ウォーキングとデンマークカクタスの花、そして今夜のお家ワイン、ヘクラ、モナストレル、スペイン | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

 11月初旬のウォーキング。

 

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空に浮かぶ雲を観ると、最初に思いついたのは日本地図。

でも中国・四国・九州地方が水没してしまっているので却下。

次に思い浮かんだのはタツノオトシゴ。

尻尾はちょっと違うが、頭と胸の感じはよく似ている。

 

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デンマークカクタスの花が開花した。

写真ではわかりにくいが、左右の幅は1m近くもあり、実際に見るとかなりの存在感。

この大きなデンマークカクタスは、約二年前に小さな萎れた葉を一枚拾ったことから始まった。

 

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D.I.Y.の駐車場に落ちていた葉っぱを可哀そうに思い、持ち帰って挿し芽をした。

すると二週間ほどで根付き、小さな芽を出した。

この一枚の葉っぱが二年弱でここまで成長したのだ。

 

挿し芽をした時の記事はこちら。

 

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花が咲く前は枝はもっと上を向いていたが、花が重いのでどんどん垂れ下がってきてしまった。

花の数は約130輪。

 

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一つの花は、長さが7cm、幅が6cm。

キングレッドという種類だ。

デンマークカクタスはサボテン科スクルンベルゲラ属の多年草で、原産地はブラジル。

別名はクリスマスカクタス、シャコバサボテン。

 

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あの小さな一枚の葉からこんなに立派に育ち、部屋を明るく飾り立ててくれることに感謝。

でもあまりに大きくなり過ぎたので、来年の春には株分けをしなければと思っている。

花言葉は、”ひとときの美”、”美しい眺め”、”つむじまがり”、”もつれやすい恋”。

 

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オオベンケイソウも花盛り。

ベンケイソウ科ムラサキベンケイソウ属の多年草で、原産地は東アジア。

多肉植物なので乾燥気味に育てるのがポイント。

 

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露地栽培では冬は地上部は枯れる宿根草だが、鉢植えだと部屋に取り込むと緑を保つことが出来る。

花言葉は、”静寂”、”静穏”、”穏やか”、”信じて従う”、”優しい心”、”機転がきく”。

 

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スイートアリッサムの花も咲き始めた。

とても香りが良く、部屋に置いておくと一日中芳香に浸ることが出来る。

アリッサムはアブラナ科ニワナズナ属(ロブラリア属)の多年草で、原産地は地中海北岸から西アジア。

 

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この株は昨年の秋に購入したもの。

高温多湿に弱く、日本では夏越し出来ないので一年草として扱われている。

夏越し出来ないと聞くと、何とか夏越しさせてみようと思う天邪鬼。

そして夏越しに成功し、今年もこんなに花を咲かせてくれた。

 

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でも失敗したのは切り戻しをしなかったこと。

夏に何度も枯れかけたので、切り戻しのタイミングを逸してしまった。

来年は株分けをし、もう少し綺麗に育てたいと思う。

花言葉は、”優美”、”美しさに優る価値”。

 

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この他にも、ベビーサンローズも花数こそ少なくなったが、まだ咲いている。

 

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そしてポーチュラカの花も。

一日花だが毎日のように開花し、この日は5輪が開いた。

現在のベランダガーデニングのご紹介でした。

 

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寒くなってきたので、重い赤を飲みたくなった。

抜栓したのは、スペイン、ムルシア州、イエクラのボデガス・カスターニョが造る、ヘクラ、モナストレル、2018年。

 

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イエクラがD.O.に認定されたのは1975年。

長い間無名の産地だったが、近年モナストレルを用いた力強い赤ワインが評価され、注目の産地となっている。

 

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モナストレルの特徴は、その力強さとアルコール度数の高さ。

このヘクラも14.5%もある。

 

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濃厚なガーネット。

プラムやカシスの黒果実の香り。

 

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液温が低い間は強いタンニンが前面にでていたが、温度が上がるにつれて熟した黒果実の凝縮感が現れ、程よい酸、硬質なミネラルとの綺麗なバランスを形作る。

スパイシーな余韻は長く、骨太でありながら親しみやすいフルボディ―だ。

スペインのちょっと珍しい産地の濃厚な赤を楽しんだ、今夜のお家ワインでした。