御徒町の『吉池食堂』で茶目子さんと軽くお腹を満たした後は、待ち合わせ場所に向かい、ちぃさん、ピエールロゼさんと合流。
本会の場所は決まっているが、その前にどこでアペロをするかは茶目子さんとちぃさんにお任せ。
お二人はこの街に慣れた様子でどんどん先に進み、ピエールロゼさんと私は後について歩く。
御徒町に来るのは20年ぶりのような気がする。
久し振りに来ると、飲食店が出来ているのに驚く。
しかも、韓国料理やトルコ料理のお店があるのには違和感がある。
フランクフルトの伝統的なお店が並んでいた小径、アルトシュトラッセにベトナム料理やトルコ料理のお店が軒を連ねていたのを観たときと同じ感覚だ。
お二人が案内してくれたお店は、『カドクラ』。
まだ午後四時にもなっていないが、もうお店は満席。
何とか奥に小さなテーブルを確保し、無事入店。
ここは立ち飲みのお店なので、回転も早いようだ。
一番驚いたのは、女性だけで飲んでいる人達が多いこと。
カウンターの前にも、女性の二人連れが何組か並ぶ。
何を飲もうかと考えていると、目の前にはホッピーの提灯。
そこで私はホッピーの白を注文。
ピエールロゼさんはホッピーの黒。
四人で、「今夜はよろしくお願いします」の乾杯。
茶目子さんはレモンサワー、ちぃさんは生ビール。
ホッピーの白と黒では確かに色が違う。
牛スジ煮込み。
人生初のハムカツ。
お店ごとにハムカツは特徴があるのだそうで、ハムカツのハシゴも楽しそうだ。
ソースをさっとひとかけ。
ここのハムカツの特徴は、厚切りハムではなく、薄切りを数枚重ねて作られているところ。
ミルフィーユハムカツというのだそうだ。
初めて食べるハムカツはなかなか美味い。
二杯目で再び乾杯。
ピエールロゼさんと私は”なか”をもらって二杯目を作った。
ホッピーを少しずつ交換したので、私のグラスも色が濃くなっている。
ニラ玉。
ニラ入り玉子焼きという感じ。
サクッと飲み食いすると、本会の時間となったので移動することにする。
直ぐ近くには『大山』があるが、こちらはテーブル待ちの長い列ができている。
再び混雑する街に繰り出す。
場所柄、クリスマスの飾りもクリスマスツリーではなくクリスマスパンダ。
友人達と過ごす御徒町の楽しい夜は続きます。