6月のこと、現役時代の同僚達と久し振りの会食。
会場は目黒の和食店、『赤まんま』。
メンバーが集まり、生ビールで乾杯。
この会は男性ばかり10人の会。
私の先輩が3人、後輩が6人。
ここのビールは、ヱビス。
やはり美味い。
お通しは生ワカメの酢の物。
枝豆。
生ビールの良きお供。
生ビールを飲み干すと、日本酒を選ぶ。
外国人のお姉さんが日本酒を注いでくれる。
長野県松本市の大信州酒造が醸す、大信州 いち引き 超辛口 純米吟醸 生。
受け皿にもたっぷりこぼしてくれる。
うすにごりの生酒は美味い。
使用米は長野県産ひとごこち、精米歩合は麹米が49%、掛米が59%。
ゴボウの素揚げ。
明朝のお通じが良くなりそうだ。
ハムカツ。
日本酒を飲むときにも、こんな揚げ物があると悪酔い防止になるので嬉しい。
ハムカツを初めて食べたのは、ちぃさんと茶目子さんに連れて行ってもらった、御徒町の『カドクラ』でのこと。
居酒屋にはほとんど行ったことがなかったので、ハムカツなる食べ物があることを知らなかった。
その時の記事はこちら。
二種類目の酒は、山形県鶴岡市の亀の井酒造が醸す、スーパーくどき上手 純米大吟醸 改良信交 生詰。
使用米は山形県産改良信交、精米歩合は驚きの30%。
豊かな米の旨み、まろやかさを持ちながら、引き締まったボディと長い余韻。
普通のくどき上手も美味いが、スーパーと付くだけあり、この酒は格別。
ポテサラ。
大振りに切られたポテトが美味い。
アスパラガスの鱧巻き揚げ。
豚肉巻きかと思ったら、何と鱧だった。
鶏むね肉の照り焼き。
結構肉類が多いので、しっかりお腹にたまる。
三種類目の酒を注いでもらう。
岩手県盛岡市の赤武酒造が醸す、赤武 翡翠。
アルコール度数を13%と低く抑えた、フルーティーな夏酒。
使用米は非公開、精米歩合は50%。
ゴーヤチャンプルー。
四種類目の酒は、福島県河沼郡会津坂下町の廣木酒造本店が醸す、飛露喜 特別純米。
特別純米となっているが、香りは甘い吟醸香。
米の旨みを感じさせる、豊潤な酒だ。
使用米は麹米が山田錦、掛米が五百万石、精米歩合は麹米が50%、掛米が55%。
10人も居るとなかなか全員と話せないので、時々席を代わって話し相手を変える。
こうなると自分の取り皿や箸がどれなのかわからなくなってしまう。
酒はとうとう五種類目。
飛露喜と同じく、福島県河沼郡会津坂下町の廣木酒造本店が醸す、泉川 純米吟醸。
泉川は主として福島県内で流通する、飛露喜の販売開始前からのブランド。
この酒も飛露喜に劣ることなく旨い。
使用米は会津産五百万石、精米歩合は55%。
開店時間と同時に宴会を始めたので最初は空席が目立っていた。
でも二時間後には完全に満席。
後輩の一人のお薦めだけあり、やはりここは人気店。
適度に酔いが回り、再会を約して店を出る。
最後にお店の前で記念撮影。
図々しくも中央にポジショニング。
カジュアルな集まりだが、多くのメンバーが子会社の社長等を務めた優秀なビジネスマン。
皆さん、髪が白くなるか額が広くなるかしているが、マスキングの下には弾ける笑顔。
現役時代の同僚達との久し振りの楽しい会食でした。