先週のウォーキングで、満開の藤の花を見付けた。
藤の花と言えば、開花時期は4月下旬から5月上旬。
亀戸天神の今年の藤祭りは、4月17日から5月5日。
それが4月上旬でこの満開。
今年はどの花も開花が早く、驚かされる。
藤の花言葉は、”優しさ”、”歓迎”、”決して離れない”、”恋に酔う”、”忠実”。
ここからは3月中旬のウォーキング。
新緑が青空に映える快晴の日。
この雲は、目をぎょろりと開いた、口髭と顎髭のある男性の顔に見える。
暖かいので、10kmも歩くと汗びっしょり。
生け垣仕立てにされたレンギョウ(連翹)が満開となっている。
江戸時代は桜と共に花見をしていたとのことで、吉原の桜の根元にはレンギョウが植えられていたそうだ。
韓国ではケナリ(レンギョウ)は春を代表する花で、ソウルでは街のいたるところが黄色に染まる。
韓国ではケナリは刈り込まないので、長く伸びた枝いっぱいに咲く黄色い花は見応えがある。
これは別のレンギョウの樹。
2m位の高さで刈り込まれているが、その後に伸びた枝は3mに達し、多くの花を咲かせている。
レンギョウは中国原産の落葉低木で、花言葉は、”希望”、”期待”、”豊かな希望”、”かなえられた希望”。
なかなか良い花言葉だ。
ミモザの花が満開になっている。
今年はミモザの日にミモザを買いそびれてしまったので、こうして観ることが出来て嬉しい。
イタリアでは国際女性デーの3月8日がミモザの日と呼ばれ、ミモザを贈り合う習慣がある。
3月8日が国際女性デーに定められたのは、1917年のロシアの二月革命でこの日に女性が選挙権を獲得したことに由来する。
ミモザで有名なのは、南仏のミモザ街道。
プロヴァンス地方の南端の村、ボルム・レ・ミモザからコート・ダジュールの香水で有名な街、グラースまでの地中海沿いの130kmがミモザ街道。
ミモザ街道にある街、マンドゥリュー・ラ・ナプルで8日間にわたって開催されるのが、ミモザ祭り。
今年は2月17日~24日に開催された。
黄色の次は、ピンクの美しい花が咲いた樹を見付けた。
フトモモ科のギョリュウバイ(御柳梅)。
この樹の英語名は、Manuka。
そう、あのニュージーランドの有名なマヌカハニーはギョリュウバイの蜜で作られているのだ。
オーストラリア・ニュージーランド原産の常緑低木で、花色はこのピンクの他に白、赤がある。
花には一重咲きと八重咲があり、これは八重咲。
ここにミツバチの巣箱を置くと、マヌカハニーがとれるのでは、と思ってしまう。
丸く刈り込まれたギョリュウバイも見付けた。
これは一重咲き。
花言葉は、”蜜月”、”華やいだ生活”、”素朴な強さ”、”濃厚な愛”。
この花言葉を見ると、ギョリュウバイを植えたくなる。
今回も春の花々に癒されたウォーキングでした。
今夜はまたまたオーストラリア応援のオーストラリアワイン。
まとめ買いしたイエローテイルの4本目、ソーヴィニヨン・ブラン。
今年はオーストラリアワインにとっては特別な年。
2015年1月15日に発効した日豪経済連携協定(日豪EPA)で定められたとおり、7年後の2021年4月1日からオーストラリアワインの日本への輸入関税が廃止され、ゼロになったのだ。
2015年1月15日にオーストラリア大使館で開催された、”新年会兼日豪EPA発効祝賀会”に参加したので、特別な想いがある。
その時の記事はこちら。
関税撤廃を記念して、3月16日~6月30日の間、イエローテイルまたはピーター・レーマンを買って応募すると、オージービーフの葡萄牛が2ポンド当たるキャンペーンが実施されている。
ソーヴィニヨン・ブランのエチケットをよく見ると、不思議なことにヴィンテージが記載されていない。
これはシャルドネのボトルだが、ピノ・ノワールにもシラーズにも同じ場所にヴィンテージが入っていた。
以前ピノ・ノワールの記事でも書いたが、このクラスのワインでピノ・ノワールとソーヴィニヨン・ブランを買うのは危険。
どちらも好きなぶどうなので、それだけに私のストライク・ゾーンは狭い。
そのため、外れの可能性が高いのだ。
それに較べ、シラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シャルドネには安心感がある。
色合いは淡いモスグリーン。
グレープフルーツ、ライチの香り。
口に含むと青っぽさのある甘い果実味。
爽やかな飲み口だが、酸とミネラルが少なく、余韻も短い。
やはり酸が効いていないソーヴィニヨン・ブランは苦手だ。
どうしても辛口の評価となってしまうが、何時も飲んでいるロワールのソーヴィニヨン・ブランに較べれば1/5~10、ニュージーランドのに較べても1/3~7の価格なので、それを考慮すれば充分に美味いデイリーワインと言って良い。
オーストラリア応援ワインを楽しんだ、今夜のお家ワインでした。