5月のある休日、ちぃさんと『オリエンタル・テーブル AMA』でランチを済ませると、次の目的地に向かう。
今日はピアニストの河野真有美さんが主宰される、オペラ歌手とのジョイントコンサート、”Fantastico~素晴らしき音楽、素晴らしき歌声~”。
早稲田通りを穴八幡宮に向かって進む。
ここで早稲田通りを左折し、諏訪通りに。
早稲田大学戸山キャンパス前を右折し、早稲田奉仕園会館の中道を抜ける。
中庭にはスコットホール。
今日はここで結婚式が執り行われている。
スコットホールの由来をふむふむ。
中庭を通り抜け、AVACOビルに入る。
1階にあるのが今日のコンサート会場、トーキョー・コンサーツ・ラボ。
時間となったので、チケットを提示し、入場。
チケットは、事前に河野真有美さんから購入しておいた。
私たちの席は、最前列。
左右のブロックに分かれているので、ピアノを弾く河野真有美さんが良く見えるように、左ブロックの一番中央寄りの席を選んだ。
ピアノはスタインウェイ&サンズ。
大屋根の支え棒のデザインやペダルボックスを見ると、ハンブルク製だ。
やはりクラシック音楽用にはニューヨーク製よりハンブルク製が好まれている。
開演前にはほぼ満席となった。
今日は、河野真有美さんの伴奏で、オペラ歌手4人の共演。
《1部 歌曲の世界》は、四人の歌手の独唱。
各人の歌唱力の素晴らしさに聞き惚れる。
《2部 オペラの世界》は、各人が歌劇の役を演じ、まるでオペラの舞台を観劇しているような迫力。
目の前、僅か2~3mで演じられるので、表情や息遣いまで観て感じることができる。
公演が終わり、ほっと一息。
ジュゼッペ・ヴェルディのイル・トロヴァトーレは中世スペインの騎士道や恋愛を描いた物語。
ピエトロ・マスカーニのカヴァレリア・ルスティカーナはシチリアが舞台の「田舎の騎士道」という決闘の物語。
ジャコモ・プッチーニのトスカは画家と歌手のトスカの悲恋の物語。
こうして並べてみると、全てイタリア・オペラだ。
出演者を左から右へ順番にご紹介(敬称は略させていただきます)。
バリトンの上田誠司。
メゾソプラノの飯島由利江。
ソプラノの奈良原繭里。
テノールの上本訓久。
上本さんはトスカで処刑されるカラヴァドッシを演じていたので、ラフな格好のまま。
そしてピアニストの河野真有美さんと三人で記念撮影。
出演者の皆さんに素晴らしいコンサートのお礼を述べ、挨拶を交わし、コンサートホールを出る。
ちぃさんと過ごす、休日の楽しい午後は続きます。
河野真有美さんの記事はこちらです。