日曜日、東京のソメイヨシノの満開予想の一日前。
生憎の雨。
この日はミッドタウンガーデンの桜並木を見渡すことが出来るレストランでのランチを予約しておいた。
テラス席は利用できないが、レストランの室内から満開直前の桜を鑑賞することができた。
このランチの話しはまた別途。
翌日は雨こそ止んでいるが、今にも泣き出しそうな曇り空。
ウォーキングついでに遠出をし、郊外の桜並木を観に行った。
桜は七分咲き。
そう言えば、桜の花言葉を調べたことが無かった。
”精神美”、”優美な女性”、”純潔”なのだそうだ。
これから一週間が見頃だろう。
そして二日後の同じ桜並木。
満開になっている。
離れて観ると花は白っぽいが、近寄るとほんのりピンクで美しい。
緊急事態宣言が解除されたとはいえ、桜の下で花見酒を飲むことはできない。
不自由な生活の中でも、季節は着実に刻まれている。
一本だけ大島桜の樹があった。
既に満開を通り越し、葉が芽を出している。
サフランさんによると、大島桜の花芯は最初は緑で、だんだんピンクに変わるのだそうだ。
大島桜のぽってりとした花も好きだ。
ピンクが濃い、桜にそっくりな花を見付けた。
今がまさに満開。
これは桃の花。
桃も桜に負けないくらい美しい。
花言葉は、”チャーミング”、”気立ての良さ”、”私はあなたのとりこ”、”天下無敵”。
そして真っすぐに上に伸びる枝にもピンクの花が満開。
これも良く見ると、桃の花。
ここにも満開のピンクの花。
こちらは花桃。
桃の節句、3月3日の誕生花だ。
花桃は、桃を花の観賞用に改良した品種。
花桃の花言葉は、”恋のとりこ”、”よい気立て”、”あなたに夢中”と、桃の花言葉に近似している。
白と赤の花が咲く美しい樹を見付けた。
これは、源平咲の花桃。
桜と桃に癒される、最近のウォーキングです。
今夜は、素敵な方にいただいた日本酒を飲むことにする。
愛知県名古屋市の萬乗醸造が醸す、醸し人九平次 ラ・メゾン 山田錦。
昨年秋に「九平次マリアージュの会」に参加し、15代目久野九平治氏とお話しもしたので、醸し人九平次には思い入れがある。
マリアージュの会の記事はこちら。
萬乗醸造は兵庫県の黒田庄で自ら山田錦を栽培している。
その山田錦を100%用いて醸された酒だ。
まず驚いたのは、微発泡の生酒かと思うようなフレッシュ感。
そして米の旨みが続き、クリアーな酸味と辛みに収斂していく。
とても美しい酒だ。
醸し人九平次には酒の種類の表記が無い。
山田錦を50%まで磨き込んだ酒であり、純米大吟醸に相当する酒だ。
上質の醸し人九平次を楽しんだ、今夜のお家日本酒でした。