まだ5月なのに 31.9℃を記録した昨日💦
上野教会で紹介された神父様が 講演会をなさると聞いて
東京 四ツ谷にあるカトリック教会まで 行ってきました
お題は
『中国における キリスト教の歴史について』
私は台湾が好きなので 大陸の歴史など関係ないと思っていたら 大間違いでした
432年に 景教というキリスト教の一派が異端宣告された後
635年 唐の時代に 長安に根付かせた事から
お話は始まりました
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カトリック系キリスト教は
1200年代 モンゴル帝国から入り
大航海時代が始まると コロンブスがアメリカ大陸を発見した15世紀末に
ポルトガル人が 貿易と共に キリスト教の布教も開始
その頃 マカオに修道院が設立され
ポルトガル人の居住が認められたのが 始まりらしい
その後 中国に宣教は広まっていくものの
明,清 王朝の皇帝により 度々キリスト教は禁止され
宣教師は投獄,追放された
1700年代末以降になると
ヨーロッパ諸国のアジア植民地化が始まり
欧州文化と共に キリスト教が再び到来
1860年 北京条約では キリスト教布教が公認されるも
反キリスト教中国人により 2ヵ月で3万人の殉教者を出す事件となる
辛亥革命後 清朝が崩壊すると
1912年 中華民国が設立され
キリスト教教育が拡大された為
キリスト教への改宗者が急増
1949年 中国国内の内戦により 共産党に大敗した国民党は 台湾へ
同年 中華人民共和国の建国
そしてまた一転し キリスト教は弾圧される
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という経緯でした
中華人民共和国 建国以降
外国宣教師の多くは 台湾に移動し
中国政府の方針を拒否して ヴァチカンの指示に従う教会を 地下教会
中国政府の一部に属する ヴァチカンとの交渉を絶った教会を 愛国教会
と呼ぶのだそうです
台湾に たくさん修道院があるのは
こうした経緯があったのだと 初めて知りました
日本にも かつてあったキリスト教弾圧
今の日本では 教会に行っても
投獄されたり 殉教することもなく
堂々とクリスマスを祝える国で 良かったと思うと共に
中国では今も 政府の監視下にある教会の皆さまが
早く自由に祈れる日が来ることを 願います
2019/05/26(日)の天気予報
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