高知旅行 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

5月のこと、友人たちと過ごす楽しい高知旅行の続き。

メンバーは、高知のかずみさんご夫妻、そしてしづちゃん、mayuさん、KSさん、私。

 

酔鯨酒造・土佐蔵を出て向かったのは、中土佐町の「久礼大正町市場」。

 

久礼は、漫画「土佐の一本釣り」で有名な町。

この町を有名にしたのは、漫画家の青柳裕介さん。

大漁旗に描かれているのは漫画の主人公、純平。

 

ランチを予定していた『田中鮮魚店』が30~40分待ちとのことなので、かずみさんご夫妻が順番待ちをしてくれ、その間に残り四人は激しい雨の中、車で西岡酒造へ。

 

しづちゃんと私はここに来るのは三度目。

2019年、最初に訪れたときには蔵を見学させてもらっている。

今回は酒蔵見学はできないので、母屋の見学と試飲をさせていただくことにしている。

 

2019年の蔵見学の記事はこちら。

 

 

西岡酒造は天明元年(1781年)創業の老舗。

 

建屋内には歴史を感じさせる品物が展示されている。

 

そしてここにあるのは、青柳裕介さんの原画。

西岡酒造の銘柄名は、全国で買える久礼と、主に高知で流通している純平の二つ。

この純平は、青柳裕介さんの漫画、「土佐の一本釣り」の主人公の名前。

 

久礼の前掛けも売られている。

KSさんは酔鯨に続き、ここでも前掛けを購入。

 

この冷蔵庫に入っている酒を自由に試飲することが出来る。

 

先ずは蔵元限定販売の酒、純平 純米吟醸 あらばしり 生酒。

使用米は高知県産吟の夢、精米歩合は50%。

日本酒度は+5だが、キレキレの辛口。

 

久礼 キリン柄ジラフ 特別純米 生酒。

これは特約店限定商品。

もう一種類ヒョウ柄があり、そちらはあらばしり。

そしてこのキリン柄は中取りとセメ。

使用米は愛媛県産松山三井、精米歩合は60%。

アルコール度数は18%と高い。

 

久礼 純米 あらばしり 生酒。

使用米は愛媛県産松山三井、精米歩合は60%。

この酒も久礼らしい淡麗辛口。

鰹のたたきに良く合う酒だ。

 

ここでしか買えない、純平 純米吟醸 あらばしり 生酒を購入。

 

かずみさんから「あと10分くらい」とのメッセージをもらい、「久礼大正市場」に戻る。

この写真は二年前にここを訪問した時の撮影。

二年前は晴れていたが、今日は大雨で外で撮影は無理。

 

今日のランチのお店は、『田中鮮魚店』。

 

ここのシステムは、まず鮮魚店で食べたい魚を購入し、番号札を受け取る。

 

そして向かいの食堂の入り口にある紙に、札の番号と人数を書き込んで順番を待つ。

私たちが到着すると、程なく名前が呼ばれ、入店。

 

人気店だけあり、店内の壁には有名人の色紙がずらりと並ぶ。

 

前回、しづちゃんと二人でここに来た時は、3番と書かれた突き当りのテーブルだった。

客が増えたので隣の家屋を買い取り、左奥に見えている通路から入った奥の広い部屋でも食事が出来るようになっている。

 

テーブルに着くと、お向かいで買った魚が皿に盛られて出てくる。

 

鰹の刺身とたたき。

とても美味しいのであっという間に食べ尽くし、かずみさんが向かいの鮮魚店で買い増ししてくれた。

買い増し分は撮影忘れ。

 

釜茹でシラスも最高に美味い。

 

ご飯とみそ汁と小鉢が付いてくる。

 

小鉢の中身は、”THEタナカのツマミ”。

前回来た時はこの数倍の量が出されたが、今回は随分少ない。

 

ご飯にシラスを乗せ、塩を振ったたたきと共に食べる。

これは美味い。

 

刺身は生にんにくとわさびと共に醤油で。

これも美味。

 

昼食を済ませると、次の目的地に移動。

雨は一層激しくなっている。

友人達と過ごす楽しい高知の旅は続きます。

 

かずみさんの記事はこちら。