丸の内のフレンチ、ブリーズ・オブ・トウキョウで誕生日のお祝いのあとは、日比谷で日本酒、三ぶん | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

2月のこと、丸の内のフレンチ、『ブリーズ・オブ・トウキョウ』で、ちぃさんの誕生日のお祝いをした後は、有楽町、銀座を散策。

 

「丸ビル」の一階に下りると、マルキューブには長い列。

新しく出来た『ザ・フロント・ルーム』への入店を待つ行列だ。

 

東京フォーラムを抜け、有楽町に向かう。

 

向かったのは、宇治にある人気のベーカリー、「たま木亭」のクニャーネの専門店、「クニャーネの店」。

 

2021年11月に出来たお店だが、今も長い行列の人気店。

私達の前に20人余りが並んでいたが、回転が早いので数分並んだだけで買うことが出来た。

 

次に向かったのは、銀座一丁目の沖縄県のアンテナショップ、「銀座わしたショップ本店」。

ところが、2月1日に移転していたので、有楽町に逆戻り。

 

「東京交通会館」に来ると、驚きの張り紙。

人気で何時も満員だった『大阪百貨店』が閉店していた。

 

まずは「銀座わしたショップ本店」でお買い物。

店が狭くなり、イートインスペースも無くなっている。

 

続いては、「北海道どさんこプラザ」でお買い物。

 

お買物を済ませて向かったのは、「東京ミッドタウン日比谷」。

 

そして何時もの『三ぶん』。

 

館内は多くの人で賑わっていたので満員ではと思ったが、幸いなことに先客は4人だけですんなりと入店。

 

今日の全国うまいものめぐりは、埼玉県。

でも、埼玉の酒は売り切れ。

 

今日は売り切れが多いようだ。

 

フレンチのフルコールを食べてきているのでお腹はいっぱいだが、酒のアテも少し頼むことにする。

 

ここではまず最初にお粥が出される。

日本酒を飲む前に、少しお腹に入れて下さいとの配慮。

 

選んだ酒は、高知県香美市のアリサワが造る、純米 糀(はな)おしろい。

 

アリサワの蔵には一度訪問したことがあり、有澤社長兼杜氏ともお話しすることができた。

 

その時の記事はこちら。

 

 

どぶろく風のもろみ酒は米の旨みをストレートに味わうことができて美味い。

使用米は高知県産コシヒカリ、精米歩合は65%。

 

新ゴボウのサツマ揚げ。

 

ふわふわで熱々のサツマ揚げが美味い。

 

埼玉の酒は品切れだが、料理は埼玉メニューから一品選ぶ。

深谷ネギと蛸のヌタ。

この蛸、驚くほど柔らかく旨みが強い。

 

二杯目の酒は、千葉県君津市の藤平酒造が醸す、福祝 燗酒純米。

福祝を飲むのは初めて。

燗酒純米だが、冷酒でいただく。

使用米は北海道産彗星、精米歩合は麹米が55%、掛米が60%。

 

島根県益田市の桑原酒場が醸す、扶桑鶴 純米酒 高津川。

熟成酒でかなり色が濃い。

使用米は、島根県産五百万石が21%、島根県産きぬむすめが79%。

麹米が五百万石で掛米がきぬむすめということだと思う。

精米歩合は70%、酵母は協会7号。

 

色合いの通り、扶桑鶴はかなりの熟成感。

二人で飲み比べたが、ちぃさんは扶桑鶴は苦手とのことで、私が飲むことに。

サクッと日本酒を二杯飲むと、店をあとにする。

 

アトリウムでは、この日もストリートピアノの演奏。

今日のピアノは真っ白。

演奏があまりにも素晴らしく、しばし足を止めて聞き入ってしまう。

ピエノの後ろに出来ている列は、演奏の順番待ち。

 

どの人もプロフェッショナルな演奏技術。

そんな人達が列を作って順番を待っていることは新鮮な驚き。

 

しばらくピアノ演奏に耳を傾けたあと、地階に下り、帰途に就く。

 

「日比谷アーケード」には、「RINGO」。

ここに来ると、ショーコさんが居ないか覗き込んでしまう。

今日は珍しく行列ができていない。

ちぃさんのお誕生日のお祝いををすることができた、丸の内、有楽町、日比谷での楽しい午後でした。

 

翌日のデザートは、ちぃさんに買ってもらったクニャーネ。

ジムでトレーニングで汗を流した後は、甘いものが美味しい。

 

くるくると巻いたパイ生地の中には、たっぷりのカスタードクリーム。

運動をした後に最適なスイーツだ。

次回有楽町に行く時は、何本か買うことにしよう。