博多の友人を訪ねて、食べ歩き飲み歩き、ラ・フラマン・ローズ アムリタ、警固、博多 3 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

博多の友人を訪ねての楽しい食べ歩き飲み歩きの続き。

メンバーは、博多の遊歩さん、そして、しづちゃんと私。

 

『水たき 長野』を出て車で向かったのは、警固。

そこのビルの地階に佇むレストラン。

 

ビルの一階に、小さく『ル・フラマン・ローズ アムリタ』と書かれている以外、看板等の標識は無い。

知っていないと来れないお店だ。

 

私がここに来るのは、確か6回目。

その内4回は遊歩さんとご一緒している。

お店がここに移転してからは2回目の訪問で、前回遊歩さんとここに来たのは2015年12月なので、もう7年も前のこと。

 

シャンパーニュで乾杯。

このメンバーが揃ったら、シャンパーニュ無しでは話しが始まらない。

 

オーナーの牛島さんが出してくれたシャンパーニュは、アンリオ・ブリュット・スーヴェラン。

牛島さんと出会えたのは、アメブロのお陰。

そして遊歩さんと初めてお会いしたのも、移転前のこのお店。

 

”至高”と言う名の、オランダ王室、オーストリア・ハンガリー帝国皇室御用達のシャンパーニュ。

このシャンパーニュを飲むと、自分にも気品が備わるような気がする。

 

シャンパーニュのお供は、イチジクとチーズ。

 

遊歩さんと一緒に飲むのであれば、シャンパーニュの次はブルピノ。

牛島さんに、お勧めをお願いする。

 

この二本から遊歩さんが選んだのは、ドメーヌ・マルシャン・フレール、モレ・サン・ドニ、ヴィエイユ・ヴィーニュ、2018年。

モレ・サン・ドニと聞くと、コロナ前にモレ・サン・ドニのドメーヌ・クヘイジを訪問した時のことを思い出す。

 

その時の記事はこちら。

 

 

 

マルシャン・フレールはモレ・サン・ドニで1813年から7代続く歴史あるドメーヌ。

近年評価が高くなっており、価格も上がっている。

 

左にしづちゃん、右に遊歩さん、そして目の前には素晴らしいブルピノ。

至福の夜。

 

フランボワーズ、ブラックベリー、カシスなどの豊かな香り。

しっかりとしたタンニン、そのあとからじわりと顔を出す果実味。

活き活きとした酸味がボディを引き締め、ヴィエイユ・ヴィーニュらしい複雑なストラクチャー。

こんな薄旨系のブルピノが好きだ。

栽培はリュット・レゾネ、樹齢は約50年、熟成は1~3年使用のピエスで13ヶ月。

 

牛島さん(左)とも色々お話しが出来、とても楽しかった。

「また来ます」と挨拶し、店をあとにする。

ここにはまた来なければと思う。

遊歩さん、しづちゃんと過ごす楽しい博多の夜は続きます。