友人達と楽しく六本木、ハードロックカフェ六本木 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

3月中旬のこと。

久し振りに友人達と六本木で会食することにした。

六本木駅で待ち合わせたのは、きゅーちゃん、ちぃさん、ピエールロゼさん、そして私。

 

ちぃさんと私は上野の東京都美術館で”ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展”を鑑賞してからの、六本木への移動。

 

絵画展鑑賞記事はこちら。

 

 

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六本木に来ると何時も撮影する、六本木通りと外苑東通りの交差点にある”ROPPONGI”の標示。

 

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四人で芋洗坂を下り、予約しているお店に向かう。

 

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今日の遅いランチ、または早いディナーのお店は、『ハードロックカフェ六本木』。

私が好きなお店に皆さんをお誘いしたのだ。

ここはロンドン発祥の『ハードロックカフェ』の世界4号店(日本1号店)で、1983年7月の開業。

右横には壁をよじ登るキングコングが居たが、2012年5月20日の店舗改装時に撤去されてしまった。

 

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前回来た時はヴァレンタインデーの前だったので、ハートのバルーンが、その前は年末だったので美しいイルミネーションが輝いていた。

ここではザ・ローリング・ストーンズがプライヴェート・パーティーを開催したり、ボン・ジョヴィがシークレット・ライヴを行うなど、ロック界では伝説的な場所。

 

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お店に入ると、驚いたことに先客は一組のみ。

前回来た時もほぼ同じ時間帯だったが、その時は多くの客で賑わっていたのに、今日は不思議。

 

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ここはアペロや二次会で訪れることが多いので、バーも時々利用している。

コロナ前はここでラグビー・ワールドカップの日本vsサモア戦を、ちぃさんとみんみんさんと一緒に観戦したことを思い出す。

あの時は居合わせたアメリカ人やイギリス人もみんな日本を応援してくれた。

 

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私達のテーブルは、店の一番奥のソファー席。

まずはビールで乾杯。

きゅーちゃんはキリン一番搾り、ちぃさんとピエールロゼさんはドラフトギネス、私はサミュエル・アダムス・ボストン・ラガー。

 

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ボストンに行けば、どのお店でもサミュエル・アダムスを飲んでいたことを思い出す。

好きなビールだ。

 

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クラシックナチョス。

これは熱い内に食べないと、チーズが固まってしまう。

 

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コーンチップスにランチビーンズとチーズソースを乗せてオーブンで焼き、ピコデガロ、ハラペーニョ、レッドオニオンピクルス、グリーンオニオン、サワークリームがトッピングされている。

 

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ビールによく合って美味い。

 

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お酒を飲むときには水は欠かせない。

 

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オニオンリングはみんな大好き。

ソースは、自家製BBQソースとランチドレッシング。

 

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サクッと揚げられた食感が素晴らしい。

 

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『ハードロックカフェ』はロンドン発祥なので、フィッシュ&チップスは外せない。

 

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学生時代、ロンドン大学のサマースクールに参加した時は貧乏学生だったので、朝と夜はドミトリーの食堂で食べ、ランチは街角のスタンドで新聞紙で包んだフィッシュ&チップスを買って食べていた。

当時は一番安い食べ物だったのだ。

 

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フィッシュ&チップスにはモルトヴィネガー。

 

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ビールを飲み干すと、赤ワインを抜栓。

 

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赤ワインで再び乾杯。

 

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選んだワインは、カリフォルニア、セントラル・コースト(モントレー)のサイクルズ・グラディエーター、ピノ・ノワール、2018年。

好きな銘柄だが、最近は見ることが無くなっていた。

この羽の生えた自転車とニンフ(妖精)の絵は、ベル・エポックにパリに生まれた自転車メーカーのポスターで、G.マシアの作品。

詳しくは以前記事にしているので、興味のある方はこちらをご参照ください。

 

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レッドチェリーやラズベリーの赤系果実の香り。

雑味の無い綺麗な果実味、柔らかなタンニンと酸。

バランスの良いミディアム・ボディだ。

友人達と過ごす、楽しい六本木の午後は続きます。