ウォーキングと初夏の花、そして今夜のお家日本酒、銀盤 純米大吟醸 富の香、富山県 | ワインは素敵な恋の道しるべ

ワインは素敵な恋の道しるべ

白ワインは天使の如く貴方の心を解き放ち、赤ワインの真紅のグラスの底には悪魔が潜む。そして貴方は天使の如く大胆に、悪魔の如く繊細に、新たな恋の道を歩み始める。

5月中旬のウォーキング。

 

IMG_20210520_084201.jpg

雲はあるが陽射しもあり、気持ちの好いウォーキング。

雲を眺めていると、七面鳥の群れが走ってきているように見えてきた。

 

IMG_20210520_080209.jpg

美しい薔薇の花が咲いている。

これはモーツァルトという品種。

 

IMG_20210520_080223.jpg

ドイツで作られた品種で、一重の花がぎっしりと咲く蔓性の薔薇。

薔薇には花色毎に花言葉がある。

ピンクの薔薇は、”しとやか”、”上品”、”感銘”。

 

IMG_20210520_145444.jpg

変わった赤紫の花を見付けた。

調べてみると、これはアゲラタム、和名はカッコウアザミ。

キク科カッコウアザミ属(アゲラタム属)の非耐寒性多年草(日本では一年草)で、原産地は熱帯アメリカ。

花色は、青、ピンク、白がある。

 

IMG_20210520_145500.jpg

モコモコフワフワの可愛い花だ。

花言葉は、”信頼”、”安楽”。

 

IMG_20210520_162653.jpg

ナデシコに似た綺麗な花は、アグロステンマ、和名はムギセンノウ(麦仙翁)。

地中海から西アジア原産の、ナデシコ科ムギセンノウ属の一年草。

これはギタゴというピンクの品種。

他にも赤紫のパープルクイーン、白のオーシャンパール、淡いピンクの桜貝などの品種がある。

 

IMG_20210520_162713.jpg

見た目によらず頑強な植物で、こぼれ種でも良く育つ。

花言葉は、”育ちの良さ”、”気持ちがなびく”、”自然を好む”、”小国の王”。

 

IMG_20210520_173808.jpg

白い可愛い花は、セリ科オルレア属のオルレア・ホワイトレース。

ヨーロッパ原産の多年草だが、暑さに弱いため暖かい地域では一年草。

 

IMG_20210520_165506.jpg

花言葉は、”可憐な心”、”ほのかな想い”、”細やかな愛情”。

花のイメージに相応しい花言葉だ。

 

IMG_20210524_164155.jpg

知っている人は知っている、コンフリー、和名はヒレハリソウ(鰭玻璃草)。

ムラサキ科ヒレハリソウ属の多年草で、ヨーロッパ、西アジア原産。

 

IMG_20210524_164211.jpg

ビタミン、たんぱく質を多く含み、薬用・健康食品として人気となり多く栽培されたが、厚生労働省は2004年に肝障害を起こす恐れがあるとして販売を禁止した。

 

IMG_20210524_164223.jpg

こうして見ることが出来るのは、栽培が取りやめとなった後、野生化したもの。

花言葉は、”努力”。

 

IMG_20210524_165701.jpg

この変った花は、キンポウゲ科クロタネソウ属のニゲラ、和名はクロタネソウ。

地中海沿岸・西アジア原産の一年草。

 

ガクが散り、バルーン状に膨らんだニゲラの実はドライフラワーとしても楽しめます。

花の後にはバルーン状の実ができ、ドライフラワーとして人気がある。

 

切り花やガーデニングで一般的に知られているニゲラ(クロタネソウ)。  ハーブとしてカレーのスパイスに使用されるニゲラは、姿は良く似ていますが園芸で使われているニゲラとは別の「ニオイクロタネソウ」という種類です。  花びらのようなガクが散った後にバルーン状に膨らんだ果実の中から黒い種を収穫し種子がスパイスになり「ブラッククミン」と呼ばれています。  ハーブとしての呼び名は他にもあり、ローマンコリアンダー、ブラックキャラウェイ、オニオンシードなどと呼ばれます。種子はスパイシーでフルーティーな風味で、中東諸国ではお菓子やパンの香りづけに使われているようです。刺激が強い為、使用の量には加減が必要です。  ハーブとしてのニゲラ(ニオイクロタネソウ)の栽培は古代エジプト3,300年まで遡ります。  ブラックシードのオイルはツタンカーメンの埋葬室でも発見されたと言われていて、その歴史の深さと貴重なスパイスや薬用として現在まで大切にされてきた事が伺えます。  日本に入って来たのは、大正初期に渡来し、当初は野菜として栽培されていました。

実の中には、クロタネソウの名の由来の真っ黒の種。

 

IMG_20210524_165715.jpg

花言葉は、”当惑”、”困惑”、”深い愛”、”不屈の精神”、”夢の中の恋”、”ひそかな喜び”、”夢の中で会いましょう”。

今回も花々に癒された楽しいウォーキングでした。

 

IMG_20210601_191140.jpg

今夜は富山の酒を飲むことに。

富山県黒部市の銀盤酒造が醸す、銀盤 純米大吟醸。

銀盤酒造は今はジャパン・フード&リカー・アライアンスの傘下となっている。

 

IMG_20210601_200139.jpg

一昨年富山に旅した時、富山市から黒部渓谷に行く途中、富山地方鉄道の車窓から見た銀盤酒造。

コロナ前の一昨年は旅に行くことが出来た。

6月にウイーンとドゥブロヴニク、7月に高知、9月に富山、11月に沖縄に行ったことを懐かしく思い出す。

 

銀盤酒造の横を走り抜けた時の記事はこちらから。

 

IMG_20210601_191153.jpg

使用米は富山県産富の香で、精米歩合は50%。

 

IMG_20210601_191219.jpg

山田錦は冷涼な富山では栽培に向かない。

そこで山田錦に相当する酒造好適米として開発されたのが、富の香。

山田錦を母とし、雄山錦を父として生まれた。

 

IMG_20210601_191232.jpg

香は控えめで、吟醸香はほとんど感じない。

使用酵母は不明。

口に含むと、最初からガツンと来る辛口。

あまり温度を下げて飲まない方が良いようで、ぬる燗で飲んでも美味しそうだ。

富山への旅を思い出す銀盤を楽しんだ、今夜のお家日本酒でした。