。
確かにこれらは無神論という点で共通しており、「神や来世を信じるのが宗教」ならば、その定義に外れていることになる。

しかし宗教を「人間生活の究極的な意味をあきらかにし、かつ人間の問題を究極的に解決しうると信じられた営みや体制を総称する文化現象」ととらえるなら、「神観念や聖性」を伴うことは宗教の絶対必要条件では無い。
#####

だそうです。

その他、本書には朱子学と共産主義の分析を通じ

その類似性を指摘している箇所が、随所にあります。


最後は、あとがきを引用する形で、著者の井沢元彦さんのお願いを伝えたいと思います。

#####
ところで、ここで「逆説の日本史」の愛読者の皆さんにお願いがある。
今年2018年、私は「日本史真髄」を小学館新書から出した。
これは、これまで30年以上にわたる私の日本史研究の成果を一冊の本にまとめたものだ。
だから、愛読者の皆さんには「そんなことは知っている」という感想を抱くかもしれない。
しかし日本にはまだまだ本当の日本史を知らない人が大勢いる。
そうした人々のなかには、「井沢元彦は右翼のトンデモ作家」だと思っている人は決して少なく無い。
とくにそういう人が多いのが地方の「朝日新聞」の愛読者だ。
#####

だそうです。さらに、

#####
お願いというのは、今でも「朝日は日本の良識」と信じ騙され続けている人たちに、いきなり「逆説の日本史」を頭から読めといっても無理だから、この「日本史真髄」を「騙されたと思って読んでみろ」と勧めていただきたいのだ。
私は基本的にこういうところで自分の本の宣伝はしない。
しかし今回は禁を破った。
理由はおわかりいただけると思う。

なにとぞよろしくお願いします。
#####

とのことです。

井沢さんにお願いされたからには、積極的に宣伝したいわけですが、

自分が読んでもいない本を、

人に勧めるのでは、僕のポリシーに反してしまいます。

参考「日本の歴史が持つ奇跡」


ということで、

 

 

も読みました。

次回は、この書評かな?

と考えています。
 



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