クリスマスにはシャンパーニュ、エリックス バイ エリック・トロション、丸の内 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

今日からは天気が回復し、いよいよ暑いシーズンの始まり。

でも私のブログは、まだクリスマスシーズンの記事が続きます。

12月下旬のこと、ちぃさんと東京駅で待ち合わせ。

 

向かったのは、「新丸ビル」。

 

夕方早い時間なので、一階のロビーに人の姿は少ない。

 

今夜のお店は、フレンチの『エリックス バイ エリック・トロション』。

フランス国家最優秀職人賞(M.O.F.)受賞に輝くエリック・トロション氏の東京店。

大好きなお店で、今年(2022年)7回目の訪問。

 

ここに来ると、入り口の生花を撮影してしまう。

 

壁の”エリックス”のロゴマークの上には、コート・ドールのグラン・クリュ街道の地図。

コロナ前に、この道を車で走ったことを思い出させてくれる。

 

窓の外には、東京駅丸の内駅舎。

背景の高層ビルとの対比が幻想的だ。

 

私達の席は、何時ものカウンター。

今夜は、地区支配人の中島さんと店長の大塚さんが迎えてくれた。

 

今夜はシャンパーニュ・ディナー。

そして今夜抜栓するシャンパーニュはこの二本。

 

まずはロゼから飲むことにする。

今夜は店長の大塚さんが私達のサーヴを担当してくれる。

 

シャスネ・ダルス、ブリュット、ロゼ。

 

シャンパーニュ南部、コート・デ・バールに1856年に設立されたコーポラティブ・マニピュラン(C.M.)で、傘下に130の生産者と325haの畑を持つ。

 

ラズベリー、ストロベリーなどの赤系果実の香り。

綺麗な果実味と酸、そしてミネラル感も心地よく、後味には蜂蜜や炒ったナッツのニュアンス。

セパージュは、ピノ・ノワール65%、シャルドネ35%、ドサージュは9g/ℓ。

 

ちぃさんと、今夜もいっぱい飲みましょうの乾杯。

 

ワイングラスは、ドイツ、バイエルン地方のシュピゲラウ。

飲み口が薄く軽量で、食洗器で洗うことができる強度がある。

 

アミューズは、クリームチーズのタルト。

 

クリームチーズにはカラスミパウダーが練り込まれている。

クリームチーズの上には、金柑のスライスとカラスミのスライス。

 

カウンター席の目の前に明かりがあるので写真が逆光となり、ワインの色がわからない。

でも、これはこれで素敵な画像だ。

シャンパーニュグラスの底に切り込みがあるので、泡がセンターから綺麗に立ち昇っている。

 

バゲットが届く。

お代わり自由だが、料理の品数が多いのでパンの食べ過ぎ要注意。

ちぃさんと過ごす、丸の内のフレンチ、『エリックス バイ エリック・トロション』での素敵な夜は続きます。