京都旅行 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

2025年6月のこと、大学時代の友人たちと恒例の京都旅行の続き。

三日目は桂離宮、嵯峨野トロッコ列車、大覚寺を巡り、京都の友人宅に戻って小休止。

 

夕食まで一時間半ほど時間があるので、またまた銭湯へ。

昨日、〇十年ぶりに銭湯に入り、三人ともすっかり銭湯がお気に入りになってしまった。

ところが問題発生。

サウナの中で、「今は4時45分だけど、お店の予約は5時30分だったよね」と私。

京都の友人が、「うん、予約は5時30分・・・、違った、5時だった」と大騒ぎ。

 

髪も濡れたままでタクシーに飛び乗り、木屋町通を下る。

右には高瀬川。

ここは九之船入跡。

 

四条通を渡り、於石橋の袂で車を降りて、橋を渡る。

 

初日は高瀬川源流庭苑を見学したので、高瀬川の理解が深まっている。

ここを物資を積んだ高瀬舟が往来したころは、橋はもっと高い位置に架けられていたのだそうだ。

 

今夜の夕食のお店、『喜幸(きいこ)』に5分遅れで到着。

濡れたざんばら髪の三人を見て女将さんが驚く。

店に入る前に、中を覗き込んでいる訪日外国人に声を掛ける。

店内に客が一人もいないのでここにしようと思ったようなので、「残念だけど、ここは予約で満席で入れないよ。人気店なので三ヶ月前には予約を取らないと駄目なんだ」と教え、女将さんの手間を省く。

 

店内は撮影禁止なので、昨年5月に女将さんの許可をもらって一枚だけ撮影した画像を貼り付け。

この日に食べたのは以下の通り。

枝豆豆腐

生湯葉 温餡かけ

鱧天麩羅

ぐじ頭焼き(ぐじは甘鯛)

おちこいも(里芋の周囲に付いた小さな芋で、落ちこぼれの意味)

蛸 やわらか煮

天然鮎 塩焼き(女将さんが鴨川で投網で獲った鮎)

飲んだのは以下の通り。

サッポロ黒ラベル

伏見の松本酒造が醸す、桃の滴 特別純米酒

伏見の東山酒造が醸す、坤滴 しぼりたて生原酒

伏見の松本酒造が醸す、桃の滴 しぼりたて生原酒

和らぎ水は、伏見の黄桜酒造の仕込み水。

 

貴重なぐじの頭焼きは三人で三つを食べてしまったので、あとから来た常連さんが頼むと女将さんは「済みません。今日は終わっちゃいました」と受け答え。

女将さんに「ぐじ、いっぱい食べちゃってごめんなさい」と謝って店を出る。

 

お店について詳しく説明している前回の訪問記事はこちら。

 

 

『喜幸』の料理は美味しく、今夜も楽しい夕食となった。

高瀬川を渡り、木屋町通に出る。

 

四条大橋を渡り、祇園へ。

 

花見小路から祇園の歌舞練場前を抜け、更に先に歩を進める。

 

祇園の街には訪日外国人の姿はない。

 

向かったのは、この小路。

 

ここは石塀小路。

 

暗い石畳の道を進む。

 

到着したのは、京都の友人が常連のバー。

 

『Tinto』は片岡仁左衛門さん所縁のお店。

店の内装をデザインしたのは、石原裕次郎さん。

ここには京都に来るたびに私も顔を出している。

 

友人がキープしているボトルは、シーバス・リーガルの12年。

このボトル、ただモノではない。

 

ボトルの左側を見ると、十五代仁左衛門のサイン。

 

ボトルの右側を見ると、(初代)孝太郎(仁左衛門の長男)のサイン。

 

女将さんと歌舞伎の話でおおいに盛り上がり楽しい時間を過ごすと、夜も更けお暇する。

 

今回の旅でも最後の夜に『Tinto』を訪問することが出来、友人に感謝。

 

車に乗ると、帰途に就く。

明るく輝くのは八坂神社。

友人達と過ごす、楽しい京都の旅は続きます。