ワインは素敵な恋の道しるべ -418ページ目

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。


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コルカタの定宿、『ハイアット・リージェンシー・コルカタ』にチェックインしたのは、午前2時近く。


日本時間の朝5時半になる。


ということは、24時間一睡もしていないことになる。


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真っ暗な中に、ハイアットは輝く不夜城のように見える。


周辺の市街地と較べると、高い塀の外と内では別世界のようだ。


何時もの通り、大きなキングベッドが迎えてくれる。


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部屋の設備は機能的で、充分にして無駄が無い。


TVは壁に取り付けられ、空間を広く使えるようになっている。


コンセントは日本のプラグも使え、Wi-Fiのスピードも早い。


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部屋の広さも充分。


白い大理石の向こう側がバスルーム。


エントランスの右側にクローゼットがある。



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そして一番好きなのがこのバスルーム。


とても広く、壁も床も大理石張り。


シンクは一体成型のガラス製。


飛び散った水が自然にシンク内に流れ込むので、シンクの周りが濡れたままにならない。


シンク台の一段下には、ヘアードライヤーや色々な備品が置かれている。


上から透けて見えるので、何が何処にあるのか探さなくても透けて見えるのだ。


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そして一番好きなのがこのバス。


写真では小さく見えるが、大きなバスが二段低くなった場所にある。


欧米のバスはシンクの中しか水を使えないが、ここはシンクの外もシャワースペースになっているので、気兼ねなく湯を浴びることができる。


それがこのバスルームの素晴らしい設計思想なのだ。




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窓の外は、まだ深夜。


中庭の椰子の木が、照明に美しく浮かび上がっている。


シャワーを浴び終えると、日本時間はもう朝。


でも、インドでは午前三時。


それでは、お休みなさい。







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バンコク発コルカタ行のタイ航空便に搭乗する。


時刻はもうすぐ午前零時、日本時間で言えば午前二時。


コルカタには現地時間で零時半に到着するので、日本時間では午前4時になる。


この便に搭乗する時は、ラウンジに7時間もいたのだから、仮眠を取っておけばよかったと何時も思う。


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そして機内では寝て行こうと思うのだが、この食事が出されると深夜にもかかわらず飲み食いしてしまうのだ。


まずはシャンパーニュと前菜を味わう。


パルメール、ブリュット・レゼルヴ、セパージュはシャルドネ50%、ピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ10%。


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飛行時間が短いので、白はスキップして赤ワインを選ぶ。


右側がボルドー、フロンサックのシャトー・ラ・ヴィエイユ・キュール、2007年。


左側がボルドー、オー・メドックのシャトー・ドーリャック、2011年。


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選んだ赤は、シャトー・ラ・ヴィエイユ・キュール。


素晴らしいフルボディである。


赤と共に、メインの牛肉料理を食べてしまう。



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飛行時間は短くても、デザートまでちゃんと出る。


そして、ちゃんと食べてしまう。


う~、こんな深夜にお腹はいっぱい。



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コルカタ空港に到着すると、正面出口は封鎖され、ターミナルの一番端にある出口から出ろと言う。


大きなスーツケースをごろごろと押しながら、長い距離を歩き、やっと外に出たところでホテルの迎えの運転手と合流。


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遠くに見える正面入り口付近には黒山の人だかり。


近付いてみると、消防車まで来ている。


何があったのか、車を停めて見物人に聞いてみた。



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男性が、正面入り口に持ってきた大きなバッグを置いてそのまま立ち去ったとのこと。


爆弾テロの疑いがあると言うので、爆発物処理班が来てバッグの無害化を行っているのだと言う。


運転手に急いでこの場を離れるように指示する。


そこまでわかっていて、この見物人の多さには驚かされる。


翌日のTV番組でも何も報道されていなかったところをみると、結局爆発物ではなかったのだろう。


大変な出迎えを受けた、久し振りのコルカタでした。







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『ロイヤル・オーキッド・スパ』で疲れを癒したあとは、同じくタイ航空の『ロイヤル・オーキッド・ラウンジ』で搭乗までの長い時間を過ごす。


次のコルカタ行の便は、深夜に出発する。


それまでの数時間をどう過ごすかが問題なのだ。


以前はタイに入国し、街に出てタイ古式マッサージやタイ料理を楽しんだものだ。


でも一度交通渋滞で空港に戻るのが遅くなり、乗り遅れそうになってからはおとなしく空港で過ごすことにしている。


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まずはタイのビール、チャンで喉を潤す。


お供はサラダ。


新鮮な数種の野菜に、南国のフルーツを加える。



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飲み過ぎは禁物。


ビールの後は、トニック・ウォーターにライムを絞り込んでちびちびと飲む。




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サラダの次は、チキン・ティッカと春雨サラダ。


ここのラウンジでは時間と共に料理が代わるので、長時間居ても食べ飽きることが無い。


インド料理とタイ料理の組み合わせが面白い。


今からインドに飛ぶことを知っているような料理に微笑む。


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このパイとサンドイッチは常に置かれている。


ミートパイとベジタブルパイでビールを楽しむ。


深夜便に搭乗するので本当は仮眠を取った方が良いのだが、PCでメールやブログをチェックしていると困ったことに眠気は訪れない。


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また新しい料理が出されたので、お腹は空いていないのだがつい手が出てしまう。


ちょっと味見のつもりが、皿にいっぱい盛ってしまった。


でも、これが美味いのだ。


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更にスープ麺が出された。


麺の上にチキンを乗せ、熱々のスープを掛けて手渡してくれる。


今回はタイに入国しないのだが、空港ラウンジでタイ料理を味わうことが出来るのは嬉しい。


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さすがに食べ過ぎ。


最後の2時間はカプチーノだけで過ごすことにする。


さて、そろそろコルカタ行きの便に搭乗です。






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羽田空港を発って約6時間半、バンコクのスワンナプーム国際空港に到着した。


こちらの時間はまだ午後4時ちょっと前だが、日本とは二時間の時差がある。



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次のフライトまでは7時間余りの待ち時間。


以前はバンコク市内に出てタイ古式マッサージを受けていたが、最近は空港内の『ロイヤル・オーキッド・スパ』でのんびりすることにしている。


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スパの中は、空港内とは思えないほど静かでゆとりの空間となっている。


ドアを開けて中に進むと、胡蝶蘭が迎えてくれる。




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和のテイストにも通じる木質系のインテリア。


音楽はクラシックが流れている。


今日の施術を担当する女性に案内され、半個室のブースに入る。


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フット・マッサージもタイ古式マッサージも、この椅子の背もたれを倒して行われる。


前回はフット・マッサージだったので、今回はタイ古式マッサージをお願いする。



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マッサージが終わるとラウンジに移り、ハーブティーを飲む。


長時間のフライトで強張った身体がほぐされ、熱いハーブティーに心も寛ぐ。



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真っ白なテーブルに置かれたカップとソーサーを撮影すると、まるで宙に浮いているかのように見える。


さて、そろそろ『ロイヤル・オーキッド・ラウンジ』に席を替え、PCでメール・チェックをすることにしよう。


『ロイヤル・オーキッド・スパ』での、癒しのひと時でした。






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朝の羽田空港国際線ターミナル、ANAスイート・ラウンジ。


何時もの事だが、搭乗までの時間をのんびりと過ごす。


シャンパーニュは、好きなテタンジェ、


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朝の最初の一皿は、サラダ。


葉物に根菜、海藻、胡瓜、トマト、そしてポテトとキノコのサラダにパスタサラダ。


ドレッシングは和風。


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サラダに続いて、鶏のつくね焼き、ローストビーフ、そしてチーズ。


これでシャンパーニュがどんどん進む。結局4杯を立て続けに飲んでしまう。


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テタンジェに次は、シモネ・フェーヴルのシャブリ、2012年。





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サラダの次には、和のテイスト。


辛口のシャブリは、和食にも良く合うのだ。





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そして〆は、渡り蟹のフェトチーネ、トマトクリームソース。


注文してから麺を茹でるので時間が掛かるが、出来立てをラウンジ・スタッフが席まで届けてくれる。


ここのパスタは最高に美味い。


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のんびり飲んでいる内に搭乗時間が近づいた。


酔い醒ましを兼ねて、カプチーノを味わう。


さて、搭乗時間となった。


では、行ってきます。






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友人からお土産をいただいた。


横須賀のお土産とのことで、ひとつは湘南ゴールド、ナパージュケーキ。

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神奈川県のブランドみかん、湘南ゴールドのマーマレード入りのカステラ。


これは美味しそうだ。


コーヒーを淹れて食べることにしよう。


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もうひとつは、よこすか海軍カレー。


日本のカレーライスの発祥は、横須賀だと言われている。




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旧日本海軍がイギリス海軍のカレーシチューを海軍食に取り入れ、とろみを付けて御飯にかけるようにしたのが始まりなのだそうだ。

よこすか海軍カレーの袋の表に、その由来が書かれている。



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このカレーは、明治41年の海軍割烹術参考書の「カレイライス」レシピを素に、食べやすく復元したものであると書かれている。


今でも海上自衛隊では、毎週金曜日に「カレーの日」を設け、カレーに牛乳、サラダを付けて食べているのだそうだ。


食べるのが楽しみな、お土産のご紹介でした。





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福岡空港から地下鉄、新幹線と乗り継ぎ、小倉に到着。


約束の時間までに、友人と待合せた紺屋町の小料理屋、『小文字』に着いた。


ここは”ふく”料理が美味いのだ。


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お通しは、鯨のベーコンと茶碗蒸し。


鯨が出されるとは、北九州らしい。


久し振りに食べる鯨のベーコンが美味い。



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ふぐ刺しを堪能した後は、唐揚げ。


ここでは小ふぐを丸揚げしたものが出される。


やはりふぐには日本酒が合う。



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生ビールの後には、冷酒を飲む。


まずは上善水如。


淡麗辛口がふぐに良く合う。



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ふぐ鍋が出される。


寒い時期には欠かせない一品。


紅葉おろしをたっぷりと入れて味わう。


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続いて、八海山。


福岡に来たのだから九州の酒を飲まなければとは思う。


でも、ありきたりの選択だが好きな銘柄を頼んでしまう。


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ここはたれが濃いめ。


そこで少しだけたれに漬けて熱いうちにさっと食す。


美味い。



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次に選んだ酒は、銀嶺立山。


いやぁ、九州からは遠い地方の酒ばかりになってしまった。




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そこで大分の西の関を注文。


ふぐ雑炊と共に味わう。


国東の西の関も好きな酒蔵の一つだ。



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〆は、出羽桜。


大昔の事、出羽桜の吟醸酒が金賞を受賞した時に、何とか手に入れて飲んだことを思い出す。


あの時は吟醸香が強く、フルーツ酒のように甘かったが、今は切れがある辛口。


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ふく尽くしの会席なので、ふくで終わっていれば良いのだが、酔うと食欲も出るのが私の悪いところ。


鶏のたたきを注文してしまう。


赤味の残る鶏肉が美味い。


合わせる酒は、朝日山。


今夜も楽しい、小倉の『小文字』の夜でした。






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昼下がりの羽田空港国内線第二ターミナル。


何時もの事だが、搭乗開始20分前に空港に滑り込みで到着。


今日も昼食の時間が無い。


そこで、ANAスイートラウンジで軽く食べることにする。


軽くとは言っても、お供はオーストラリアのヤラ・リッジが造る、アイ・スパイ、シャルドネ、2011年。


酸が活き活きとしたフルーティで果実味のある辛口の白である。


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この時間、ラウンジで食べることが出来るのは、お稲荷さん。


日本を代表するファスト・フードの一つだと思う。


5個を一挙に食べてしまう。


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外を見ると、快晴。


ANAのフライトが次々とターミナルに到着し、また飛び立っていく。


今日のフライトも快適な空の旅となりそうだ。


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時計を見ると、まだ時間はありそうだ。


ゲートが遠いと搭乗開始10分前にはラウンジを出なければならないが、今日は目の前のゲート。


そこで温かいスープを飲むことにする。


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おや、今日はドーナッツもおいてある。


わたしの名前は何でしょう?


もちろんよく知っていますよ。


アメリカ生まれのクリスピー・クリーム・ドーナツです。


あ、いけない、搭乗時間です。


では、ちょっと行ってきます。





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銀座の『ポールボキューズ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。


クレマン・ド・ブルゴーニュ、リュリー、ムーラン・ナ・ヴァンとブルゴーニュを三種類飲んだ後は、ディジェスティフ。


何と今夜は、コニャック。


A. E. ドールのVSシリーズ。


A. E. ドールがコニャックの会社を創業したのは1858年、それ以来素晴らしいコニャックを造り続けている。





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ボトルの裏には、A. E. Dorのサインが描かれている。


それにしても今夜のワインと食後酒の選択は素晴らしい。


でも、彼女はちょっと意見が違うようだ。


何時ものディジェスティフはポルトか貴腐ワインで、ポルトの時はアルコール度数が高すぎると言って私にグラスごとくれている。


ポルトでも飲まないのに、コニャックは論外だと言うのだ。



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琥珀色の液体が、とても美しい。


しかし確かに美味いが、クレマン・ド・ブルゴーニュ、リュリー、ムーラン・ナ・ヴァンをそれぞれ複数杯飲んだ後だけに、コニャックは堪える。


しかも彼女の分も合わせ、二杯を飲むとなると結構効いてくる。








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デセールは、ショコラ尽くし。


コニャックにはショコラが良く合う。


一番右のショコラのアイスクリームには、ブランデーが使われている。


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今夜は本当に良く飲んだ。


〆のコーヒーが一段と美味しく感じられる。





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今夜飲んだワインの空になったボトルがカウンターに並ぶ。


皆さん実に豪快に飲んだものだ。


ちょっとふらつく脚で立ち上がり、彼女と共に帰路に就く。


飲み過ぎてしまったけど、今夜も楽しい『ポールボキューズ銀座』の夜でした。





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銀座の『ポールボキューズ』で彼女と過ごす楽しい夜の続き。


ブルゴーニュのヴーヴ・アンバルが造るクレマンのロゼの次は、同じくブルゴーニュのリュリーの白。


クローディ・ジョバールが造る、モンターニュ・ラ・フォリー、2005年。


リュリーは好きな産地。


クローディ・ジョバールは初めて飲む造り手だが、女性醸造家なのだそうだ。



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色合いはかなり濃い黄金色。


それでいて酸とミネラルを感じる素晴らしいボディ。


樽香も心地よい。


このワイン、ひらまつが直接輸入しているので、ひらまつ以外では飲むことができないとのこと。






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白ワインに合わせた魚料理は、北海道産真鱈のヴァプール、浅蜊と冬キャベツのフリカッセを添えて、エストラゴン風味のソース・ベアルネーズ。


ふわふわの真鱈が美味い。


これはリュリーに合わせて考え抜かれた素晴らしい料理だ。


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そして赤ワインもブルゴーニュ。


ボジョレーの帝王、ジョルジュ・デュブッフが造る、ムーラン・ナ・ヴァン、キュヴェ・プレステージ、2009年。


これまた素晴らしいワインが出された。


ムーラン・ナ・ヴァンはボジョレーの中でも最高の地区であり、更にこのキュヴェ・プレステージはグレート・ヴィンテージである2005年と2009年のみしか生産されていないワインなのだ。





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色合いはとても強い。


デュブッフは数多く手がけるワインの中で、このムーラン・ナ・ヴァンのみを新樽100%で熟成させている。


そのためか複雑なニュアンスを持ち、香りにはバニラやシナモン、ココナッツやスパイスを感じる。


ぶどうは、ガメイ。


今夜の泡、白、赤はブルゴーニュで統一され、一つひとつが素晴らしい選択となっている。



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肉料理は、柔らかい豚スペアリブのブレゼ、香草の薫りをのせて、じゃがいものピュレと赤ワインのコルセ。


赤ワインが強いので、しっかりとした味と香りの料理が良く合う。


銀座の『ポールボキューズ』で彼女と過ごす素敵な夜は、まだ続きます。