3月上~中旬のウォーキング。
空には不思議な形状の雲。
左右の羽を広げた鳳凰、それとも水浴びをした八咫烏。
ソメイヨシノの直前に満開になるのは、レンギョウ(連翹)。
モクセイ科レンギョウ属の落葉低木で、原産地は中国。
ソメイヨシノと同じく葉が出る前に開花するので、黄色い花がとても良く目立つ。
花言葉は、”希望”、”かなえられた希望”、”豊かな希望”、”集中力”、”情け深い”、”とまどい”、”期待”。
ボケ(木瓜)が満開となった。
バラ科ボケ属の落葉低木で、原産地は中国。
日本で見るボケの花は、圧倒的に赤が多い。
次に多い花が、白に淡いピンクの複色。
ボケには200を超える品種があるそうで、これらの花の品種は知らない。
オレンジの大輪のボケを見付けた。
これは世界一という品種だろうか、それとも開花時期が少し遅いので、大朱宝という種類かもしれない。
ボケの花言葉は、”先駆者”、”指導者”、”熱情”、”平凡”、”退屈”、”妖精の輝き”、”魅惑的な恋”など。
オトメツバキ(乙女椿)の花は盛りを少し過ぎてしまった。
ツバキ科ツバキ属の常緑低木で、日本、朝鮮半島、中国原産。
学名は、”Camellia japonica f. otome”。
淡いピンクの完璧な千重咲きで、とても美しい。
花言葉は、”控えめな愛”、”控えめな美”。
ミモザの花が満開となった。
この樹の正式な名称はフサアカシア。
オーストラリア原産の、マメ科アカシア属の常緑高木。
フサアカシアとギンヨウアカシアを総称して、ミモザと呼ばれている。
3月8日は”国際女性デー”だが、イタリアでは”Festa della Donna=女性の日”、別名”ミモザの日”で、女性にミモザの花を贈る日となっている。
そしてフランス、コート・ダジュールでは、マンドリュー・ラ・ナプルという街で毎年2月に開催されているミモザ祭りが有名。
山車飾りや投げ合いに、地元で栽培された12tものミモザの花が使われるとのこと。
コロナによる中断で三年ぶりとなった2023年は、2月8日~12日に開催されている。
(写真はRisvelのH.P.からお借りしました。)
フサアカシア単独の花言葉は無いが、ミモザの花言葉は、”秘密の恋”、”密かな愛”、”エレガンス”、”神秘”、”友情”、”感謝”など。
ベランダのマツバボタン(松葉牡丹)の花が咲き始めた。
スベリヒユ科スベリヒユ属(ポーチュラカ属)の常緑多年草で、原産地はブラジル、アルゼンチン。
非耐寒性なので、日本では一年草扱いとなっている。
でも我が家のマツバボタンは冬の寒さに耐え、枯れることも無く春を迎えた。
本来は花がもっと大きく開くのだが、この日は薄雲リだったのであまり開いていない。
花色は、赤、オレンジ、ピンク、黄、白、複色。
花言葉は、”無邪気”、”可憐”。
今日のベランダ菜園の収穫は、スナップエンドウが5本。
もうすぐ収穫を迎える実が4本で、これで終了。
これで一株だけ植えたスナップエンドウの総収穫量は最後の4本を加え、93本となった。
今夜はイタリアの気軽なワインを開栓。
ヴェネト州のヴェローナに本拠地を置くカンティーネ・パスクアが造る、パスクア、マルヴァジア、プーリア、2021年。
マルヴァジアはアドリア海沿岸で栽培されているぶどう品種。
コロナ前に旅したクロアチアのドゥブロヴニクでもマルヴァジアを飲んだことを思い出した。
その時の記事はこちら。
カンティーネ・パスクアは家族経営としてはイタリアで有数の規模を誇るワイナリー。
高級ワインからデイリーワインまで幅広いラインナップを持ち、これはそのデイリーワイン。
淡いモスグリーン。
熟した黄桃やトロピカルフルーツの香り。
フレッシュな果実味を持ち、酸やミネラルはマイルド。
あと味に軽い苦みを持つ、爽快な辛口。
アルコール度数は11.5%と軽め。
食中酒としてどんな料理にも合わせやすいワインだ。
イタリアの気軽な白を楽しんだ、今夜のお家ワインでした。