11月上旬のウォーキング。
何だか不思議な雰囲気の雲。
両方の羽を広げた痩せた鶏に見えるが、何の映画に出てきた鶏か思い出せない。
ギャーと鳴くあのびっくりチキンのおもちゃにも見えるが、実物には羽は付いていない。
黄色い大きな花がいっぱい咲いた植物を見付けた。
これはエンジェルストランペット。
ナス科キダチチョウセンアサガオ属の多年草で、原産地は熱帯アメリカ。
直径10数センチもある大きな花が鈴生りに咲くのは見応えがある。
花色は黄色の他に、白、ピンク、オレンジがある。
開花期が長く良い香りがするが、チョウセンアサガオの一種なので全ての部分に強い毒性があり、要注意。
花言葉は、”愛嬌”、”愛敬”、そして美しい花だが毒性があることから、”偽りの魅力”、”あなたを酔わせる”。
秋も深まり、ツワブキの花が咲き始めた。
キク科ツワブキ属の常緑多年草で、原産地は日本、中国東部・南部、台湾。
これは基本色の黄色の花だが、今は白やオレンジもあり、また斑入りの葉もあり、観賞価値が高い。
葉柄は食用にもなる。
花言葉は、”謙譲”、”謙遜”、”愛よ甦れ”、”先を見通す能力”、”困難に負けない”。
黄色ついでに、最近のポーチュラカの花のご紹介。
スベリヒユ科スベリヒユ属(ポーチュラカ属)の多年草だが、耐寒性が無く日本の戸外では冬越し出来ない。
夏に小さな芽を二本差したところ順調に成長し、暖かい部屋に取り込んでいるので次々と花を咲かせている。
黄色にオレンジが入った花も美しい。
でも一日花なので、朝に咲き、夜には咲き終わってしまう。
ポーチュラカの花言葉は、”いつも元気”。
まさにその通りの花だ。
ポーチュラカはほとんど実を付けない。
でもこの株には時々実が生る。
この緑の蓋のようなものの中に、黒い種が数個入っていることがあるのだ。
その種を土の上に落したところ、小さな芽が四つ生えてきた。
今は日中なので双葉が開いているが、夜になると葉が閉じるのが面白い。
真ん中の緑の塊は、デンマークカクタスの葉が一枚落ちたので、取り敢えずここに挿したもの。
黄色い話題をもう一つ。
11月になっても暖かい気温のせいか、枯れたと思っていたミニトマトに花が咲き、実が生ったのだ。
まずは三個を収穫。
ミニトマトは二株を植えていたが、9月末には収穫を終え、一株は枯れて廃棄した。
もう一株にはまだ緑の葉が残っていたので、ベランダの隅に置いて廃棄待ちとなっていた。
その株に再び実が生ったのだ。
三日後には四個を収穫。
そして更に三日後に四個を収穫。
夏の実とは違って糖度は低いが、美味しく食べることが出来た。
今年の暖かい秋に感謝の収穫でした。
暖かい秋に感謝と言えば、鷹の爪。
ベランダ菜園の二株の鷹の爪からまたまた実を収穫。
今回は85本。
もう成長は止まっているので、実は小振り。
今までの収穫が1,139本だったので、これで1,224本となった。
酒販店の日本酒コーナーを見ていて、高清水を見付けた。
この酒を見るとnaonaoさんと楓さんを思い出し、ボトルに手が伸びてしまう。
秋田県秋田市の秋田酒類製造が醸す、高清水 純米大吟醸。
白ワイン用のグラスを使おうか、それとも能作の錫のぐい呑みにしようかと考えたが、別のグラスを思い出し、使ってみた。
ご存知の方は何のグラスかおわかりになると思うが、これは「塩尻ワイナリーフェスタ」の試飲グラス。
毎年色が変わり、これは2017年のグラス。
コロナのため、2020年、2021年は中止となってしまった。
来年は実施されることを祈りたい。
最新の2019年の記事はこちら。
グラスに注ぐとふわりと甘い吟醸香が漂う。
この香りが好きだ。
口に含むと、ファーストアタックは芳醇なコメの旨み、その後はキリリと引き締まった辛口。
使用米は秋田酒こまち、精米歩合は45%。
酵母は秋田酵母No.15。
カプロン酸エチル系の、メロンのような華やかな吟香を生み出す酵母。
まさに秋田県産に拘った酒だ。
秋田の美味い酒を楽しんだ、今夜のお家日本酒でした。