2月末のこと、前回訪問してとても楽しかったフレンチを再び訪問することに。
大手町でちぃさんと待ち合わせ、二人で向かったのは『グラン・メゾン オレノ』。
前回訪問後しばらくランチ営業のみとなっていたが、ようやくディナーも再開となった。
前回の訪問記事はこちら。
メトロ直結で地下道から東京サンケイビルに入ると、まず目に飛び込むのは「俺のベーカリー」。
”俺の罪悪パン”を買いたかったが、昨年末で販売終了とのこと。
お隣はワインショップ。
隣の『グラン・メゾン オレノ』でオン・リストされているワインが揃っている。
レストラン利用だと10%割引で購入することができる。
開店時間と同時に、『グラン・メゾン オレノ』に入店。
ダイニングは、アッパーフロアーとローワーフロアーに分かれている。
私達が案内されたのは、アッパーフロアーのボックスシート。
予約時にこの席を確保しておいた。
壁にずらりと並ぶ絵は、ベルナール・ビュフェ。
このテーブルはステージに面しているので、ピアノ演奏を観ながら食事を楽しむことが出来る。
テーブルに着くと、今夜は何を飲むか、ワインリストを見ながら二人で相談。
テーブル上にリップスティックのようなものが二本置かれている。
何かと思ったら、アルコール消毒液のスプレーだった。
ザヴィエ・ルイ・ヴィトンのシャンパーニュ、トラディション、ブリュット。
前回はザヴィエ・ルイ・ヴィトンのブジー、グラン・クリュを飲んだが、シニアソムリエの白井さんによると、今は品切れとのこと。
ルイ・ヴィトンの五代目がモンターニュ・ド・ランスで造る、高品質のシャンパーニュ。
黒いミュズレもお洒落だ。
ちぃさんと乾杯。
勢いのある泡立ち。
グレープフルーツ、ライチ、洋ナシの香り。
豊かな果実味と活き活きとした酸、後味にはブリオッシュやトーストのニュアンスを持ち、余韻は長い。
セパージュは、ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%。
シャンパーニュのお供は、トリュフパイの実。
初めて来た時は、駄菓子が出されたのかと驚いた。
この遊び心が好きだ。
黒トリュフの香りが素晴らしく、シャンパーニュによく合う。
ここでは料理にテーマが設けられている。
~歓喜~ オマール海老のコンソメ ”トマトのムース カクテル仕立て”
オマール海老のコンソメジュレの上には生ウニ。
グラスの底には、トマトのムース。
生ウニ、オマール海老、トマトと、次々と味が変わる面白さ。
パンも届く。
これは、「俺のベーカリー」で販売されている”香”。
ちぃさんと過ごす、『グラン・メゾン オレノ』での素敵な夜は続きます。