10月上旬のウォーキング。
曇った空にぐるぐると渦を巻いて下降する一本の雲。
ネジやコルクスクリューのように見えるこの雲は、巻雲(けんうん)の一種だと思う。
秋になり高層の空気の流れが速くなるとできる雲だ。
ホトトギスが満開となっている。
ユリ科ホトトギス属の多年草で、日本原産。
花色は、白、紫、ピンク、黄があるが、街で観るのはほとんどがこの紫の花。
花言葉は、”永遠にあなたのもの”、”秘めた意志”。
アガパンサスを小振りにしたような、初めて見る薄紫の花を見付けた。
調べてみると、これはネギ科ツルバキア属のツルバキア・ビオラセア。
半常緑性の多年草で、原産地は南アフリカ。
花言葉は、”小さな背信”、”残り香”、”落ち着きある魅力”。
シュウメイギク(秋明菊)が満開となっている。
キンポウゲ科イチリンソウ属(アネモネ属)の多年草で、原産地は中国、台湾。
キクの名前が付いているが、キクではなくアネモネの仲間。
花に見えるのは咢片で、花弁は退化している。
花色は、白とピンク。
こちらはピンクのシュウメイギク。
花言葉は、”薄れゆく愛”、”淡い思い”。
セイタカアワダチソウは空き地があれば必ずと言ってよいほど生えている植物。
キク科アキノキリンソウ属の多年草で、北アメリカ原産の帰化植物。
アレロパシーを有し、日本の侵略的外来種ワースト100に指定されている。
一時期ブタクサと混同され花粉症の原因の一つと言われたが、セイタカアワダチソウは風媒花ではなく虫媒花で、花粉は重く飛散しない。
花言葉は、”元気”、”生命力”。
この美しい花は、皇帝ダリアハイブリット・ガッツァリア。
皇帝ダリアと園芸種ダリアの交配種で、皇帝ダリアよりも花期が長く、背丈も1~1.5mと低いので花を観賞しやすい。
(皇帝ダリアの背丈は3~4mもある。)
この花は、ガッツァリア・ダブルピンク。
ガッツァリアの花言葉は無い。
皇帝ダリアの花言葉は、”乙女の真心”、”乙女の純潔”。
皇帝ダリアが乙女とは、随分背の高い乙女だ。
2月初旬のベランダのスナップエンドウの収穫。
二つ目が食べごろになるまで待っていたら、一つ目は10cmを超えてしまった。
それでも柔らかくて美味しかった。
悲しいことに、今後しばらくは収穫が見込めなくなった。
鳥が何羽か来襲し、スナップエンドウの葉っぱを全て食べてしまったのだ。
ネットが無かったので、代わりに柵で囲い、アルミホイルを短冊状に切り、柵にいっぱいぶら下げて鳥除けにした。
スナップエンドウの早い回復を祈りたい。
今夜は土佐酒を飲むことにする。
高知県高岡郡中土佐町の西岡酒造が醸す、久礼 純米吟醸。
西岡酒造は、2019年7月に訪問した思い出の蔵。
蔵の詳しい説明は、訪問記事をご参照下さい。
その時の訪問記事はこちら。
蔵がある中土佐町は”土佐の一本釣り”で有名な場所。
久礼は鰹料理に良く合う、ギンギンに辛口の酒。
この酒は、能作の錫の酒器で飲むことにする。
吟醸酒だけありふくよかな米の旨みと香りを持つが、日本酒度+5以上に辛口に感じる。
切れの良い美味い酒だ。
仕込み水は四万十川の伏流水。
使用米は高知県産の吟の夢、精米歩合は50%。
高知の美味い酒を楽しんだ、今夜のお家日本酒でした。