5月中旬のウォーキング。
雲はあるが陽射しもあり、気持ちの好いウォーキング。
雲を眺めていると、七面鳥の群れが走ってきているように見えてきた。
美しい薔薇の花が咲いている。
これはモーツァルトという品種。
ドイツで作られた品種で、一重の花がぎっしりと咲く蔓性の薔薇。
薔薇には花色毎に花言葉がある。
ピンクの薔薇は、”しとやか”、”上品”、”感銘”。
変わった赤紫の花を見付けた。
調べてみると、これはアゲラタム、和名はカッコウアザミ。
キク科カッコウアザミ属(アゲラタム属)の非耐寒性多年草(日本では一年草)で、原産地は熱帯アメリカ。
花色は、青、ピンク、白がある。
モコモコフワフワの可愛い花だ。
花言葉は、”信頼”、”安楽”。
ナデシコに似た綺麗な花は、アグロステンマ、和名はムギセンノウ(麦仙翁)。
地中海から西アジア原産の、ナデシコ科ムギセンノウ属の一年草。
これはギタゴというピンクの品種。
他にも赤紫のパープルクイーン、白のオーシャンパール、淡いピンクの桜貝などの品種がある。
見た目によらず頑強な植物で、こぼれ種でも良く育つ。
花言葉は、”育ちの良さ”、”気持ちがなびく”、”自然を好む”、”小国の王”。
白い可愛い花は、セリ科オルレア属のオルレア・ホワイトレース。
ヨーロッパ原産の多年草だが、暑さに弱いため暖かい地域では一年草。
花言葉は、”可憐な心”、”ほのかな想い”、”細やかな愛情”。
花のイメージに相応しい花言葉だ。
知っている人は知っている、コンフリー、和名はヒレハリソウ(鰭玻璃草)。
ムラサキ科ヒレハリソウ属の多年草で、ヨーロッパ、西アジア原産。
ビタミン、たんぱく質を多く含み、薬用・健康食品として人気となり多く栽培されたが、厚生労働省は2004年に肝障害を起こす恐れがあるとして販売を禁止した。
こうして見ることが出来るのは、栽培が取りやめとなった後、野生化したもの。
花言葉は、”努力”。
この変った花は、キンポウゲ科クロタネソウ属のニゲラ、和名はクロタネソウ。
地中海沿岸・西アジア原産の一年草。
花の後にはバルーン状の実ができ、ドライフラワーとして人気がある。
実の中には、クロタネソウの名の由来の真っ黒の種。
花言葉は、”当惑”、”困惑”、”深い愛”、”不屈の精神”、”夢の中の恋”、”ひそかな喜び”、”夢の中で会いましょう”。
今回も花々に癒された楽しいウォーキングでした。
今夜は富山の酒を飲むことに。
富山県黒部市の銀盤酒造が醸す、銀盤 純米大吟醸。
銀盤酒造は今はジャパン・フード&リカー・アライアンスの傘下となっている。
一昨年富山に旅した時、富山市から黒部渓谷に行く途中、富山地方鉄道の車窓から見た銀盤酒造。
コロナ前の一昨年は旅に行くことが出来た。
6月にウイーンとドゥブロヴニク、7月に高知、9月に富山、11月に沖縄に行ったことを懐かしく思い出す。
銀盤酒造の横を走り抜けた時の記事はこちらから。
使用米は富山県産富の香で、精米歩合は50%。
山田錦は冷涼な富山では栽培に向かない。
そこで山田錦に相当する酒造好適米として開発されたのが、富の香。
山田錦を母とし、雄山錦を父として生まれた。
香は控えめで、吟醸香はほとんど感じない。
使用酵母は不明。
口に含むと、最初からガツンと来る辛口。
あまり温度を下げて飲まない方が良いようで、ぬる燗で飲んでも美味しそうだ。
富山への旅を思い出す銀盤を楽しんだ、今夜のお家日本酒でした。