1月のこと、彼女と丸の内のブーランジュリー・レストラン、『ポワン・エ・リーニュ丸の内』で過ごす楽しい夜の続き。
ここはパンが美味しく、グラスワインの品揃えが良いので大好きなレストラン。
六杯目のワインを選ぶ。
今までは、白、オレンジ、ロゼを飲んできたが、ここからは赤ワイン。
イタリア、ピエモンテ州、ロエロ村のデマリエが造る、ランゲ・ロッソ、2020年。
色合いは濃いルビー色。
ブラックベリーやカシスの香り、黒ぶどうの凝縮感、ダークチョコレートや樽由来のバニラのニュアンスも。
とてもバランスの良いランゲ・ロッソだ。
セパージュは、ドルチェット 70%、バルベーラ 20%、ネッビオーロ 10%
七杯目のワインは、フランスのミラヴァル、ルージュ、2013年。
12年熟成のボトルとは驚き。
ミラヴァルはプロヴァンスを代表するロゼを産するワイナリーであり、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが結婚に際し、愛の結晶として購入したドメーヌであることでも有名。
そして2012年からは、南ローヌを代表する造り手、ファミーユ・ペランがパートナーとして加わり、ぶどう栽培、ワイン醸造、ワイン販売を行っている。
ブラピとアンジーの離婚が成立し、ミラヴァルの所有権がどうなったか気になっていたが、子供たちの信託財産として管理されることとなっているのだそうだ。
中心に描かれているのは、ミラヴァルの敷地に自生するタイムの花。
カシスやブラックカラントなどの黒果実の香り、そしてバラやハーブ、スパイスのヒント。
ぶどうはシラーが主体で、グルナッシュとサンソーが加えられている。
ミラヴァルを輸入するジェロボームが開催した”プロヴァンスワインの会”に参加し、ミラヴァルのバッジをもらったことがある。
ジェロボームのカール・ロビンソンCEOと彼女と私でテーブルを囲み、楽しいディナーだった。

ミラヴァルのバッジを付けて、カール・ロビンソンCEOと記念撮影。
その時の記事はこちら。
ランゲ・ロッソ(左)とミラヴァル(右)の飲み比べも楽しい。
パンはとうとう四籠目。
左は、ルパ、ロースト小麦胚芽を配合した香ばしいお食事パン。
右上は、クラシックフィナンシェ、焦がしバター、アーモンド、バニラが香るクラシックな味わい。
右下は、ショコラ、カカオバリーチョコを贅沢に加えた究極のチョコパン。
パンを届けてくれた女性スタッフに、「ショコラもフィナンシェも大好きですが、今夜はピヨトルを食べていないのが残念です」と話すと、すぐに4切れも届けてくれた。
こんなサービスが嬉しい。
右が、ピヨトル、クルミと白ぶどうのレーズンを生地に対して200%配合。
ヴィアンドは、岩中豚のソテー、粒マスタードソース。
ほんのりピンクの焼き色が美しい。
岩中豚は岩手県の銘柄豚で、人気のSPF(Specific Pathogen Free)豚。
旨味が凝縮された岩中豚が柔らかくて美味い。
八杯目のワインは、イタリア、アブルッツォ州のトッリ・カンティーネが造る、キルナ、モンテプルチアーノ・ダブルッツォ、2023年。
トッリ・カンティーネの設立は1966年、保有する畑は60ha。
キルナは”ケ・ルーナ=何と美しい月か”に因んだ名前で、ぶどう畑から見る月が美しいという意味が込められている。
エチケットの絵も、ぶどうの樹と星空に浮かぶ月。
色合いは濃い目のガーネット。
カシス、プルーンなどの黒系果実の香り。
モンテプルチアーノ・ダブルッツォらしい濃厚な果実味、コーヒーやシガー、黒い土のニュアンス。
ぶどうはモンテプルチアーノ100%。
アルコール度数は13.5%と強め。
今夜も大好きなパンをいっぱい食べ、美味しいワインをいっぱい飲んで楽しいディナーだった。
私達のテーブルを担当してくれた可愛い女性スタッフが店の前まで出て見送ってくれる。
reinaさんも記事で書かれていたが、「ザ・ペニンシュラ ブティック&カフェ」が閉店してしまった。
「新丸ビル」のお店も結構入れ替わりがある。
あとにはどんな店舗が入るのだろうか。
立ち飲みのビアハウス、『Hopbeat Records』は何時も満員。
外国人客も多い。
何時ものように、一保堂茶舗で普段使いようの茶葉を購入し、帰途に就く。
彼女と過ごす、丸の内の楽しい夜でした。



















